トム・ブラウンの学校生活〈上〉 (1952年) (岩波文庫)

  • 1952年6月25日発売
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感想・レビュー・書評

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  • パブリックスクール小説の古典といったらこれだろ!と思って、大層張り切って読み始めたんですが、旧字が読めなさすぎてえらい時間かかりました。特に前半。パブリックスクール入学までが長いよ…それ以降はさくさく読めたけど。

    生傷の耐えない悪童トムの学校生活は、品行方正な『自由と規律』のパブリックスクール像とはかなり趣を異にしてます。これは時代の違いというより、著者の性格の違いが大きい気がする。ただ両者共に、母校への思い入れの深さが随所から伝わってくる点は同じです。兄ブルックが学校を去る際のスピーチの、なんと感動的なことか!こんな風に思える母校を持てるのは幸せだよなぁ。

    ストーリーはここからが面白くなりそうな感じなので、下巻が楽しみです。

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