子宮の記憶/ここにあなたがいる [DVD]

監督 : 若松節朗 
出演 : 野村佑香  中村映里子  寺島進  余貴美子  徳井優  東幹久  野村真美  田中健 
  • ポニーキャニオン
3.00
  • (0)
  • (3)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 27
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013309142

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子宮の記憶。
    奥深い言葉です。

    生後まもなく、どんなふうに過ごしたか?
    赤ちゃんにも、そして母親にも、
    大きく影響を与えるのかもしれない。
    クモ膜下の母も、きっと、
    愛すべき方法がわからず苦しんできた、
    まぎれもない被害者なのだ。
    そうゆう意味でも、やはり罪深い。


    彼は、何しに、ここまで来たの?

    わからない。
    でも、会いたい。
    子宮の中に戻りたい。
    それは人類普遍の欲求かもしれない。
    そしてそれは血縁とは関係がない。
    人間が他の動物と一線を画すところはここにある。


    逆にひとの子を奪ってでも愛すべきひとが欲しい、
    という切なさ。
    愛せる人がいることの幸せを
    もう一度かみしめたくなる。

  • (画像更新) 4.5
    まずひとつ。主役の男の子・・・もーーーーーちょっとかっこよくてもいんじゃね????wいやスタイルとかいいのはワカル。演技はちょっと不自然なくらい自然すぎる感じ?とりあえずアップ抜かれるたび違和感が・・・(ヲイ)そして声とかめっちゃ変だったし・・・(笑)。ま、いい。ストーリーはところどころ「ん?」て思ったけどそれでも総じてかなりよかったです。最後のほうもそりゃ泣けたんだけど、一番印象に残ったのはチークダンスのシーンかなぁ。なんか切なかった。あの演出いいなぁ。松雪さんはやっぱりすばらしいです。なんであの人はそこにいるだけであんなにも艶っぽいんだろうね〜。「あたしのことかわいそうだと思った?」て、あのあとヤケ酒するほどへこんじゃうのがかわいくていじらしい(また)。同情と愛情ってなんだろうな。前科者だからってたくさんひどい目にあってもその環境に耐えて、それが自分には相応だと思っている人に、そんなことないって、もっと幸せに生きてほしいって、救ってあげたいって、それで一緒にいたいって思うのは「タダの同情」なんだろうか?好きだから幸せにしたい、笑った顔が見たいって思うんじゃん?まあこの映画では罪の意識とかそういうことはメインテーマじゃないんだろうけど。メインテーマは「母」かなやっぱ。・・・それにしても寺島進氏はヒッドイ。いや、それだけ演技がいいってことなんだけど。別にババァじゃねえよ!きれいだろうが!とか、あんだけこねくりまわしといてそこで突き飛ばすのかよ!とかマジ腹立ちました(笑)。あと余貴美子さんてあんな胸でかかったのー!?とびっくり(で、〆るのか) *そして追記*
    映画としてまとまっていてラストとかもあれがベストなんだろうけど、あえて世界の端っこで好みを叫べば、原作を忠実に表現するだけが映画じゃないの精神で、主人公がけっこう遊び人で「ゲームだよ」とか言っちゃうような二面性持ってたり、東京からたずねてきてセックスして自殺しちゃう女友達の存在とか、そういう現代っぽい要素をバサバサカットして、あえての純文学路線でいってほしかった。だってせっかく松雪さんなんだからさ!その色っぽすぎさのためにかえってリアリティを欠いてしまうよ;これは親子愛なのか男女愛なのか、もうそのへんの倒錯倒錯・・・みたいなさ。wちょっと長くて間延び感あったしねこの映画。カットしたほうがチークダンスシーンみたいなのが生き生きすると思うんだけどな。松雪さんとか寺島さんとか余さんとかはそっち系の雰囲気出てたよねすでに。泥臭いのも観てみたいな〜。いや、観れないんだけどさw

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×