青いパパイヤの香り ニューマスター版 [DVD]

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監督 : トラン・アン・ユン 
出演 : トラン・ヌー・イェン・ケー  リュ・マン・サン  グエン・アン・ホア 
  • キュービカル・エンタテインメント (2007年2月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102341534

青いパパイヤの香り ニューマスター版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 奉公にきた主人公の少女の成長と、取り巻く家族との関わり。

    ゆっくりとした流れから感じ取るライフスタイル。

    映像美、湿度、色彩、空気が独特の小さな世界を作り出す。

    監督はトラン・アン・ユン 。

  • ストーリーではなく観て味わう映画。監督は男性のようで、そうだろうなと思った。
    男性は情けなくどうしようもなく、女性は美しく、という女性への神秘性やこうあってほしいという監督の願望がもろに溢れ返っている映画でございました。好きな子いじめたり虫で遊んだり夜遊びしたりするどうしようもない男たち・・・挙げ句の果てには使用人に手を出して婚約者を逆上させるとか、なさけないったらありゃしない。でも、そんな男のどうしようもないところに惹かれる女もどうしようもないんですよね・・・。
    ムイが10歳と思えないほど分をわきまえていて、それでいて所作のひとつひとつが美しくて、成長すると強かな計算高い悪女になっていって恐ろしい。でもそんな女の魔性に惹かれていくのも、また男なんですね・・・。
    どうしようもなく惹かれる、美しい映画ってこういうのを言うのかな。

  • すべてセットの、基本的に屋内の設定でとられているのに、生活のリアリティーや、自然(朝、昼、夜の光と影、水の生命感)を感じられる演出に痺れた。
    セットで撮られてことで部屋から部屋への長回し1ショットができるようになっていて、登場人物がシームレスにつながり、物語に奥行がでている。また手や足、虫や植物などのクローズアップのショットが挟まれることで、長短、遠近のリズムが生まれている。
    舞台をみているようでありつつ、実在感が高い。

    使用人としての、主人と一定の距離のある立場で、使用人家族を客観的に見つつ、ご主人様たちに信頼され、疑似家族として親密な関係になっていく。前半の婦人との信頼関係、婦人の家の中の息苦しさと亡き娘への愛情の絆の再生。その別れ。
    小さな、静かなショットの重ね合わせで、映画の短い時間に、人生の長い流れの交差を表現していると感じた。

  • トラン・アン・ユン監督作品
    「青いパパイヤの香り」
    トラン・ヌー・イエン・ケー


    サイゴンの奉公先で働く少女。
    奉公先の家庭内には色々と問題があるのかもしれないけれど、女主人にも優しくされているし、先輩女中が色々と教えてくれている。
    波瀾万丈の某おしんとは大違い。
    無言でてきぱきと働く姿は、とても気持ちがいい。
    それも嫌味な感じではなく、さっさっさとこなす感じ。

    パパイヤを摘み取った後に流れる白い樹液に何を感じているのだろう。
    身を切った中の種を微笑みながら触る姿。
    時折触れる小さな生き物をどんな目で見ているのだろう。

    窓の外から見ているような映像は、とても美しく、窓の絵柄、光、人物の動く様、アジアの匂いを感じさせる空気、少し古い映画でも、美しいものは美しい。
    特に今うちの外で秋の虫が鳴き始め、映像と共鳴している様でさらに美しさを強く感じられた。
    映画って、見る場所とか環境とか、その時の心境とかがとても大事だし、それらが強く作用する。

    美しい映像の中には、食べ物が映る場面もあり、それがとても美味しそうだった。
    吉本ばななの小説でも、食べ物が美味しそうに書かれるが、それに似ていると思った。
    だって、ばななは「ポテトパン」という単語だけでも美味しそうに感じさせる語力があるのだもの。ずるい。
    映像だから目で見るし、わかりやすいけれど、それにしたって食事が美味しそうに見える映画って意外と見ない。

    男が寝込み襲うみたいな部屋の入り方はちょっと違うし、台無し!と少し思ったけれど、大きくなったお腹をさすりながら、詩を朗読する女性の姿はとてもいい終わり方。


    #青いパパイヤの香り
    #L'odeurDeLaPapayeVerte
    #トランアンユン #TrầnAnhHùng
    #トランヌーイエンケー
    #TrầnNữYênKhê
    #映画

  • 別に何を楽しむってわけではないけれど、熱帯のムンムンした感じと、ゆるゆる進む物語か。

  • ベトナムのみずみずしいきれいな感じが悪くはないよ、と。

  • 東南アジアは好きだよ。ベトナムも。だけど何かこの映画は嘘っぽい。映画だからだけど。

  • ベトナムから帰国する飛行機の中で鑑賞。

    内容は奉公人のシンデレラストーリー
    と言ってしまえばそこまでなのだが、
    兎にも角にも、音と映像で魅せられる映画。

    パパイヤの白い液や実の描写
    割れんばかりの虫の声
    夜の闇と静寂と外出禁止のサイレン
    どれも鮮明に目や耳に残っている。

    他のレビューでも触れられているように
    視覚や聴覚を刺激されて嗅覚までも感じられるような
    そんな映画だった。

  • ストーリーよりも、映像や雰囲気を味わう映画。

    少女時代のムイが魅力的。

  • 3年前に知人に教えてもらったこの映画をやっとみることができた。この映画はとにかくセリフが少ない。ゆったりと流れる時間の中で、夜の闇の妖しさと虫の声が印象的な映画だった。ストーリーは一応あるものの、起伏が少なく、行間を読ませるタイプの映画。映像美、というよりも、音と匂いが漂ってきそうな作品だった。映画の中では、水が象徴的に使われている。使用人として、最初の邸宅で目を覚ますために顔洗う主人公の女の子。その10年後、大人になり、若い音楽家の家での同じシーンはえも言われぬ美しさと色気が漂っていて、10年間という時間の流れと成長を見事に表現していた。良作。

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