- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4934569626929
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
終戦の年。戦争末期。戦時下にあった日本の、ある家の、とある日常を描いた映画。
その家の茶の間の窓からは庭の立派な桜の木が見え、春になると満開の花が華麗に咲いていた。
ほとんどシーンが、その茶の間での会話劇。
なにげない日常の会話からは、その家の過去や明日や、今のことがわかる。
当時にとっては「戦争」とは、当たり前の日常であったのだということが、現代に生きるわたしには、とても切ない。
長崎原爆が落ちる前日のある家族を描いた「TOMORROW 明日」も、おだやかで朗らかな日常が明日に消えてなくなってしまったことが痛切で心にに残ったけれど、
この映画は、ごく日常のドラマがさらに洗練されているなと思った。 -
劇作家・松田正隆が自らの母親の実話を基に書き上げた戯曲を名匠・黒木和雄監督が映画化した戦争ドラマ。太平洋戦争末期を舞台に、海軍航空隊に所属する2人の若者と、一人の純朴な女性との瑞々しくも切ない恋と友情を静かに見つめる。出演は、原田知世、永瀬正敏、松岡俊介。
-
戦時中の、ひとりの女性の恋模様がたんたんと映し出されている。まさに青春。の一頁。
少し盛り上がりに欠ける気もするが、それはBGMがないからかな。
その分、薩摩弁のリズミカルさが耳に残って、個人的に良かった。
明石と悦子と永与と。それぞれが相手を大切に想っていて、その想いをそれぞれが汲んでいて、それでも、どうしようもないところがどうしようもなくあって。
それは切ない気持ちにさせるものなのだけれど、同じぐらいあったかいものに感じた。うん、悪くない。
さて真面目な感想はここまで。
いやー笑った笑った。
一人で観てて良かった。もうむず痒くって。明石と永与が、もう男子高校生にしか見えなくって。予想以上にもだもだできる映画だった。
とくに永与の弁当箱のシーンはツボ。噴き出した。ああいうの好きだー。
電子回路の弁当箱・・・見たかったな!
観終わったら、ちょっとお見合いしたくなる映画だ。 -
原田知世、素敵☆
最初本上まなみが何言ってるかわかりにくかったけど、かわいくて。
2人とも、ほっこりしてて癒される。
原田知世と本上まなみと小林薫と3人でゴハン食べてるシーンはくすりと何度も笑えた。
永瀬の弁当箱にも笑った。
原田知世と松岡俊介の気持ちもせつないけど、全部わかってる永瀬もまたせつない。
戦時中はこういうことあったんだろうな。
シーンの転換も少なくセリフが延々と続く映画だったけど、出演者が個人的にみんな好きなのもあり、良い映画だった。 -
・・・観たい
-
途中下車