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- / ISBN・EAN: 4547462041173
感想・レビュー・書評
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チャン・ツィイーの演技が上手い.
静かなラブストーリー.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映像がとにかく綺麗。
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教師だった父の死が帰省した息子が織り成す両親の出会いもの語り
現在が白黒で語られ
過去がカラーで語られる
綺麗で静かで穏やか
チャン・ツイィーの一途な姿にじんわり打たれる
余韻の良い物語 -
この映画を見て、たいていの人は私のように号泣すると思うのですが、きっと何パーセントかは否定的な意見を持つ人がいるんだろうと予想した。で、Amazonを見に行ったら、やっぱりそういう人がいてちょっと安心した。
この「純愛」に対して、実は私も途中で疑念を抱いた。
というのも、そもそも主人公のディは都会から来た若い「先生」の内面とか生活歴とは何も知らないわけだし、「先生」のほうもディのことは何も知らない。そういう中で、ディが「先生」を好きになるのは、まあ、見方によるがしょせんは「恋に恋している」状態とも言えるし、もっと言えば、打算であるとも言える(事実、途中で「これは計算ずくの行動?」と思うところもある)。
でも、恋愛なんてしょせんそういうものなんだよ。相手のことを知り尽くして始まる恋愛なんてどこにもない。何十年も一緒に暮らしても分からないのがむしろ当たり前だと思う。
そういう意味ではどんな恋愛もどんな結婚も打算であり、幻想である。
でも、ディの生き方にみんなが感動してしまうのは、彼女がプライドを持っているからだと思う。
つまり、自分が好きになった「先生」に対して軽蔑されるようなこと、嘘つきと言われるようなことはしたくない、そして自分自身に対して恥ずかしいことはしたくない。だから、報われないことかもしれないが「好きになった自分」を貫き通すのだ。相手が社会的な地位を失ったからといって、恋愛感情がなくなるのは情けないじゃないか。
「先生」のお葬式を昔ながらの形にしたいっていうのも、もう合理性を超えて、彼女の意地でしかない。でも、意地とはプライドであり、プライドは意地なのである。
はたして「先生」のほうも、ディと学校のどっちを愛していたのか。それは分からない。
でも、そんなことはどうでもいいんだ。
結局は自分が自分に恥ずかしくないように生きたい。そうしてそのまま死にたい。
それを貫きとおしたディは、字が読めなくても、街の生活を知らなくても、やっぱり偉いんだ。そして、字も読める、街の生活も知っている我々は永遠にディにはかなわない。負けを潔く認めようじゃないか。 -
たま〜に中国映画を観るけど、いい映画を作るね〜。綺麗な大自然の風景も見どころ。そして何よりチャン・ツィイーちゃんがまた初々しくて可愛い。
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これほどのオレ的名作だったとは!!!過去を鮮明なカラー、現在をモノクロって手法は前からあったのですか?現在の喪という意図もあるのでしょうが、新鮮な感動。ドンブリにお皿のふたをして布をくるっとまくお弁当箱に胸キュン。赤い髪留め、青い花の陶器、古い機織り機。アイテムはガーリーだが、その舞台は1960年前後の中国山村。ふと、「ワイルドスワン」などで得た記憶もでてきたり。勉強しないといけませんね、歴史。
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号泣です。幼いチャン・ツィイーが可愛すぎてもうたまんないっす。誰しもがあんな風に愛し愛されたら、どんなに素晴らしいことだろう。
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全体の75%程度がチャン・ツィイーのPVです。
いや、まあ、キレイだけどさ、確かに。それにしたって(笑)。
そこを除けば、1950年代の中国農村部の生活や
自由恋愛に対する国民性、共産主義に叛旗する先生とか、
当時の情勢を押しつけがましくなく伏流させ、日常を描いている。
突っ込みどころも多いが、牧歌的な自然豊かな情景が
チャン・ツィイーの純朴な美しさと愛を際立たせる。 -
チャン・チーの子供時代。
主人公の子供ちぇんちぇんという名前。ち〇んち〇んと聞こえるよ。感動映画。