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- / ISBN・EAN: 4988135702968
感想・レビュー・書評
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ストーリー構成・キャスティング・映像表現全てがドストライク。
原著はまだ読めていないものの、それとリンクした演出にもニヤリ。
同監督のぶっ飛び哲学映画「ウェイキング・ライフ」以上に緻密な書き込みが施されたアニメ処理は、此の映画と相性バツグン。
さらに特典にはフィリップ・K・ディックの生前インタビュー、キアヌらの副音声付きバージョンと、ディックファンにはたまらないオマケ満載。サイバーパンク、近未来サスペンス好きは是非見て欲しい。
反面、SFやディックにあまり興味がなく、キアヌ・リーブス、ウィノナ・ライダー目当てで見るとかなり痛い目を見る映画でもある。
好きな人は噛り付き、苦手な人は爆睡ルート直行。
公開当時は某土曜日のブランチ番組でも紹介されていたけれど、番組の時間帯やテイストとのギャップが凄すぎて数年経った今も印象に残り続けている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中身が…
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幻覚の描写がグラフィックが凄かった。くらくらした。
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(2006年作品)
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アニメーションとしては良いのかよく分からないけど、他のアニメのデモ段階での映像のような不安定さが、ドラッグをやっている人の見えてる世界のようで(やったことないので実際がどうかは分からないけど)とても面白かった。
ストーリーも、とても面白い。途中で「むむむ…」となるときもあったんだけど、最後に、やっぱりか…あ、えー!という展開。エンドロールでの文も見所。「あ、そういえばこれ原作がフィリップKディックだった!」とすっかり忘れていたことに衝撃を受ける。
ちょっと腑に落ちないとこもあったので、コメンタリーを後日観て理解を深めたいと思う。あと原作も読みたいですね。 -
原作未読、なんですけど(すいません、そのうち読みます)
「これって原作の再現度、けっこう高いんじゃないの?」となぜか思わされた。
友人に『スクール・オブ・ロック』を薦められたんですよ。
で、レンタル中だったので同じ監督のこれ、借りたんですよ。
そしたら、すごくよくって。
キアヌ。
『JM』出て『マトリックス』出てこれも・・・
というのがちょっと面白い。
一時期、ロトスコープやトゥーンレンダリング、モーションキャプチャーの面白さにハマってた時期があって、その面でもすごく面白かった。
(ジョジョ5部のゲームやアップルシードの映画の時期)
見慣れないと質感のヌルヌル具合が気持ち悪くてダメな人も多いと思うけど、これじゃないと表現できない世界ってのが絶対にあったんだな、と思わされた。
これがアニメやただの実写映画だとたぶん全然面白くなかったはず。
その中間だから、グラフィックノベル的な質感に持ってけたんじゃないのかなと。 -
開始数十秒で「うわぁぁあー」となる
アニメ調(実写調?)の面白い映像だけれども、ヌルヌルしていて私は見づらかった。
最後に語られるフィリップ・K・ディックの言葉が切ない
実写で見たかったな… -
物質D」と呼ばれる右脳と左脳を分裂させてしまう恐ろしいドラッグが蔓延