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- / ISBN・EAN: 4932487023530
感想・レビュー・書評
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uplinkのストリーミングで視聴。やっぱ実際の動きを見るのはいいね。特に甲野さんがくるくる回ってるのが美しい。理論的に言えないことを言葉にするというのはまあ最初から無理なんだけど、この動画で起こっている体の動きは美しい。でいいんじゃあないかなと。まあその無理な試みを私もしてみる。
身体は、個々の細胞の集合体である。それらの集合体は、神経によって配線されている。その配線からの出力は、脳の中で、抽象化され、あるモデルとして組み上げられている。ただ、そのモデル自体は、部分部分の動きのモデルにすぎない。特に、理性、テキストレベルにしてしまうと、過度な抽象化が起こり、このモデルレベルでトレーニングや理論を組み上げると、体そのもののポテンシャルを活かすような形の理論にはならない。トレーニングも、かえって体の一部分を酷使して壊すようなものになってしまう。
全ての細胞をカバーするような理論で行くと言うことも不可能である。例えば、やはり物を持ち上げる時の耳の筋肉には様々なやり方がある。つまり、目的としてのものの持ち上げから方程式をつくってもたぶんこの耳の筋肉を入れたところで0除算が発生する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
武術研究家の甲野善紀を追ったDVDドキュメンタリー。ラグビーや合気道、フルート奏者や介護など様々な場所で、身体操作の実演をされていて、その実演を目の当たりにしている人々の驚きの顔が見て取れる。特典映像には、甲野さん自身の人生を振り返るかたちのインタビューもあって興味深い。