ゲルマニウムの夜 デラックス版 [DVD]

  • 155人登録
  • 3.33評価
    • (13)
    • (14)
    • (37)
    • (9)
    • (3)
  • 20レビュー
監督 : 大森立嗣 
出演 : 新井浩文  広田レオナ  早良めぐみ  木村啓太  大森南朋 
制作 : 花村萬月  浦沢義雄 
  • ジェネオン エンタテインメント (2007年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102318833

ゲルマニウムの夜 デラックス版 [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 花村萬月原作の映像化。新井さんがとてもよかった。なにも染まらないような反発しているような、凍り付いたような表情なのに熱くて。
    強烈な印象だった。大森監督の撮り方がいい。
    痛い。辛い。吐き気がする。憎悪する。変態で異質、純粋、真っ白。純潔と穢れ。濡れ場がただ目を引く注目部分にしているだけじゃなく、美しくて自然。
    綺麗なものばかり描いているものが好みのひとには合わないと思うけど。しっかり見せられて強烈だった。

  • 花村萬月の芥川賞受賞小説の映画化。エロスとバイオレンスで偽善を暴く...らしいが、ほとんど理解出来なかった...。
    新井浩文、広田レオナはなかなか良かった。

  • 映画の濡れ場シーンって要らないんじゃないかって思う事が多いけど、濡れ場が良かったと思う映画は中々無い。
    暴力的で、差別的なのに純粋で繊細。
    新井君にしか出来ない役だと思う。
    映画全体の空気が張りつめていて、一言の台詞で壊れてしまいそうに純粋で脆い世界観だと思う。

    人を律するための宗教が規範を破るための目的になっていて、差別的でもあるけれどその閉鎖的な世界観が映画を一層美しくしていた。
    観る人を選ぶけど、私はすごく好きだ。
    これ好きな人は青い春もきっと好き。

  • 他のシーンが必要ないんじゃないかと思うくらい、セックスが凄く綺麗だった。
    教子の役は、見た目からして女らしく、いやらしさが滲み出ている女優を期待していた。けれど、早良めぐみの演技にもとても惹かれるものがあった。

  • 結構前に観たから記憶が曖昧だけど、とりあえず一人で観て良かったと思った。
    新井さんは良かった。

  • The Whispering of the Gods

    強烈な規範 
    その先にあるのは罪を重ねること 
    それを包むのは愛しかない そんな感想。
    人の行動を律するはずの宗教が 規範を破らせることに拍車をかけているとしか思えない映画だった 痛い 重い 息が詰まる

    性別など関係なく
    とにかくその人を愛したいという想いが自分も人も救うんだな

    朧の白い服に象徴されるように
    朧はなににも染まらないおもいでいたからこそ 
    周りの色を吸収しやすく
    あんな感じの行動をとってたのかなっておもう
    純なんだよ 目が死んでるくらい ホントの心は白いのに

    「見返りなんていりません」

    色々書きましたがとにかく染まりたい世界観でした。
    みてて気持ちよかった。
    一角座でみたかったです。
    大きな画面であの凍りついた目を見たかったです。

    もう一回みたい。

  • 大森立嗣監督の映画はやはり観た後に虚無感を感じる。主人公・朧の孤独を、見事にバイオレンスそしてエロスを通して見事に描ききっているのだ。新井浩文は相変わらず冷たく、悲しそうな眼をしている。原作を読もう。

  • ケンタとジュンをみて、大森監督作品をみたくなったので、借りてみました。

    なるほど、これが大森監督の作風なんだな、と確信。
    映像、音楽、光やアングル、物凄く好み。これぞ日本映画、というかんじがして。なんとも美しい。
    テレビとの違い、という部分をものすごく意識している監督だと思います。

    原作ものとは言え、この作品を選ぶところごこの監督らしさなのかな、と。

    ストーリーや描写に関しては、変質的で、ある意味差別的だよな、と思いますが、敢えてハードなものを扱いながら、ぼんやりとした世界の不安定部分を描き出している、のかな。

