スクール・ウォーズ HERO [DVD]

監督 : 関本郁夫 
出演 : 照英  和久井映見  内田朝陽  SAYAKA  里見浩太郎 
  • 松竹ホームビデオ
3.54
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105051997

感想・レビュー・書評

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  • テレビ版より実話に近い内容でした。
    大筋は同じですが、テレビ版はフィクションの
    エピソードがてんこ盛りでしたから。
    山口先生や弥彦の清悟など俳優陣も
    実在の人物に雰囲気が似てると感じました。

    ただ、「プロジェクトX 挑戦者たち ツッパリ生徒と泣き虫先生~伏見工業ラグビー部・日本一への挑戦~」を見た後だと、それでも演出過剰に感じ、少々興醒めでした。
    やはり本人達の飾り気のない言葉は感動します。

    テレビドラマ版は大映テレビお得意の、
    突き抜けた超演出過剰が却って感動を呼んだ事を考えると、映画版は中途半端という印象でした。

    テレビドラマ版もプロジェクトXも見る前だと
    感動するのかも知れません。

  • フィクションではあるけど、テレビより事実に近いかな?

  • 絶対に泣かされると思っていたけど、やはり泣けた。こういうドラマに弱いな(笑)

  • プロジェクトXと比べながら
    見てた。



    映画は映画で
    面白い^^


    照英ははまり役
    だなと思った。




    スポーツ青春

    殴るところ
    感動シーンのはずなのに

    なんか笑えてしまった。笑

  • 元日本代表の名フランカーだった山上は現役引退後、教育委員会に勤務し、ラグビー指導等をしていた。それに目をつけたある高校の校長から体育教師の職にと懇願され、赴任する。しかし、生徒たちの反乱、そして屈辱の大敗を経て、ラグビー部として始動していき、全国大会の決勝戦に臨んだ。


    ラグビーで不良の高校生たちが更生していく映画。実話を元にした話だったかな?個人的にスポーツを題材にした話はあまり好きではないのですが、何度も泣かされて気が付けば何度も見ていました。照英さんが泣いているとこっちも泣いてしまう。

  • 弔い合戦。この言葉をよく耳にはしても映画で…?って考えると刑事物や戦争ではあってもスポーツ系の作品のなかでそれを見かけることはほとんどありません。

    現役時代先輩がテレビに出たりジャパンに入ったなんていうとそれが自分の事のように誇りに感じ、背中を押してくれたり励みになった。そんな励みや誇りを失ったわが母校の後輩たちには今年こそ立ち上がってもらいたい。

    西高東低とも言える高校ラグビー界の中で、古豪の維持として旋風を巻き起こしてもらいたいものです。

    生徒が集まらない!そんなことは関係ない。必要とされている。そんな風に思える仲間が集まれば力は発揮される。

    「スクール・ウォーズ HERO」

    劇中と本当の姿は違うのだろうが、15人そしてベンチやスタンドで見守るメンバー一人一人が全ての仲間を必要とし、特別な絆で結ばれ奇跡を勝ち取った有名な実話。

    もし、僕が今日と旅行に行く機会があったら今度は伏見のグランドを眺めたいとも思っている。

    スポ根物として受け止めている方が大半だろうが、この作品は間違いなく教育映画なんだと思う。もしそれを感じられないのであれば、製作サイドが誇張しすぎて山口先生の意図を理解し切れてないのだと思う。

    じっくりと観てみると本当にいい作品だと思いますよ。決してROOKIESに劣らない邦画の名作です

    この作品の中にも弔い合戦的なところはあるのだが、日本独特の美学があれば、きっと母校の後輩たちにも栄光は訪れると思う。

    天国の渡辺君、どうか後輩たちを見守ってやって欲しい!心からご冥福をお祈りいたします。

  • やたらと古いタッチで描かれている一作。

    ストーリーが有名なだけに、感動は薄いかも。

  • 時代のせいに、すんな。




    中学2年のときのこと。



    風邪を引いて休んでいたぼくが、

    布団の中からふと、テレビのリモコンのスイッチを押すと、

    「スクール・ウォーズ」というドラマが流れた。



    それは再放送で、その当時でさえ、古い映像に見えたのだけれど、

    そのとき、ぼくはそのドラマにハマリ、次の日からは録画予約をした。

    それを学校から帰って観るのが、ぼくの日課となった。



    あのときから、14、5年経っても、「やっぱりいいなぁ」と思ってしまうのは、

    ぼくの心の真ん中は、まだ変わっていないということだろうか。



    たぶん、そうなんだろうな。



    だって、演技が下手だなぁとか思いながらも、

    今だったらありえねーよなーとか思いながらも、

    結局、泣いてしまうんだもんな。



    そこに郷愁が少しあるとしてもね。



    なんたって、照英さんが素晴らしい。

    だって、演技してると思えないもん。

    きっと、ほんとに泣いてるし、ほんとに喜んでる。



    まんまの心を表現できること人間性に、泣いてしまうのだ。

    まんまの心を表現できる人はなんて美しいことか。



    どんな時代であろうと、教育に必要なのは、

    その「まんまと心を表現できる力」じゃないかなぁ。



    シンプルなことほど、大人になると、難しくなる。

    それはぼくもそうで、シンプルなことを難しそうに言ってしまったりする。



    でも、難しそうに言おうが、シンプルに言おうが、

    それがその人にとって、まんまと心を表現できていて、

    その相手にとって、それが伝わっているのなら、

    それが、愛だ。



    その愛が、人を育てていく。



    変わっていくことは、当たり前。

    でも変わらないものを感じたりも、できる。



    だから、時代のせいに、すんな。



    14の自分にさえ、教えてもらえることは、ある。

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著者プロフィール

関本郁夫:セキモト イクオ 1942年京都生まれ。映画監督・脚本家。父は大工職人。伏見高校を卒業して、六一年東映京都撮影所に就職。六四年助監督に転属する。七三年八月監督昇進。『女番長 タイマン勝負』『女番長 玉突き遊び』で、その新鮮な作風を認められ、七九年までに撮った『天使の欲望』などのプログラムピクチャーが一部の批評家の絶賛を博す。八〇年代はテレビドラマと映画を往還する職人監督になり、九四年に『東雲楼 女の乱』にて久々に東映京都で映画を監督。以降、『極道の妻たち』シリーズで本領の女性映画に腕を発揮し、自主製作映画『およう』を監督。二〇〇七年監督引退。

「2023年 『映画監督放浪記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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