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感想・レビュー・書評
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プラグマティズムの3者の著書が収められている。
・チャールズ・S・パースの浩瀚な「論文集」から8編
・ウィリアム・ジェイムズ「哲学の根本問題」(1921)
・ジョン・デューイ「論理学」(1951)抄訳
パースの論文集が実際にはこの巻の半分を占める。
特に独特の記号論に関しては、風変わりな思考法が興味深かった。もっとパースの本を読みたいと思ったが、現在日本では彼の著作はほとんど刊行されていないようだ。
最後のデューイの「論理学」は、人間の思考の形態そのものを探ろうとする壮大なものだが、難解だった。デューイの本は平易という印象があったのだが。
ジェイムズの「哲学の根本問題」もこれが初読で、3者合わせて、とても面白い巻だった。時間があったら、またこの3者にとりかかりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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