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- / ISBN・EAN: 4988105051997
感想・レビュー・書評
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フィクションではあるけど、テレビより事実に近いかな?
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元日本代表の名フランカーだった山上は現役引退後、教育委員会に勤務し、ラグビー指導等をしていた。それに目をつけたある高校の校長から体育教師の職にと懇願され、赴任する。しかし、生徒たちの反乱、そして屈辱の大敗を経て、ラグビー部として始動していき、全国大会の決勝戦に臨んだ。
ラグビーで不良の高校生たちが更生していく映画。実話を元にした話だったかな?個人的にスポーツを題材にした話はあまり好きではないのですが、何度も泣かされて気が付けば何度も見ていました。照英さんが泣いているとこっちも泣いてしまう。 -
弔い合戦。この言葉をよく耳にはしても映画で…?って考えると刑事物や戦争ではあってもスポーツ系の作品のなかでそれを見かけることはほとんどありません。
現役時代先輩がテレビに出たりジャパンに入ったなんていうとそれが自分の事のように誇りに感じ、背中を押してくれたり励みになった。そんな励みや誇りを失ったわが母校の後輩たちには今年こそ立ち上がってもらいたい。
西高東低とも言える高校ラグビー界の中で、古豪の維持として旋風を巻き起こしてもらいたいものです。
生徒が集まらない!そんなことは関係ない。必要とされている。そんな風に思える仲間が集まれば力は発揮される。
「スクール・ウォーズ HERO」
劇中と本当の姿は違うのだろうが、15人そしてベンチやスタンドで見守るメンバー一人一人が全ての仲間を必要とし、特別な絆で結ばれ奇跡を勝ち取った有名な実話。
もし、僕が今日と旅行に行く機会があったら今度は伏見のグランドを眺めたいとも思っている。
スポ根物として受け止めている方が大半だろうが、この作品は間違いなく教育映画なんだと思う。もしそれを感じられないのであれば、製作サイドが誇張しすぎて山口先生の意図を理解し切れてないのだと思う。
じっくりと観てみると本当にいい作品だと思いますよ。決してROOKIESに劣らない邦画の名作です
この作品の中にも弔い合戦的なところはあるのだが、日本独特の美学があれば、きっと母校の後輩たちにも栄光は訪れると思う。
天国の渡辺君、どうか後輩たちを見守ってやって欲しい!心からご冥福をお祈りいたします。 -
やたらと古いタッチで描かれている一作。
ストーリーが有名なだけに、感動は薄いかも。 -
時代のせいに、すんな。
中学2年のときのこと。
風邪を引いて休んでいたぼくが、
布団の中からふと、テレビのリモコンのスイッチを押すと、
「スクール・ウォーズ」というドラマが流れた。
それは再放送で、その当時でさえ、古い映像に見えたのだけれど、
そのとき、ぼくはそのドラマにハマリ、次の日からは録画予約をした。
それを学校から帰って観るのが、ぼくの日課となった。
あのときから、14、5年経っても、「やっぱりいいなぁ」と思ってしまうのは、
ぼくの心の真ん中は、まだ変わっていないということだろうか。
たぶん、そうなんだろうな。
だって、演技が下手だなぁとか思いながらも、
今だったらありえねーよなーとか思いながらも、
結局、泣いてしまうんだもんな。
そこに郷愁が少しあるとしてもね。
なんたって、照英さんが素晴らしい。
だって、演技してると思えないもん。
きっと、ほんとに泣いてるし、ほんとに喜んでる。
まんまの心を表現できること人間性に、泣いてしまうのだ。
まんまの心を表現できる人はなんて美しいことか。
どんな時代であろうと、教育に必要なのは、
その「まんまと心を表現できる力」じゃないかなぁ。
シンプルなことほど、大人になると、難しくなる。
それはぼくもそうで、シンプルなことを難しそうに言ってしまったりする。
でも、難しそうに言おうが、シンプルに言おうが、
それがその人にとって、まんまと心を表現できていて、
その相手にとって、それが伝わっているのなら、
それが、愛だ。
その愛が、人を育てていく。
変わっていくことは、当たり前。
でも変わらないものを感じたりも、できる。
だから、時代のせいに、すんな。
14の自分にさえ、教えてもらえることは、ある。