戦場にかける橋 [DVD]

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監督 : デビッド・リーン 
出演 : ウィリアム・ホールデン.アレック・ギネス.ジャック・ホーキンス 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2007年7月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462042842

戦場にかける橋 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 最高。気高き意思があり。ジレンマがあり。悲しみがあり。無力感があり。人は愚かだが美しくもある。すべてが一つに詰まった名作。

  • 「二人とも変だよ それとも私か?」

  • 1987年 視聴

  • 子供のころに一番最初に聞いた映画音楽・生まれて初めて聞いた映画音楽は何と聞かれたら、間違いなく早くても中学時代もしくは高校時代に聞いた流行のアーティストの楽曲を映画の挿入歌と築いて答えるんだと思う。時代ごとに違うかもしれないけれど、もしかしたら僕から前後10年くらいの方たちは間違いなくこの曲のような気がします。

    https://www.youtube.com/watch?v=k0SRh0tR0NU

    当時も今でも行進曲としては最適な楽曲のように感じます。僕自身この曲がオスカー受賞作品の中で使われていたことを知るのは学生時代にテレビの映画の中で知った記憶があります。

    「戦場にかける橋」
    https://www.youtube.com/watch?v=HFWPW789Q6I

    第30回のアカデミー賞において7冠に輝いたこの作品。今の戦争映画とは違い細部においては細かな部分は気にせず日本兵が使用した武器はイギリス製ばかりだったのが戦争映画マニアとしては原点ですが、当時の作品を思うとかなり秀逸な部類に入ると思います。

    ほとんどの方は記憶はないでしょうが、この時の助演男優賞にノミネートされたのは、この作品に出演した早川大佐役の早川雪洲でした。日系人なのか日本人なのか微妙でしたが、日系人に感じられない演技でしたが、日系人でアメリカの俳優さんではなく、日本の俳優さんだったのですね!

    本当に偉業だったと思います。現代では渡辺謙さんなどが頑張っておられますが、終戦から10年ちょっとでアメリカのシネマ界の記憶の中にしっかりと刻まれた早川さんの業績というのは本当に素晴らしいものだと思います。

  • 面白かったし、価値観が揺さぶられるいい映画だった!

    次は本当にメモ

    価値観、美学、ルール、成し遂げる、神の視点、何がよいのか、愚か、戦争、誇り、人間らしく生きる、こだわることで見えるもの、こだわりを捨てるということ

  • 戦争の悲惨さを~っていうやつだけど、戦争だから愚かしい事をするんじゃなくてさ、人間は元々愚かで卑怯で残酷なんだよね。
    戦争だとそれが、生死という形で分かりやすく現れるだけでさ。

  • 日本軍の捕虜収容所における、泰緬鉄道のための橋の建設を巡る英軍将校ニコルソン大佐の戦い。
    彼は、日本軍の計画よりも素晴らしい橋を、英軍捕虜の規律と尊厳を守りながら完成させることで、英軍捕虜の尊厳を勝ち取ろうとする。
    武士道主義の収容所長、斎藤大佐との対決を経て、日英の協働により橋はようやく完成し、ニコルソン大佐と斎藤大佐は、橋の上で美しい景色を眺めていた。日英双方の友好的な雰囲気の中、英軍捕虜がこの橋を建設した旨の看板が橋に打ち付けられたが、彼らには戦争の無情な結末が待ち受けていた。

    最後に、無残な光景の真ん中で、全てを目撃した軍医が「狂っている、狂っている」と呟くのが印象的。

    登場人物たちのそれぞれ多様な信念が、ときに何かを創り上げ、ときにそれらを破壊する。それが人間の素晴らしさでもあり、愚かさでもある。
    あんなにがんばって、あんなに歩み寄れたのに、同じ橋の上で同じ景色を観て、同じ喜びを感じることもできたのに、それらは戦争においては無残に、あっけなく崩れ去る。それぞれがそれぞれの信念に基づき責務を果たした結果として。だから戦争は、狂っている。

  • 戦争は非情なことを伝えてくれる。それぞれの正義をぶつけて結局全員通らないという、皮肉たっぷりなのが印象的だった。
    セットや演技はすごいの一言。

  • 「午後のロードショー」にて。ずいぶん久々の視聴。「ボギー大佐」は小学校の鼓笛隊でトロンボーンを吹いた曲なので懐かしいです。

    捕虜となった兵士たちが橋の建設に打ち込むことで、失った尊厳や誇りを取り戻していく。人間が大切なものを取り戻そうとする姿は輝かしいですが、それが利敵行為となってしまっているというジレンマ。そして最終的には橋は爆破され、その全てが無効になるという理不尽さ。そんなジレンマや理不尽をすべてひっくるめているのが「戦争」とういうものなんでしょう。

    橋を建設しようとするイギリス兵、それを爆破しようとするアメリカ兵、どちらにも正義はある。何が正しくて何が悪いのか、そんなことも戦場には存在しないのです。

    そんなリアリズムに基づいて描いていた映画なのですが、唯一残念なのが、エンディングだけが妙にマンガ的でリアリズムがないこと(だって主人公がふらっと倒れて爆破ボタンを押しちゃうんですよ)。うーん、なんなんだろう、あれは…。

  • はあ!?って言いたくなる作品でした。
    終盤にかけ理不尽を原因の主とする当てがない感情がもやもやもやもや、どろどろしてくる。

    シアーズがミラクルすぎて、なのにそのミラクルは不運すぎるという厄介ごとを内包していて、ただ泣けてくる。

    銃声で広がる鳥の群れがとても不気味で印象的だった。

    そういえば村上春樹の初期の作品にこの作品の名前が出てくる。
    ガールフレンドに「彼らが橋を作るのはなぜ」と問われた僕は「誇りを保つためだ」と答える。確かそんな一説があったような。

    捕虜となった彼らが誇りを保つために、目の前にある仕事が橋作りだった。そうしてそれに打ち込むことで自尊心が確保されたのだろうか。

    斉藤もニコルソンもウォーデンも皆不幸だし、戦争がもたらした不幸と解釈できるけど、憎まざるを得ない。人間の私利私欲のためだけの橋であったのか。なんてちんけな誇りだろう。

    橋が崩れ落ち、転がる死体とその惨状を見たクリプトンの"madness"で少し気持ちがすっきりした。正しくそうなのである。全部ばかげているのにやらざるを得ない人たちの状況と最悪の結果は、そうとしか表現できない。続く陽気なマーチが更に狂気を引き上げていた。

    「英軍によって建設された」

    そのボードにこう書きたい。

    「英軍によって建設され、英軍によって破壊された」

    皮肉もいいところである。


    あとは、すごく違和感のある日本語だった。古めかしい、とも違うような。正体ははっきりしないけれど、おかしな日本語だった。後半にわたって斉藤の気持ちの描写は何とも言えず雑だった。

    もう生涯観ることがないような気がする。

    (20130521)

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