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- / ISBN・EAN: 4988632501675
感想・レビュー・書評
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はっきり言って、な、長い!
さらには、聖地香川には計3回巡礼し、原案となった麺通団『恐るべきさぬきうどん』全5巻を舐めるように、というよりも啜りこむように(笑)読み尽くし、うどん関連のテレビ番組を片っ端からビデオ(いまだにVHSデッキです)に録画し、東京近辺のうどん屋を攻めまくり、と、まあ、うどんにはまってしまったジャンキーからすれば、正直なところ映画の中に新しいものはなにもなかった。
でもね、
いいじゃん、そんなことは。
たしかにフジテレビっぽい映画だったし、もしかするとテレビの2時間ドラマでもよかったのかもしれない。
幸か不幸かフジテレビならではの宣伝攻勢でこの映画を知って、それまでうどんなんて別に何の思い入れもなかった人たちがこの映画を見て「うわ、チョーうまそう!」なんて思って、はなまるうどんに行って生まれて初めて「釜玉」を食べてみたら……なんてことが全国のあちこちで起きているんなら、もうそれでオッケーなわけです。
映画の中では「来るでしょう!うどんブーム」のあとブームが去ったように描かれていましたが、たぶん香川では去ってない。というか、たぶんちょっと沈静化したのがこの映画効果によってまたまた盛り上がっていると思う。ブームが去って行列なしで食べられるんならオレがまた行くよ。けっきょく夏休み取れなかったし(笑)。
なによりうどんってそんなに肩肘張ってむずかしい顔して食べるもんじゃないし、ほんとにうまいうどん食べたら自然と笑っちゃうんだよね。映画の最後でもそういうシーンがあったでしょ。まさにあんなかんじ。
だから、ちょっと長すぎて中だるみしたし、新しい発見は何もなかったし、『タンポポ』だったり『フィールド オブドリームス』(ちなみにオレはどっちも大好き)だったり、といろいろあるけど、でもやっぱり、観終わったあとはうどんが食べたくなっちゃったわけで、それで十分だと思うよ。みんながこの映画を観て、関東でもうどんブームが再燃して、おいしいうどん屋さんがもっともっと増えてほしいなあって思うんだよね。
あ、あと、小西真奈美はいいなあ、小動物系のかわいさがあって(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うどん食べたくて、讃岐に行ったことある。
うどんブームは去っても、自分のうどん愛は変わらない。
脇役のキャストはかなり豪華。 -
香川県行きて〜!ってなる。
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故郷、家族、幼なじみ、稼業、夢…そんなものがうどん中心に絡み合った作品。何もコメディアンでなくても、出汁で煮込んだようなしかめ面でも毎日多くの人を笑わせられる、というところに感動した。フジテレビの、ブームを作り出すマスコミの無責任さを自虐的に描いているところが良い。
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人には、器用な人もいれば、不器用な人もいますが、社会にはそれぞれ居場所があるのだと思いました。
不器用な人は妥協しないというセリフに納得し、一つのものを作り続けるのは不器用な人の方が合っているのだと思いました。
一方、器用な人は、妥協をすることで、どんどん先に進むことができて、それはそれで新たな開拓をしていくことが合っているのだと思いました。
本当に美味しいうどんが食べたくなりました。 -
とにかく、うどんが食べたくなった!
作品に関しては、ブームによって引き起こる現象、そして悪影響。
この事が非常に印象に残った。
ブームに乗せる人、ブームに乗る人は時に無責任であり、ブームが去れば他人事。
しかし、当事者はそうはいかない。
乗るのもいいけど、ブームに流されたり、はたまた乗られる方も本来のやり方を変えてまで乗ってしまってはいけないね。
ところで、香川の「ソウルフード」はうどんだけど、長野のソウルフードは何だろうと考えてみた。
やっぱ蕎麦かなぁ。
うどんと蕎麦は似て異なる存在だが、同じ麺としては共通のソウルフード感覚がある。
そば粉の割合や機械打ち・手打ちの違いによって味に差が出る。
俺も隠れ家的蕎麦屋を探してみようかな。
でも今日は、うどんが食べたい!!
そして仁さんの関西弁が違和感ありすぎる!! -
うどん食べたくなるいい話。ウルフルズファンにはトータスがギターを弾いてユースケ・サンタマリアがバンザイを歌うのが必見。
huluでみました。 -
期待以上に面白かったです。もっとおちゃらけているかと思いきやなかなかいい演技でした。