博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか [DVD]

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監督 : スタンリー・キューブリック 
出演 : ピーター・セラーズ  ジョージ・C・スコット  スターリング・ヘイドン  キーナン・ウィン  スリム・ピケンズ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2007年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462037343

博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 冷戦下を舞台に、偶発的な原因で核戦争が勃発しそうになり人類滅亡の危機が急迫するという状況で、大半が利己的な俗物(一部は異常者)である政府や軍の上層部が右往左往するというシニカルで意地の悪いコメディである。


    ブラックコメディらしけれど、わからないまま終わった自分が悲しい。他の人のレビューを見てそういう見方もあるのかあと言う感じ。理解して笑えるような頃にまた観たい。

  • 冷戦が崩壊する前後からやたら叫ばれるようになった、ある言葉があります。

    「人間の善意が一番恐ろしい」

    共産主義も宗教も善意だから恐ろしい、というのです。
    たしかそれをおっしゃっていたのは、
    共産主義のおおもとの方だったような気がしますが、忘れました。
    ところで私は人類を滅ぼすのは、善意でも悪意でもないと思います。

    「うっかり」だと思います。

    この映画の登場人物が、「善意でやっているか」「悪意でやっているか」が、
    この映画の結末にどれだけ関係しているでしょうか。
    いろいろな人間が出てきますが、共通するのは
    「うっかりしている」ことだけです。
    その「うっかり」は、仕事の上での小さな「うっかり」であったり、
    国家目的や軍事システムそのものの「うっかり」だったりします。

    「エゴイスティックな極悪人」や
    「洗脳された狂信者」が世界をアレしたわけではありません。
    「いろんな人のいろんな意図」が
    「うっかり」くいちがって、
    ナニしてしまったのです。

    そこには「特定の意図」を見出すことが、どうしてもできないのです。
    「善意」も「悪意」も「諸悪の根源」には見えないのです。
    「うっかりしている」だけにしか見えないのです。

    もし仮に、そこになんらかの「善意」や「悪意」が介在しているとしたら、
    それは、身の丈にあわない「善意」や「悪意」を「もってしまう」ことそのものが、
    「うっかり」であることにほかならないんじゃないか、と思うのです。

    仮に、「自分たちの平和を守るためによその国をほろぼしてやろう」と考えている人間がいたとして、
    その人のその意志は、「仲間をを守りたい」という「善意」でしょうか。
    それとも「敵を滅ぼしたい」という「悪意」でしょうか。
    そんなこと本人にだってわかんないんじゃないでしょうか。
    「善意」ではじめたつもりが「悪意」にすりかわっちゃってたり、
    「悪意」ではじめたつもりがだんだん「いいこと」をしてる気分になってくる。よくあることです。

    ただ、「やったら自分たちもほろぼされること」が「計算から抜け落ちていた」場合、
    その人が「うっかり」していたという事実は、
    誰が見ても間違いのないことなんじゃないでしょうか。

  • なんとも凄い映画であります、映画に出てくる、 B52長距離爆撃機は、21世紀に入っても、空を飛んでいた、という話もあるようで、なんとも息の長い飛行機(名機)だったようです。

  • 約7年ぶり3度目くらい? 過剰なほどにアイロニーをまとってますが、それを実に真剣に演じているので、「これは冗談だよ」的な卑劣な前置きが一切ないところに、監督の性格が表れていると思います。突撃やフルメタルともども…。数少ない戦闘シーンではアングルが最高なのに音が大袈裟なのも、「突撃」での無機的な爆撃音に通じるズレを感じます。ED曲はバーズもカバーしていて、水爆の映像とともに強烈な印象を残します。何よりもマジメだからこそ笑えるってのがいいですね。

  • ブラックコメディです。冒頭に、こんな事故は起こりえないと注意書き入るのが逆に怖いです。。。これも演出なの…?案外世界が終わるときってこんな風にアホらしく、あっさりと終わるんじゃないかと常々思ってるので怖いです。あの会議室の外の99.999999…%の人々の意思などまるで関係なく。ミサイルにまたがって落ちていく様は笑えました。アホだ・・・アホすぎる。涙

  • 1963年 イギリス スタンリー・キューブリック

    「2001年~」に続き「分からなかったキューブリック作品」

    観た人に聞いたら「その時代の国の雰囲気とか歴史を知ってれば
    まぁなんとか分かる映画」と言われたけれど
    全く知識が無かったので 「そうか」 と言う感じ。

    でもピーター・セラーズは凄いのだけは分かった。

  • Dr.Strangeloveの存在意義がいまいち分からなかった。出てくるのも遅いし。。。ピーター・セラーズさんの複数役の演技は大変面白かったです。

  • ピーターセラーズが1人で3役もやってたことを後で知った。。。
    それぞれがまったく違うキャラクターだったから。

    タイトルにもなってる、Dr.Strangelove、
    つまりストレンジラブ博士は、最後になるまででてこないけど、
    この映画に薄気味悪さを残す人物。

    一貫してシニカル。

  • 暗くて厳しい社会派フィルムなんじゃないか…と敬遠していた1本。

    半減期のくだりでは「短すぎる!」と思ったりしたけれど、アート感覚で楽しめた。私にはお洒落に写ったなあ。キューブリック作品に繋がって行くカメオ的演出も楽しかった。

  • アメリカ空軍のジャック・リッパー将軍が精神に異常をきたし、配備されている爆撃機に、ソ連への核攻撃を命令し、基地に立てこもった。アメリカ大統領は、核攻撃を中止するために対策を講じるが、いくつもの偶発的な出来事が重なり…。

    鬼才スタンリー・キューブリックが、冷戦下のアメリカとソ連の間で、核戦争が勃発しようとする中、利己的な政府や軍高官が右往左往する様をシニカルに意地悪く描いたコメディ。
    セラーズが大統領とマンドレイク大佐とストレンジラブ博士の三役を演じる。

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