マリアの受難 [DVD]

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監督 : トム・ティクヴァ 
出演 : ニナ・ペトリ  ペーター・フランケ  ヨーゼフ・ビアビヒラー  カティヤ・シュトゥット 
  • ブロードウェイ (2007年9月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4944285007926

マリアの受難 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 雑踏を歩いていると足音で自分の心臓の音が聞こえないことにほっとする主人公の気持ちに共感するこの頃…。

    虫の死骸の採集はごめんですが、誰にも読まれることない大量の手紙や、環境上、感情の発露が薄く未発達だけど感情がないわけではなくて、外に出ない分どんどん蓄積されてゆく鬱憤の様子などなど、すごく丁寧に作られていることもあって、存外主人公に感情移入しやすい作品でした。

    …なので、ラストにはほんとうに救われた気がしました…(涙)。
    このラストがなければしばらく立ち直れなかったかもです。

  • 2010.2 視聴

  • 私はいつもビデオを見るときにヘッドフォンを着用している。
    これはまあ、叫び声がつきもののホラー映画をスピーカーで聴いていると家族からひんしゅくを買うというのもあるのだが、ホラー映画を見ていて気づいたのは映画はできるだけ大音量で聞かないとダメってことだ。
    映画館ではそれなりに大きな音量で上映されているわけで、それを見越して監督は映画を作っていたりする。
    たとえば有名な例でいえば「エイリアン」の怖さを高めるのは、あの探知装置の発する警告音であり、そのリズムと観客の心臓のリズムがいったん一致し、そのテンポがだんだんに上昇していくと、こっちの心臓の鼓動も跳ね上がっていくところが本当に怖いのである。
    あるいはエクソシストものとかでも、悪魔が出てくるときに実はその前から、聞こえるか聞こえないかという程度の低い音が出たりする。それを聞いて「そろそろ、来る?」とかドキドキするわけである。
    さて本作だが、これもまた音が大事である。
    といっても、何か積極的に怖い音が出ているというよりも何となくホワイトノイズがずーーとあって、人が動くときには不愉快なノイズがあり、そしてときどき、鳥が鳴いているような、あるいは人がささやいているような声がかすかに聞こえる(これが怖い)。
    これは普通のテレビで普通のボリュームで聞いていたらまず気づかないと思う。でも、この音があるからこそ、映画館で見ている人たちはビクビクするのだと思う。だから、できるだけヘッドフォンもいいものを使い、でかい音量で映画は鑑賞したほうがいいのです。
    以上が音の話だが、いや、この映画はビジュアルでもけっこう「来る」ものがある。最後のほうなんか、ちょっと私は吐きそうになったほどだ。
    この映画を見始めたときには、これは非ホラー映画部門だなぁと思っていたのだが、最後まで見たら、やっぱりこれはホラーなのであった。久しぶりにヘッドフォンをつけて、夜中に「ぎゃっ」て叫んでしまいましたよ。
    (以下がネタバレ)




    で、最後のシーンで見ると、マリアは救済されるのかな。あのユダヤの男のおかげで。倒れたマリアのそばに壊れた人形があるものね。でも、まあホラー的にはマリアは死んだほうがいいかな。ユダヤ人は少なくとも死ぬべきだと思うww

  • 【マリアの受難】何とも不思議な映画。鬱屈とした人間の精神世界を覗き込んでいるかのよう。さすがトム・ティクヴァ監督のデビュー作は一筋縄ではいかない。観るものを内へ内へと引きづり込むような不気味で陰湿な世界観。個人的にはお気に入りの一本だが決して万人受けはしない。60点

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