嫉妬 (1959年)

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  • 家族ぐるみで交流している二組の夫婦。

    街への用事で、それぞれの夫と妻を置いて自動車へ向かった二人。
    新しいはずの車が故障して、一晩帰ってこなかった。

    同じシーンが少しずつ視点を変えて綴られて繰り返し登場する。、時間をさかのぼったり、進んだり、ぐるぐると空白の一晩を前後する。

  • かつて最初の屋根の描写の時点で、今の自分には読めないと思ったのだけれども、7年越しにようやく読了

  • 随分前に読んだ。繰り返されるフレーズに足元が揺れるような、クラクラめまいがするような、そんな感じがしたような気がする。

  • 偉大な作品すぎて、何とも言えません。ですが是非読んでみることを強くおすすめします。

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著者プロフィール

Alain Robbe-Grillet(1922-2008)
フランスのブレストに生まれる。国立経済研究所に勤めたのち、バナナなどの熱帯果実を研究する農業技師としてフランス領植民地を転々とするが、熱帯病で帰国の船上で執筆した『消しゴム』により、作家としてデビュー。ジョルジュ・バタイユやロラン・バルトらの積極的な支持を受けながら、創作活動と並行して評論集『新しい小説のために』を発表し、ヌーヴォー・ロマンの旗手として活躍。代表作は、他に『嫉妬』『迷路のなかで』『ニューヨーク革命計画』『ジン──ずれた舗石のあいだの赤い穴』ほか。また、『去年マリエンバートで』のシナリオを手がけて以降は映画にも関心を寄せ、『不滅の女』『ヨーロッパ横断特急』『噓をつく男』『エデン、その後』『快楽の漸進的横滑り』『囚われの美女』など9本を自ら監督している。2004年、アカデミー・フランセーズの会員に選出される。2008年、心臓発作によりカーンで死去。

「2023年 『弑逆者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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