紳士協定 [DVD] FRT-071

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監督 : エリア・カザン 
出演 : ディーン・ストックウェル/アン・リヴェール/セレステ・ホルム/グレゴリー・ペック/ジョン・ガーフィールド/ドロシー・マクガイア 
  • ファーストトレーディング (2006年12月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285900717

紳士協定 [DVD] FRT-071の感想・レビュー・書評

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  • ジェイムズ・ボールドウィンがインタビューで、人々が急にユダヤ人問題に気づいて、彼らに親切にしてやらなくちゃならないと思い始めた頃の作品と言っていた。ので観てみた。でもつまらなかったのですぐにやめた。

  • ユダヤ人差別に関する記事を書くために一時的にユダヤ人になる男の話。
    グレゴリー・ペックがかっこいいという点以外内容を覚えていない。


  • 〈ストーリー〉
    妻に先立たれて、幼い息子と母親の3人で暮らしているフィル・グリーン。ルポライターのフィルは反ユダヤ主義(ユダヤ人差別)に関する記事の連載を依頼される。企画の発案者は編集長の姪キャシー。キャシーもバツイチで2人は恋仲となり、間も無く婚約する。
    反ユダヤ主義に関する記事をありきたりな切り口で書きたくないフィルは、引っ越したばかりのニューヨークの地で自分はユダヤ人だと偽って、ユダヤ人の境遇を擬似体験する事により記事を書くことを思いつく。名前もユダヤ風にグリーンバーグと変え、仕事でもプライベートでも徹底してユダヤ人として生活する。それを知ったフィルの友人でユダヤ人のデイビッドはなんて馬鹿なことをしたんだと反対する。
    それからフィルがユダヤ人であるというとはすぐに広がり、周りの態度は一変する。アパートの管理人、母のかかりつけの医者、息子の友達、高級ホテルなどなど。フィルの想像していた以上に反ユダヤ思想は社会に根深く、しかも身近なとろで暗黙の了解として存在していたとに気づく。ついには企画の発案者で、差別を憎んでいたはずの恋人のキャシーともこの問題で不仲となり婚約解消となってしまう…


    〈感想〉
    日本ではアメリカの差別問題は黒人差別ばかりが取り上げられがちで、ユダヤ人差別はあまり知られていない。私も詳しくは知らなかった。この映画がアメリカで制作されたのは1947年。太平洋戦争が終結したのが1945年だから、この時のアメリカと日本のヒューマニズム思想は天と地ほどの差がある。しかも映画の中では宗教問題も扱われている。と言うか、そもそもユダヤ人差別の根源は宗教問題なのかもしれない。キリスト教の国であるアメリカは、イエスキリストを裏切ったユダヤ人を迫害する。しかし、キリスト自身もユダヤ人だったはず。いかに差別がくだらないところから生まれてきているかが分かる。
    映画は差別する人よりも、それを黙認している偽善者(心の中では差別反対と思っているが、口に出さない人達)にフォーカスを当てている。何も言わないのは差別をしているのと同じであるということ。それがすごいしっかり描かれている。
    くだらない授業をするくらいなら、こう言う映画を子供達に見せた方がよっぽどいいと思わせる名作でした。

  • 最後のおっかさんの台詞に感動した。
    (黒人の問題は別として)市井の老女でも、どのようにして自分たちの国を立ち上げ憲法を起草したかなどを主張することができるのはアメリカ人くらいかもしれない。

    沖縄や在日の問題とも共通すると思うが、私にも正面から戦う勇気はない。

    そして巷では道徳教育が云々されているが、真に積極的平和を求めるのなら、こういう題材を教科書にすべきだと私は思う。

  • 「差別や偏見を目の当たりにして沈黙するのは、それを助長することでしかないんだよ」っていう最後の方のセリフ、心に刺さります。

  • 反ユダヤ主義風刺。
    差別・偏見。
    直接的支持はもとより、
    間接的黙認が根深く、根深く。
    ユダヤを理由に貶され号泣する息子。
    「あなたは本当はユダヤじゃないのよ」
    この発言がなにより。
    クリスチャン優位主義の無意識化の証明。
    黙ること。それは強化。

    分かり合う。視点の内面化のみが手段。過程には何が。論争、怒り、指摘、内省。

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