西部戦線異状なし [DVD] FRT-003

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監督 : ルイス・マイルストン 
出演 : リューエアーズ  レイモンド・グリフィス  ジョン・レイ  リュー・エアーズ  ルイス・ウォルハイム 
  • ファーストトレーディング (2006年12月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285900038

西部戦線異状なし [DVD] FRT-003の感想・レビュー・書評

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  • 後年数々生まれる戦争映画はあらゆる視座(楽観、組織、権力、狂気、淫乱、絶望、達観など)を盛り込んでいますが、本作は第一次世界大戦後の時点でそうした要素をすべて盛り込まれており、そしてあらゆるシーンで印象的な映像の工夫、経過とともに移りゆく主人公青年の目つき、といったように大味に終わらぬ配慮もあり、そしてあの戦争の、はじめ楽観的だった雰囲気からナショナリズムへの変容てところまで描写する細かさ。ここまでやったけどすぐ第二次が始まるのです。

  • 第一次世界大戦のドイツ軍を描くというだけで十分珍しいですが、これがバリバリの反戦映画だったので驚き。しかも原作が1929年で映画が1930年とリアルタイムに近い。リアルタイムの反戦映画ということではチャップリンの「独裁者」もそうだったなぁ。この反射神経はすごい。

    戦争ではいかに人の命が軽いのか、考えさせられます(タイトルが秀逸)。ただ映画としてはさすがに作りが古いので、原作にあたってみたいです。

  • 戦争映画は死とそれから生を意識させてくれる。
    平和の中にも戦争はある。
    この作品は第一次大戦後の1930年の映画、それからたった9年後に第二次世界大戦が起こる。
    そして今度またいつか無責任な誰かが戦争を始めるんだろう。
    あの教師のように「祖国のために死ぬ事は美しいことだ!」と叫びながら。
    そして高揚し英雄的気分に包まれた若者が戦場で絶望に打ちひしがれるまで、そう時間はかからない。
    その時に「なんでこんな戦争をしてるのか」「誰がこんな戦争を始めたのか」と問うことは当然のことだろう。
    しかし指導者たちは地図を見ながら「ここに塹壕を設置すれば勝てる!」と言うだけだ。
    領土を争いたいなら、それぞれの国家元首に裸で棍棒を持たせて殴り合いをさせればいい、というのはいい考えだと思った。
    そうじゃなければサッカーでも野球でもいい。
    なんで数万の人が死ななければならないのか。

    しかし、事実、戦争は再び起こったのだ。

  • どの時代どの国にあっても若者を扇動して死に至らしめていたのだ。戦場に赴くまでは戦場の悲惨さを誰も教えてくれない。戦場から帰還しても、戦場のことは話したがらない。その悲惨さが口を閉ざすのだ。

  • 戦争映画はもう観たくない

  • 自分の中で戦争映画の金字塔。

  • 本を読んだので見た すごく淡々トントンと進むような気がしました 休暇中の描写なんてねっとりと読んだから いやくどいのも嫌だけど

  • 学校の世界史の中間テストの前日(!)に、範囲が20世紀初めだったし、せっかくなので見ました
    原作とイメージが合う!塹壕戦の描写とか、まんま、って感じです。戦場でそのままカメラ回したように見える
    まぎれもない反戦映画です。でも、ただ悲惨なんだよーって言うだけじゃない。
    何かを考えさせられるというよりも、確認させられるような作品

  • 「祖国にささげる死は甘美である。」と言われ、入隊を志願して前線へ向かう青年たちの話。前線での苦しい状況を知らない大人たちが何も知らない子供たちを先導している姿が恐ろしい。

    <あらすじ>
    第一次世界大戦中、ドイツのある学校。生徒たちに愛国心を説く老いた教師。生徒たちも進んで入隊を志願する。ポール(リュー・エアーズ)はケンメリッヒ、気弱なベームと同じ部屋に配属された。新参兵をしごくのは、かつて町の郵便配達員だったメルスト曹長である。最初から泥沼になった地面を前進するといった訓練をさせられる。戦場に送られた彼らを古参兵カチンスキー(ルイ・ウォルハイム)は温かくいたわってくれた。仲間は次々と戦死していく。ポールは激戦中に自分の塹壕に入ってきた若いフランス兵を突き殺す羽目になる。そのフランス兵のポケットから彼の妻子の写真が落ち、ポールの胸は痛む。
    負傷休暇をもらい故郷へ帰ったポールは、母校に立ち寄った。そこでは、相変わらず老教師が戦争を讃え、愛国心を説いている。ポールは教室で戦争の悲惨さを語ろうとするが、軍国主義の教師や生徒たちが期待したような功名談などしゃべれるわけもなく、彼らを失望させる。仲間と共に、知り合いになったフランス娘と楽しいひとときを過ごしたのもつかの間、カチンスキーが戦死した。長雨の後の晴れた日、戦場は珍しく静かだった。ハーモニカの音が聞こえ、一羽の蝶が飛んできた。塹壕からそっと手を出すポール。その瞬間、銃声一発。敵の弾丸がポールの若い命を吹き消した。

    原作『西部戦線異状なし』は、第一次世界大戦の敗戦国ドイツ出身のエーリッヒ・マリア・レマルクが1929年に発表し、世界的な大ベストセラーになった反戦的な小説だが、現在でも戦争を描いた映画史上の名作として不動の地位にある。
    戦争の過酷さをドイツ側から描く、アメリカ映画としては異色の作品である。

  • 平和ボケしている今のわたしたちだからこそ観るべき映画ではないかと思いました。
    80年も前の映画なのにこの迫力!

    田舎で何も知らない学生を戦場に送り込むべく力説してる先生、あれが実は一番怖いんじゃないかな。

    (1930年、ルイス・マイルストン監督)

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