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感想・レビュー・書評
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高校時代の模試に
何故かこの作品の一部が出てきて
それですごく気になって
大人になってから手に取った。
当時少女小説ばかり読んでた私にとっては
「ええっ…」と思うようなかんじだったけど
嫌いじゃなかった。
部分、部分で、なんだか妙に泣けた。
今、また改めて読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大正のはじめ、東京青山の「帝国脳病院」(精神科)を舞台に、創設者の楡基一郎が健在の時代が第一部。
基一郎の死から太平洋戦争に突入するまでが第二部。
戦中の混乱から戦後までが第三部となっている。
この作品は作者の実際の家族がモデルになっている。作者は基一郎の娘龍子の次男、周二として出てくる。
作者の名前には聞き覚えがあったのですが、この度お亡くなりになられて、改めてこちらの本を読もうと思いました。
図書館で借りたので(全集の方です)もう返却しなければならないのですが
そうでないならもう少し時間をかけてゆっくり読みたかったです。
途中、歴史の流れが書かれているところの表記が読みにくく、その部分だけ飛ばし読みになってしまったのが残念。
再読希望。