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感想・レビュー・書評
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曹植についての本です。
曹植の生い立ちから彼の作った詩の解説と、曹植ファンにはたまらない一冊です。
有名な「七歩の詩」ももちろん載っており、これに対する著者の方の疑問点には
なるほど、かつ同感でした。
というのも、曹植とどうしても切り離せないのが彼の兄でもある曹丕の存在です。
曹植絡みになると、大概曹丕が悪者扱いされるのですが
著者の方はそうではありません。
その視点や考え方が個人的に好み、かつ近かったため
著者の方が曹植と曹丕について触れた部分も私には大変納得がいくものでした。
本当に曹丕は悪く書かれすぎていると思うんです。
いずれにせよ曹植が結構悲惨な境遇であったことには変わりはありません。
そのため、彼の詩は曹植のその時の状況や処遇などに強く影響を受けて
作られているように感じます。どの詩も詠めば詠むほど、
この時の曹植の気持ちの有様が表れているようにも思え、
一層三国志の世界に浸り、感慨深くなります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんなものにまで手を出し始めた自分。
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今読んでる本が読み終わったら読みたいです。
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