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感想・レビュー・書評
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巻十一〜十五。聖徳太子にはじまり(日本霊異記、転載)、我が国の仏教史という感じだが、奈良の大仏の話は行基菩薩の関連だけで人物主体。出家中心だが、十五では一般人も含めて“往生”ラッシュ!『法華験記』から多く採っているように「往生という現世利益」を読誦万遍体育会的修行で会得する平安時代の仏教、受容と変質が見てとれる。“極楽往生”は本来の仏教にはなかった概念で、現世ではムリだからラクに修行できる阿彌陀佛世界に転生したいという卑屈。キリスト教の“召命”と比較すると、(ポイント満了)論理性・愚直・非社会的・殺生禁断
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