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- / ISBN・EAN: 4988104042521
感想・レビュー・書評
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内容(「Oricon」データベースより)
あの事件から10年、逃亡に成功した“知性あふれる狂人”レクター博士が新たな事件を起こす…。『羊たちの沈黙』の続編となる傑作サイコサスペンス!アンソニー・ホプキンス、ジュリアン・ムーアほか出演。
『羊たちの沈黙』の続編。
レクター博士がサイコ過ぎて気持ち悪くなるのに観てしまうのはどうしてなんだろう?
やはり、怖いモノ観たさなのか...
レクター博士が自分の腕を切ったのは クラリスへの歪んだ愛情からなのだろうなぁ...
レクター博士のサイコパス的な部分をとことん観てみたいので続編も観たい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アンソニー・ホプキンスさんの演技はさすがだったし、映像や音楽などの演出も素晴らしかったけれど、やはり見た目がゴツめのジュリアン・ムーアさんではクラリスの心の繊細さが感じられなかったし、ラストも小説とは異なっていて、ちょっと物足りない物語になっていました。
レクター博士が最後に自分を傷つけてでもクラリスを守った映像からは「心」が描かれているのがわかったけれど、それ以外はどうしても猟奇的な「映像」ばかりが印象に残りそうな作品でした。
小説のラストは賛否両論だろうけれど、自分は小説のほうが人間の心の複雑さがわかって好きだったな。 -
いや~、グロ系ホラーでしたね。在宅勤務の昼食を観ながら食べるできではないですね。
物語は『羊たちの沈黙』から続く、レクターのクラリスへの愛の物語です。最初も、途中も、そして最後の逃亡劇も。
クラリスがジョディ・フォスターからジュリアン・ムーアに変更になっています。彼女には相当のプレッシャーがあったと思いますが、個人的には『羊たちの沈黙』から10年経ったクラリス像としては良かったのではないかと思います。
キャスティングでの驚きとしては、準主役の狂人となった大富豪役が『レオン』の悪役で有名なゲイリー・オールドマンだったとは。特殊メイクでの演技だったのでほぼ人相が分からなかったのですが、確かにあの口は彼そのものでしたね。ほんと役になり切る演技力はすご過ぎる人です。
ラストのレクターによる食事会とエピローグはもう気味が悪くて直視するのがキツイくらいでした。
おそらくレクターはクラリスへの愛情で自分がもう今までのような殺人が出来なくなった絶望から、第二の自分を育てる道を見い出したのではないかと思われ、本当に怖くなりました。 -
羊たちは沈黙した
前作と打って変わって冷酷な捜査官と化したクラリス
役者が変わったので当たり前だが、あどけない表情や、感情の起伏が非常に少ない。
美人が故に男供から視姦されていると感じていたあの時のクラリスはもういない。セクシーなドレスを着せられても女性としての魅力があまり感じられないのは無機質なキャラクター像がそうさせる気がする
今作はレクター博士の隠居と犯罪者としての復帰を描いたサイコスリラーになっていると思う。サスペンスが見たい人には向かない -
もしかして、カニバリズムな惨殺映画ではなくて純愛ラブストーリーなの?
最後に確かな愛を感じた。
歪んでるわ〜
でも真っ直ぐだよね。 -
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オールドマンの特殊メイクは最高でしたね。豚に喰われて逝ってしまいました。
『羊たちの沈黙』でのクラリス役であったJ・フォスターが本作...オールドマンの特殊メイクは最高でしたね。豚に喰われて逝ってしまいました。
『羊たちの沈黙』でのクラリス役であったJ・フォスターが本作は降板した理由。
それがどうも、初作の路線から逸脱し単なる猟奇的シーンを見せ場とする作品へと、品格が落ちてしまったから…と語ったとか?
私の中ではレクター博士の愛するクラリスは、フォスターで在り続けてほしかったです。
捜査に於いてクラリスにヒントをないかけるレクター博士。
それが彼なりの愛情表現だと想うだけで心の底から恐怖で凍てつくも 、どこか紳士的で繊細で…
ドライアイスを心に詰め込まれて火傷を負わされるような究極の愛のように感じられ。
Sir.ホプキンスの「ディア、クラリス…」で始まる台詞が耳から離れません。
2016/01/15
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ひいいいいい。
いや、グロければ、残酷であれば羊たちの沈黙ファンが喜ぶと思うな!!!!
レクター博士を追ってるときはよかったけど、途中からなんかぐだぐだ、でグロいシーン勃発。
司法省とか絡める必要あったのかしら・・・
クラリス役がジュリアンムーアもすてきだったけどやっぱりジョディフォスターにやってほしかったな。 -
こ、こええええーーー!
そして、グローーーー!
ライティング、音楽、映像、間、など、リドリーの素晴らしさが光るね。
シリーズで一番怖かった! -
2001年公開
監督 : リドリー・スコット
バッファロー・ビル事件でレクター博士が脱走してから10年後、彼への復讐に執念を燃やす大富豪がクラリスに接触するところからお話は始まります。
前作の方が、ヒリヒリする緊張感と一進一退の推理が楽しめる内容だったんですけど、今作は両方とも減退でそこが残念。あと、クラリスの行動モチベーションもなんだかよくわからなかった。名誉欲なのか、正義なのか。ほかの人はバンバカ撃ち殺す割に、どうしてそこまでレクターを助ける?
ってまあ要するに、屈折した愛憎のお話ってことなんでしょうけど。原作のラストがあまりにも何とも救いのないオチなので、それを無理矢理回避した今作ラストも、なんともねえって感じでした。
まあ、グロさは健在なので、気をつけましょうw -
「羊たちの沈黙」の続編があることは勿論知っていたが、クラリスがジョディ・フォスターでない時点で観る気がせず、初鑑賞。決してジュリアン・ムーアが悪くも嫌いでもないが、クラリスのイメージと違いクール過ぎてこれだけでかなり減点。流石リドリー・スコットで光と影の演出は抜群だし、ジャンカルロ・ジャンニーニの演技も流石だが、残酷な描写がこの映画の持ち味ではないのに、余りにもショッキングな場面が多く、本質から外れている。「羊たちの沈黙」だけで終わっていた方が良かった。