大いなる眠り (1959年) (創元推理文庫)

  • 1959年8月14日発売
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  • 歯に衣を着せたしゃべり方、酒を飲んだ直後に自動車運転、拳銃はぶっ放し、悪党との取り引きも上々。頭も回るし人も殺すよ、……って、ハードボイルドだからだった。うん、格好いいのかもしれない。

  • フィリップ・マーロウ、落ち着いていて、ユーモアを忘れない、ハードボイルドの主人公のイメージ通り。ところで、なんでシルバー・ウィグは助けてくれたのかな。

著者プロフィール

Raymond Chandler
1888年シカゴ生まれの小説家・脚本家。
12歳で英国に渡り帰化。24歳で米国に戻る。作品は多彩なスラングが特徴の一つであるが、彼自身はアメリカン・イングリッシュを外国語のように学んだ、スラングなどを作品に使う場合慎重に吟味なければならなかった、と語っている。なお、米国籍に戻ったのは本作『ザ・ロング・グッドバイ』を発表した後のこと。
1933年にパルプ・マガジン『ブラック・マスク』に「脅迫者は撃たない」を寄稿して作家デビュー。1939年には長編『大いなる眠り』を発表し、私立探偵フィリップ・マーロウを生み出す。翌年には『さらば愛しき女よ』、1942年に『高い窓』、1943年に『湖中の女』、1949年に『かわいい女』、そして、1953年に『ザ・ロング・グッドバイ』を発表する。1958 年刊行の『プレイバック』を含め、長編は全て日本で翻訳されている。1959年、死去。

「2024年 『プレイバック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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