    んー、でもわたしはやっぱり、一回みただけではわからないなー。
    かといって、続けざまに二回はみれないし。精神的に。

    むずかしい。


    【レンタル】

  • 白という色の美しさが完膚なきまでに表されている。朧くんはほんとうにきれいだ。

  • 一度小説で読んだことがあったのだが、ずいぶん前のことで、断片的にしか覚えていなかった。読んだ時は、たぶんまだ想像力の足りない未熟者だったせいか、「痛い痛い!!!おーいたたたたた!!」ぐらいの乏しい感想しか出なかった。まぁそれはあまり進歩していないかもしれないが、映画のほうは、なんだか やさしい 映画だなぁと思った。それは、一番の要素として、主人公を演じたのが新井浩文だったから、だと思う。新井浩文は、なんともいえない存在感を放つ日本人俳優という印象が強く、やはりその存在感に圧倒されてしまうせいか、彼が最初に出た台詞を聞いて「あれ…?ナニか違和感が…あ、なんか、やさしい声なんだな…」と思ってしまったのだ。目で演技をするとか間合いの取り方で呼吸しているような演技をするせいか、声の印象が非常に薄い。彼の出演作のGOやジョゼや69やゆれるもちゃんと見ているのに、やはり忘れてしまう声だった。今でさえ、思い出せない。(これを菊地成孔にいわせたら、ゴダール映画での音楽とイコールが結ばれるのではないか!と勝手にわくわくしている)

    やさしい というのは、ぬるい、かったるい映画ではなく、とにかく私の中ではやさしいという言葉しか浮かばなかった。

    この作品は、きっと金原ひとみのある小説に出てくるように排泄物を崇拝するわけでもなく、ただの行為としての快楽の無意味さとかを主張するのではなく…ただ、人と人のつながりかたを見せてくれた気がする。

    新井浩文以外の役者みんなもやさしい声を発していました。やさしい声のギャップとして暴力や性交を見せているわけではないと、思ったのです。全ての台詞が、誰かとの対話だったのです。モノローグも独り言もなくて。それはつまり、この映画における「対話する」「コミュニケーションする」ことがかれらにとっての交わりだったように感じるのでした。(まあいってしまうと人対犬もありましたがね)それはこの作品の舞台である修道院や教会がどうしても後ろをちらちらしているため、対話=懺悔 のようにも感じました。

    んで、ここからは本当にその道の人だけに通じると思うのだけど、この映画は極めて腐女子にうけそうだなと思ってしまったのです。監督やスタッフの方は絶対的にそういう目線に向けて作ってないのも、そうやって言うことも失礼極まりないってこともわかっていながらこれは主張したかった。というか、原作は花村萬月なのだけど、なんだか…腐女子が世間的に指をさされるような自己満足の同人誌的設定であって、どこかの同人サイトでありそうな感じだなぁと思ってしまいました。改めて。この原作は芥川賞も受賞していますので、本当に失礼極まりないことを深くお詫びしつつもう少し。この作品の舞台が宗教的な意味で聖域である場所=腐女子的な意味ではギムナジウムのような場所であり、豚小屋=聖域に入り込めない汚らわしい人・行為(ちょっと倫理を無視する思考をもつこと)に感じたり…そういうのが交わることに私は敏感なのだと思うのです。

    中村明日美子のダブルミンツとかぶる部分がありました。菊地成孔もいっていましたが、やはりゲルマニウムラジオの音は聞かせるべきだとおもいました。

    女の子は見ないでください。いやむしろ見てほしい。二律背反ですが、世界の中心で愛を叫ぶとか、花より男子とか、僕の初恋を君に捧ぐとかすきな人は見ない方がいいでしょう。アンダルシアの犬並みにおすすめしません。

    途中自分でも何を言ってるか分からない部分がありました。つまり、親に紹介できない映画のストックがまた増えた ということです。

全20件中 1 - 10件を表示

ゲルマニウムの夜 デラックス版 [DVD]はこんな映画です

外部サイトの商品情報・レビュー

ゲルマニウムの夜 デラックス版 [DVD]を本棚に「いま見ている」で登録しているひと

ゲルマニウムの夜 デラックス版 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ゲルマニウムの夜 デラックス版 [DVD]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする