電脳コイル 第1巻 通常版 [DVD]

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監督 : 磯光雄 
出演 : 折笠富美子  桑島法子  矢島晶子 
  • バンダイビジュアル (2007年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569630377

電脳コイル 第1巻 通常版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ARに興味をもって以来気になりながらも絵柄に若干の抵抗があり避けていた自分を恥じる。

    このアニメにはすべてが詰まっている。
    SFギミック。形而上学。深層心理。友達。仲間。後悔。好奇心。痛み。切なさ。苦しさ。成長。初恋。記憶。笑い。愛おしい気持ち。すべてすべて。

  •  初回はネットに投稿されていた動画を17インチのiMacのフルスクリーンで視聴して感動しDVDを入手。2周目は手に入れたDVDを32インチのTVで。そして3周目の視聴中。第一話のオープニング主題歌を聴いただけですでに涙腺が反応してしまうような宮崎アニメ並みのカタルシスがクライマックスに待っている。
     かつてサイバーパンクSFムーブメントの旗手ウィリアム・ギブスンが世界に初めて提示した“電脳世界”(『ニューロマンサー』1984)のイメージからほぼ30年。たぶんその“電脳世界”を最も飛躍的にビジュアル化したのが士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』だった。その後それは革新的なSF映画『マトリックス』へと受け継がれ、(そしてこれはあくまでも個人的な見解だが)21世紀における最も秀逸な“電脳世界”の表現がTVアニメ『電脳コイル』の中に結実した。原作・監督・脚本/磯光雄。

     最近すでに「グーグルメガネ」というメガネ形態のPCの実用化が発表されているが、『電脳コイル』で描かれた新たな“電脳世界”のアイテムこそメガネとして携帯しどこでもオンライン可能なPC「電脳メガネ」だった。
     この作品で最も特筆すべきことは『攻殻機動隊』『マトリックス』で描かれた“電脳世界”の思想をさらに拡大して“霊的な世界”へと広げてしまったこと。つまりSFとオカルトの融合だ。攻殻では人間のパーソナルデータがネット上に発生したプログラムの生命体と同一視され、マトリックスではやはり同じように機械生命体のプログラムにも人間同様の感情と個性があるということを示したが、『電脳コイル』では亡くなった人間(あるいはペット)のパーソナルデータがネットの“電脳世界”に取り残されて「幽体=幽霊」になってしまう。アニメのクライマックスでは、“電脳世界”に迷い込んでしまった少女たちの肉体がまるで“幽体離脱”したような仮死状態に陥る。

     そして『電脳コイル』の“電脳世界”が秀逸だと思う最大の理由は、このアニメのアイデアを模倣して現実に作られた携帯アプリ「セカイカメラ」の表現を拡大解釈したような独自の“電脳世界=バーチャルリアリティ空間”の発想にある。言葉で説明するのはとても難しいが、この作品の世界では現実の地理や建造物の空間と「電脳メガネ」を通した時にだけ見える“電脳世界”が重複しシンクロしているのだ。例えて言うなら、グーグルマップで世界中の街の風景が立体的な3D空間として写真になっているそれがメガネ形態のPCを通して現実の風景とダブって見えるようなもの。これ以上のことは実際にアニメを観てもらわないと理解しにくい。
     重ねてこれは個人的見解にすぎないが、世界的にも評価の高い宮崎駿の映画を含めても21世紀になって発表されたアニメの中で最も評価されてしかるべき作品こそ『電脳コイル』であるとずっと思っている。そしてそれは第39回星雲賞メディア部門、第29回日本SF大賞受賞という日本のSFのファン投票と商業的なSF関係者による投票の二つを同時に受賞していることからも確かなことであるように思う。(その他、2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、第7回東京アニメアワードTVアニメ部門優秀賞、また原作・脚本・監督により、磯光雄が第13回アニメーション神戸個人賞を受賞した)

     たぶんただ単に大好きなTVアニメと言う人も多いであろう人気作品だが、世界的にももっと評価されるべき斬新なSF的アイデアの“電脳世界”を描いた作品であり、児童書の傑作に該当するようなドラマティックなストーリー展開とラストの大団円は、ジブリアニメさえ凌駕する大きな感動を与えてくれる。
     あと主人公が飼っている犬のデンスケのような“電脳ペット”は、かつての「AIBO(アイボ)」以上に現実の需要があるだろう。誰よりも早く優秀なAIと映像を組み合せた人気アプリのブランディングを実現した人は間違いなく巨万の富を得ることだろう。ただし◎ンテンドッグスとかのような中途半端なゲームじゃなくて、ちゃんと動物の性質と個性をシミュレートした現実のペットに限りなく近いAIでなければダメ。

