クリスマス・カロル (1952年) (新潮文庫〈第458〉)

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感想・レビュー・書評

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  • この年にして初めて読んだ。
    この季節に読むのにピッタリ! クリスマスの本当の意味を伝えてくれるお話。しかもユーモアたっぷりに!
    毎年クリスマスシーズンになると読み返す人が多いというのも納得です。P14の甥っ子の言葉が印象的。
    「とにかくクリスマスはめでたいと思うんですよ。親切な気持ちになって人を赦してやり、情け深くなる楽し時節ですよ。男も女もみんな隔てなく心を打ち明けあって、自分らより目下の者たちを見てもお互いみんなが同じ墓場への旅の道連れだと思って、行き先のちがう赤の他人だとは思わないなんて時は、一年の長い暦をめくって行く間にまったくクリスマスの時だけだと思いますよ」

村岡花子の作品

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