鱗(うろこ)

アーティスト : 秦基博 
  • BMG JAPAN
4.38
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本棚登録 : 51
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988027900700

感想・レビュー・書評

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  • もともとデビュー当時から
    秦くんのことは注目してたんやけど、
    この曲の良さに改めて気づいたのは
    日本テレビ系列で放映されている『未来シアター』という番組を
    たまたま観たことがキッカケでした。

    その回の放送では、金魚絵師である深堀隆介氏が
    福島の震災で亡くなった小学生の姉弟の
    泥で汚れた二人の運動靴に
    まるで生きているかのように元気に泳ぎ回る金魚の絵を描いて、
    姉弟を失ったお父さんに
    笑顔を取り戻す手助けをするっていうドキュメンタリー仕立ての内容で、
    (YouTubeで見れます!)

    そのバックで流れてたのが秦くんが歌う

    この『鱗』という曲でした。



    シャープで伸びのある鋼のような歌声。


    耳に残る耐久性に優れたメロディー。


    情景が浮かび上がる独特な歌詞世界。


    どれも彼の武器なんやけど、
    自分が感じる最大の特徴は
    その声に宿る『切実さ』です。

    秦くんの歌には小手先のテクニックや
    技術を越えた
    切迫感や切実さが痛いほどに伝わってきて、
    その『切実さ』こそが
    歌を嘘にしないのです。
    (リアリティを与えてくれる)


    この感覚は役者で言えば、
    満島ひかりと近いのかな。

    切実さを持った女優、言葉を嘘にしない役者、共演者を食ってしまう存在感という意味において、
    ジャンルは違えど
    スゴく近いモノを持った表現者二人だと思う。
    (ということで、この二人の対談、『僕らの音楽』あたりでやってくれへんかなぁ笑)


    話がそれたけど(笑)、
    会いたい人への思いを描き、その武器である『切実さ』が
    痛いほど伝わってくる楽曲の『鱗』。

    生き生きと泳ぎ回る金魚たちのように、
    震災で亡くなった姉弟のもとへ
    残された者たちの思いを届けてくれることを
    切に願ってます。

  • これははずせなかった。。。。

    あの時が刻み込まれてます。

  • 大好きすぎる

  • きみのもとへ きみのもとへ。
    (2009.1.4)

  • 新聞に「アラサー女性に人気」の、と書いてあったなぁ。
    アラサーってナニサー?って思ったけど、
    アラフォーの30ヴァージョンだったのね。
    じゃ、例にもれず私も(笑)

    このPVちょっとオンディーヌ?っぽいなぁ。

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  • プールが堪らなく好き。

  • これはPVを見てハマった一曲だったりします。
    そのくらいPVが綺麗なんだ…!!
    秦くんの曲の中では一番盛り上がり率が高い曲だと思っとります。
    声量がすごそうなので一度生で聞いてみたいなぁ。。。
    音源に落としてしまうのが勿体ない気がします。

  • 久しぶりに音楽聴いて泣いてしまいました。切ない思いがいっきに溢れてきます。

  • 声がすっごく綺麗。
    聴いてて癒される。
    メロディーもかなり良い!!

  • 密かに5つ星。(笑)聴けば、あーこの曲か。とそんな風に思います。気が付けば溢れていたんだと。ひたむきに真っ直ぐに。ただ、会いにいく、んです。

著者プロフィール

ミュージシャン。
2006年 11月シングル「シンクロ」でデビュー。“鋼と硝子で出来た声”と称される歌声と叙情性豊かなソングライティングで注目を集める一方、多彩なライブ活動を展開。2014年、映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌「ひまわりの約束」が大ヒット、その後も数々の映画、CM、 TV番組のテーマ曲を担当。

「2020年 『連続テレビ小説 おちょやん 泣き笑いのエピソード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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