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- / ISBN・EAN: 4560285900755
感想・レビュー・書評
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思いっきり泣いてしまったよ…。
どうにも思い通りにならなくて、平凡で不幸で無価値だと思いこんでいた自分の人生。それが最初から存在しなかったら、自分の愛する人々はどうなっていたのか?
そんな「もしも」を、ちょっとおかしな天使のおかげで垣間見て、選択肢がなく流されながらも必死に築いててきた自分の人生の価値に気づくと同時に、人々の暖かさを噛み締める作品。
超絶いい人な主人公と周囲の人々。
わかりやすさが過ぎる悪役。
極めてシンプルなストーリー。
超絶ベタなラスト。
なのに、本当に完成度が高くて、ものすごく心が満たされます。
あまりにベタなシンプル展開なので、あらすじは書かないことにします。
でも、ある程度の年齢になって、自分の人生を振り返って、後悔や、選ばなかった別の道に想いを馳せたことのある人に一度は観てみてほしい作品です。
ある種の「人生の真理」に胸打たれる作品。
これを観た後は、きっと、自分の大事な人のことがより愛おしくなると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
午前十時の映画祭。
ベタベタなストーリーがモノクロで良い感じ。
クリスマス・キャロルの良い人版みたいな空気。
ジョージの子役がすごく美少年だったので
大人役にちょっとでも期待したのが失敗だった。
良い人には見えるけど、あのカワイイ美少年がああなるのは雰囲気に納得がいかない・・・!
ヒロインのメアリーはすごく可愛かったです。
良い映画だけど、もうすこし子供のころに観たかったかな。 -
素晴らしきかな、人生!♪
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何て言うか、古き良きアメリカらしいおとぎ話だったな。情けは人のためならず。誠実に生きた者がちゃんと報われる安心感があった。絶望の縁でも愛する人がいて愛してくれる人がいて、大切なものがあればそれを希望にまた立ち上がれる。そんなおとぎ話。とぼけた天使がとてもいい味を出している。何気にヴァイオレットの配置が秀逸。
もし自分が存在しなかったら、という世界に投げ込まれた時に、僕はあそこまで元の世界に戻りたいと思えるのだろうか?あそこまで会いたい人がいるだろうか?それが気になってしまってラストの展開に素直に大感動できなかった自分がくやしい。
とはいえ、とてもスピード感のあるジェットコースターエンタメの傑作です。絶望から歓喜への高低さ激しすぎだろ。
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ベタだけど素晴らしかった、
ほんとう、クリスマスイブにふさわしい映画 -
泣いちゃった。ハートウォーミングなんて形容しちゃうと怒られそうだけれど、やっぱりハートウォーミングな映画だよ、これは。
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善人の男がクリスマスの日に奇跡に出会う話。
ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』はキリスト教的な説教が鼻について苦手だが、こちらはまだマシ。
悪役である金持ちのポッターの描き方も、単なる悪党ではなく彼なりの正論を語らせている点が良いと思う。
ただ、主人公がいない場合の世界が客観的にはたいして悪くなさそうなのはどうかと思った。(主人公の主観的には大問題だという点はわかるけど) -
アメリカ版忠臣蔵のようなもの哉w。
一つだけケチを付けるなら、ポッターに恥をかかせる演出があっても良かったかな。例えば最後、彼の執事が$8,000を返しに来て「彼の意地汚さにに、呆れ果てました」と言わせたり、ある目撃者の証言でポッターが$8000を盗んだような形になって窮地に立たされるのを、ジョージが助けて大団円とか…