スイッチを押すとき DVD-BOX

監督 : 白川士 
出演 : 成宮寛貴  木南晴夏  川本貴則  若葉竜也  原田琢磨  前田耕陽  近藤芳正  位部将人 
  • ギャガ・コミュニケーションズ
3.25
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本棚登録 : 21
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571147371101

感想・レビュー・書評

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  • 現時点で原作は読んでないのでなんとも言えませんが。
    ドラマで納得できないことが、原作を読んだら納得できることも
    あるのかもしれないけど。
    この人の持ち味として、救いが無いのが特徴だから、それを求めるのは
    どうかとも思うけれども、それにしても
    命の大切さを教えるのにこんなラストではなぁ、と。


    以下ネタバレ。







    つっこみどころはかなり多くて。個人的に。
    敵が一人しかいないのならみんなで戦って、倒してからみんなで逃げたらいいのに。
    とか。
    そもそもスイッチの設定が、少なくともドラマでは曖昧なのですよ。
    捨てたり壊してもいいのなら、なぜ今までそこに誰も行き当たらなかったのかな、とか。
    そんなご大層な装置つけられてて、居場所は特定できない。
    でも、スイッチはその人に対応したのがきちんと管理されてるらしく、
    いくらでもある。
    スイッチ壊したら機械と連動死んでしまう設定くらい、普通つけないかな。
    そして、海にカバー無しで投げたら、浸水して壊れるかもしれないし
    その前に岩とかに当たってかちっとスイッチが入っちゃったら
    どうするんでしょうか…とか。
    最後に生き残るのが女の子、というのは、なんだかんだ言って
    女の子は強いから、みたいななんとなくの説得力はあったけど、
    仲間を次々と失って、その中には好きだった子もいた中で、
    何も無いからと言って洋平と寝てしまうのはどうなんでしょう。
    愛が有れば年の差なんて、と思っている方ではありますが
    それにしてもちょっとどうも、子供とエッチしてるようにしか見えない。
    もしこうなったら笑うなーと思って見てたら本当にふたりができてしまったんで、
    ああ…。と。がっかり。

    ただそれでもドラマを見続けたのは、演技。
    中でも、成宮くんの
    素晴らしい演技にはぐいぐいと引きこまれてしまいました。
    映画ではシーンの順序通りに取ることもたまにあるけれど
    ドラマでは時間がおしているし尚更順序通りに取るわけにはいかなくて
    ある程度シーンをまとめ撮りするわけで。
    例えば恋人が死ぬシーンを撮る前に、死んで泣いているシーンを撮ったり
    それでも役者はその話しの流れ、役の人間の心の動きに寄り添って
    それぞれのシーンを演じ分けなければならない。
    メイキング映像が見られてより感動が増したのだけど、
    その状況下で役に入り込もうと努力をしている役者さんたち
    特に成宮くんの真剣さは凄い。
    ひとつひとつの表情に引きこまれました。
    それがあるからつい好みの話でもないのに最後まで見続けられたし、
    納得のいかないラストなのにそこまでの後味の悪さ無しに見られたなと思います。

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