  • とにかく面白いの一言です。絵柄や話の内容は人を選ぶと思いますが、好きな方はゾッコンになるかと。
    キャラクターたちの描かれ方や設定、また独特の世界観が、スルメのように見れば見るほどハマっていきます。
    個人的にアニメの作画の素晴らしさ、またシリアスの話に突然割り込むギャグパートの面白さ、そして最終話にかけての怒涛の展開と伏線の回収が最高です。
    音楽も実によいので、SFモノや鬱っぽい話が好きな方にオススメします。
    ウ○チーーー!

  • メガネほしいー!
    動きがかっこいいし、近代的だなあー
    おやじが可愛かった。
    顔面上の戦争の話が一番好き
    NHKさんのアニメは良作が多いです
    アルスも好きだったなあー

  • 全話観た
    発想がおもしろい。
    みんなが一昔前に夢想した未来メカが新しい形で提案されている。

    新しい未来メカ、メガネはとても面白いし、子どもたちは夢中になっている。
    新しいことが何でもできるし、夢がどんどん叶うかのような感覚。
    子どもだけじゃなくて大人もメガネがないと仕事ができないくらい重要なアイテムになっている。
    だけど、「子どもは手で触れられるものでもっと何かすべきだ」というメッセージも同時によびかける。

    メカや未来的なものがたくさん飛び出す中で、結局、核となる物語は女の子(子ども)の成長。
    人として他者とつながっていくことの難しさ、でも嬉しさ。そしてやっぱり「よく解らなさ」
    だけど、それでも、よく解らなくても人と人は「仲間」になれる。
    人はたくさんのものを生み出すし、その中には決して良いものだけではない。
    けれど、ちゃんとそれをなかったことにしないで、成長しながら生きていけるのだ。

  •  メガネ型のPCや物理的に作用するようになったデジタル技術という近未来描写、神社や学校や民家ではエンカウントしないというゲームチックな設定が無理なく溶け込んでた世界観が大好きです。実際ネットってこういう方向に進化するんじゃないかなあ。ハッカー物語ってワクワクするんだけど、何か自分の中で由来があるんだろうか。
     好きなキャラは1位4423、2位ハラケン、3位おばちゃん(17歳の身空でおばちゃん呼ばわりを怒らない度量に惚れ惚れ)、ベストカップル賞はフミエ&ダイチでお願いします。ダイチは最後で男を見せたなあ。合同クラスになって張り合う相手が変わったのが要因な気がするけど。「決闘に行きませんか?」は綺麗すぎて笑った。フミエちゃんは後半活躍できなかったのが残念だなあ。
     そしてエンディングでハラケンの制服姿がなかったのに納得いかない。チャプター絵ではあったけど、一番似合いそうなのに! 結局探偵ナンバーの四番と六番は不明のままだったり、一人逃げたのがいたり、微妙に続きそうな枝葉を残しながら完結。
     あと転校前の友達と結局和解しなかったのが意外だったなあ。散々匂わせてたから絶対和解エピソードとか過去編エピソードあると思ってたけど、サラッと流されて敢えてきっつい一言だった。ヤサコとイサコも好きです。

  • 電脳メガネが普及した時代。
    メガネ越しに見える世界は、便利で、鮮やかで、ちょっぴり危険で・・・。

    参りました。
    見事にハマリマシタ。
    一見のどかなキャラデザに、繰り出されるハイテク勝負。
    謎が謎を呼び、予測がつかない展開へ。
    毎回飽きさせず、笑いや問題提起に涙もあり。
    見なきゃ損!

  • 雰囲気が本当に好き。
    科学的には未来なのに、町は暗くてちょっと辛気臭い。このバランスすごすぎる。
    文句なしの名作だと思う。
    とにかく丁寧だと感じるし、作画もいいし、声優陣も実力派だし、これよりすごいTVアニメにはまだあってないかも。

  • 実は、観た話数は1・2話程度。
    ただ、独創的なストーリーと丁寧な作画に興味を持ちました。
    時間があれば、一度は観たいと思う作品です。

  • まあまあ。ただ、見なくてもよかったかも。。

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