恋恋風塵 [DVD]

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監督 : 侯孝賢 
出演 : 王晶文  辛樹芬  梅芳 
制作 : 呉念眞  朱天文 
  • 紀伊國屋書店 (2007年1月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215008068

恋恋風塵 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • しずかーな展開だが、ロングなイメージカットが凄まじく絵画的で、とても美しい。

    確かに、辛樹芬はノリピーの100倍かわいい。じいちゃんも、いい味をだしている。

    ただし、ラストは少々ナゾだった。

    【ストーリー】
     鉱村の村で育った幼なじみの阿遠と阿雲は共に貧しい家計を助けるため、中学卒業後、台北に出て働く。慣れぬ都会暮しの中、互いに励まし合う二人に淡い恋情は芽生える。そして互いの職場に仲間もでき、みなで集まれば冷やかされる相思相愛だった。
     やがて兵役となった阿遠は、口には出さぬが戻れば彼女との結婚を考えていた。毎日手紙を書くと約束し、彼女にも自分の宛名を書いた千通の封筒を託した。
     呉念眞、朱天文のコンビの脚本、候孝賢の監督--という台湾の最強トリオによる、瑞々しすぎる青春の断章。集団就職組の若者たちの息づかいが明瞭に伝わってくるのも嬉しい。

  • 監督:侯孝賢

  • 1987年の封切以来だから、なんと28年ぶりかー。もともとが静かな湖面を映したような映画だからなのか、いま観ても古びない、しみじみといい作品だなと思います。
    当時、故郷を離れて東京に出てきたばかりの私は、年齢の近かった主人公たちに気持ちを重ねながら観たものだけど、いま観ると、高度経済成長期前の台湾はこんなに貧しかったのかと、胸を衝かれます。中学校を出たばかりの、まだ細っこい腕をした少年少女たちが、故郷を離れ都会で住み込みで働くのはどんなにか心細かっただろう。白黒のフィルムの中でしか知らない日本のその時代が、主人公たちの心理にまで踏み込もうとしない映画の距離ゆえになのか、かえって近しい親密さで迫ってくるようです。
    心細さに、互いの存在にぎゅっとしがみついていた幼馴染の少年と少女の間には、世界が広がるにつれて、自然と距離が開いてしまう。誰のせいでもないその哀しみを、少年とともに静かに抱擁してくれる故郷の山と谷に、静かに空から射してくる陽光。その風景が、わたし自身の故郷に重なって、今回もやっぱり涙ぐんでしまいました。
    故郷と台北をつなぐ鉄路のトンネル、かったんと落ちる信号機、誰にともなく一人で話し続けるおじいさん。そのリズムが、私の中にぴったりと落ちてくる。大好きなホウ・シャオシェン監督映画の中でも、格別に愛おしい作品です。

  • 誰に肩入れするではなく、カメラは淡々と思春期の青年を映していきます。ちょっと恋の終わり方が唐突でしょうか。私には、お父さんの息子への愛情が心に沁みました。

  • ホウ・シャオシェンの青春四部作の最後の作。ほろ苦いのに、少し爽やかな後味が残る独特な作品。

    なんとも素敵な時間を感じられる映画。冒頭から観客はロングショットの長回しをこれでもかと見せられる。長回しの呼吸の一つ一つが、固定キャメラの映し出す構図の一つ一つが、冴えている。あまり特定の人物に寄ることのないキャメラが映し出すのは、あるストーリーというよりストーリーが流れている時間だ。

    DVDの特典映像に含まれたインタビューで、脚本家のウー・ニェンチェンが、「これはホウ監督のある人生に対する解釈だ」と言っていた。この映画は、ある人生が依拠している環境・時間を映すことで、その人生をある仕方で解釈している。私にはホウ監督のこの仕方がなんとも愛おしく感じる。

    ラスト、主人公は祖父と二人で、自然の時間に抱かれながら流れる沈黙に身を任せる。日本で言うところの無常観に似た、時の流れに対する人の逞しさを見た気がした。

  • 高雄、台湾などを舞台とした作品です。

  • 先生、わたしにはこの映画の良さが
    ちーともわかりませんでした……orz

  • ラストシーンは僕にとっての名シーン

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