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- / ISBN・EAN: 4560285900069
感想・レビュー・書評
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薔薇の蕾、唯一与える愛になり得た母親への愛情の象徴なのかな…。
ジョセフ・コットンいいですねー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画史に残る重要な作品だとかってんでみてみました。
今なら珍しくも何ともないこんな感じが、やっぱりいつかどこかで現れて来るんですね。
最初に考えつくなんてすごいことです。
しかも結構面白かった。 -
もちろん、もう二番煎じ、三番煎じを見ているのであまり衝撃ではないのだが、これを20代で撮ったって言うオーソン・ウェルズが凄すぎ。
芝居も20代とは思えない。 -
●形式
ケーンが死ぬ間際に残したキーワード「薔薇の結晶」。そのルーツを探るべく、取材班がケーンの旧友、関係者にインタビューをしていくことで話は進んでいく。話の中心であるケーンの人となりや行動、人生観が、彼ら旧友、関係者の回想によって語られ、映像化されているのがなんとも斬新。
●内容
ケーンはすべてを手に入れた。財宝、名声、威信。しかしただひとつ欠けたピース「薔薇の結晶」。唯一の幸福の指標である「愛」を彼は手に入れることが出来なかった。人間が「間」の存在である以上、利己だけでは、幸福の本質まで到達できないんだ。ケーンが「市民」とされるのは、すべてを兼ね備えた存在でなかったということからなんだろうなぁ。本当にその人のためにって考えられる人がいるのか、それは人間にとって可能なことなのか、いやーわからんですよ。
「私を傷つけんでくれ」 -
some can sing, some can't
rose bud sledge -
どうしてこんなに後世まで残っているのだろう・・・?というのが正直な感想。
幼い頃に母親と引き離されて、望まなくして大金持ちになった悲しい男のお話。内容はいい話ではあるけれどこの程度のものなら他にもあるだろうと思う。けれどそれでも素人ながら言わせてもらうと、多分当時の撮影技術や撮り方からしたらすごく斬新だったり画期的だったりするのだと思う。もしかすると本当の映画通の人がこういうものを好むのかもしれない。 -
1941年、アメリカ。貧しい下宿屋の息子であったケーンは、両親の財産を継いで後見人とともに上京する。メディア王として一代を築いたケーンは最期に「バラのつぼみ」という言葉を遺して世を去っていく。オーソン・ウェルズの処女作。