黒い十人の女 [DVD]

  • 108人登録
  • 3.82評価
    • (12)
    • (26)
    • (23)
    • (0)
    • (0)
  • 15レビュー
監督 : 市川崑 
出演 : 船越英二  山本富士子  岸恵子  中村玉緒  岸田今日子 
制作 : 和田夏十 
  • 角川ヘラルド映画 (2007年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111283245

黒い十人の女 [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 面白いんだけど、こういう話は無理にまとめなくてもいいんじゃないか。俺は現代社会機構の被害者だ〜の件、いらなくね。そんなん言うたら何でもかんでも被害者ですわ。

    浮気性でどうしようもないプロデューサーが殺されかけたり、飼い殺しになったりする。本人はことさらにモテたいと思ってなくて、精力絶倫でもなく、飄々として、無責任に優しい。自然に何となくそういう関係に陥ってしまうキャラクターで、船越英二の演技が完璧にマッチしてて驚愕。

    こういう設定で、これだけ名優を集められたら、ちょっと即興的にやれないかなと思ってしまうね。だから、どちらかというと芝居向けの脚本に感じました。

  • ひさびさ観賞。映像がスタイリッシュだのなんだの言われるけど、そのへん無視しても面白い。それから中村玉緒がたいへんかわいい。

  •  無邪気な男を廻る女同士の奇妙な嫉妬心を絶妙に描いた楽しい作品。 とにかく白黒の絵が美しい。 ひとつひとつの場面の光と影の配置が絶妙で、切り取って眺めたい瞬間が沢山あった。

  • 市川崑映画。10人の愛人というかテレビ関係の仕事をしていれば10人くらい仕事つながりの女性関係者がいるという感じでした。10人の女たちがみんなが顔見知り。仕事を頑張っているからこそ男性を頼りにして10人の女たちが寄って来るのですが、最後には男性は仕事を奪われ、10人のうちのひとりに軟禁され…仕事場にいるからこそ、やりがいを感じ、魅力を放つ人間だったのに、たぶんこの先亡霊のようになってしまいそうな終わり方でした。

  • 1961年 市川崑

    船越英二ダンディぃぃぃ

    でも浮気性で中身がスッカスカのいいかげん男だと途中で分かってくる

    そんなしょうもない男に振り回される10人の彼と関係する女たち

    前半はそんな女たちが一見仲良くしながらじんわりと女同士でマウンティングをしあう 私が彼の一番なのよ とか 結婚して私だけのものにするんだから と
    言葉では「あんな男」と言うがみんななんだかんだ男と切れない状態でいる

    後半から本妻と愛人で偽の殺人計画を考える
    酷い方法だが成功し10人の女たちはほとんど男から去っていく

    本妻ですら男に愛想を尽かし離れていくが最初の愛人だけが男を引き受けてそばにいる
    しかし同時に男の仕事も自由も奪う
    男は慌てるがもう手遅れ 社会に戻ることはでできない

    恐ろしい復讐劇だなぁと思う
    自業自得なのだから仕方がないのだけれど、女の情念の様なものがごうごうと背後に見えるような映画だった
    愛人双葉を演じる岸恵子氏が美しくも何か壊れた感じの最後のシーンがすごい 反対に手を切った女たちは晴れ晴れと新たな人生を歩んでいる
    まだ男女の差別がそこそこあった時代になんて恐ろしい映画を撮ったんだろうという感想

  • モノクロの映像がスタイリッシュ。豪華女優陣がきらびやか。とくに山本富士子のいかにも日本人的な顔立ちがとても美しい(元ミス日本とは知らなんだ)。岸 恵子もかっこよかったな。このふたりの本妻と愛人、でもお互いを認め合っているライバル的距離感が小気味よかった。他にはおきゃんな雰囲気の中村玉緒や、 ちょっとフシギちゃん入っている宮城まり子(幽霊)、口元が当時から変わらない岸田今日子など、豪華絢爛なキャラクター勢揃い。
    そしてそんな女性たちの間をふらふらと行ったり来たりのダメ色男、船越英二。ちょっとタレ目でなんとなくぼんやりした、でもちょっと西洋人ぽい顔立ちの色男。彼あってこその女優陣かもしれない。
    芥川也寸志の音楽もしゃれていてムードたっぷり。まあピチカートファイブによる再上映というイベントがあったから余計にそう感じるのかもしれないが。

    風がテレビ局勤務、時間に追われて仕事をするが実態があるようなないような仕事としての比喩だったようにも思える。仕事に追われ、でも仕事でしかアイデン ティティを保てない(当時の)現代人、そしてそうした人間を生んだ社会の構造(僕が悪いんじゃない、社会が悪いんだ!みたいなセリフがあった)。今ならそ うでもないけど、当時としてはショッキングな内容だったんだろうか。

  • コレ、02年にフジドラマでやったセルフリメイクも傑作

  • 女たらしの男性と、
    妻・愛人の10人の話。
    「どうしょうもないから、殺しましょう」
    「そうしましょう」の女たち。
    最後は、死んだようになる男。
    ただ、それだけだけど、
    監督のかっこよさが観れる。

  • ラストが突然で少し驚いた。もう少し続くと思ったので。

    好きだったところは、船越英二のふわ〜っとしたダメ男、山本富士子の美しさや話し方など。「〜じゃぁござぁせん」みたいなしゃべり方。

    映像や構図、演出など、とてもすてきでした。
    どこまでも女っていうイキモノは...ああなんですね(苦笑) 

    おもしろかった。

  • 後半、少し眠くなりましたが面白かったです。もう一度観よう。男と女の考え方は昔から理解しあえない永遠のテーマなのですね白黒なのに鮮やか!!監督の技ですね◎光の使い方が綺麗。音楽もまた美しい。

全15件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

黒い十人の女 [DVD]に関連する談話室の質問

外部サイトの商品情報・レビュー

黒い十人の女 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

黒い十人の女 [DVD]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする