銀河ヒッチハイク・ガイド [DVD]

監督 : ガース・ジェニングス 
出演 : サム・ロックウェル  モス・デフ  ズーイー・デシャネル 
制作 : ダグラス・アダムス  ロビー・スタンプ  デレク・エヴァンス 
  • ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
3.57
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本棚登録 : 453
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241934697

感想・レビュー・書評

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  • 昔NHKでやってた『宇宙船レッドドワーフ号』というゆるゆるイギリス産コメディが好きだったので、この作品にも期待していた。でも序盤は雰囲気に慣れず、私の知識とギャグセンスの無さでいまいちだった。が...超ネガティブロボット、マーヴィンがツボにはまり、彼の登場と共に徐々に楽しくなった。マーヴィンかわいいよ!ラブ!声はアラン・リックマン。
    内容は皮肉満載で思わずフッと広角が上がる。
    わかんない笑いも多いけど。
    なんか前見た『モンティ・パイソンの人生狂騒曲』や『ミラクル・ニール!』に似てるな、と思っていたら原作者で映画脚本も兼ねているダグラス・アダムスとモンティ・パイソンは親交があったらしい。(『激動!イギリス映画100』情報)感性が似ているから通じるものがあったのかな。

  • 銀河ヒッチハイクガイドの映画版。
    ストーリーはこちら。
    https://booklog.jp/users/junsuido?keyword=%E9%8A%80%E6%B2%B3&display=blog

    失礼ながらもっとチャチな作りかと思っていたら、映像としてもお話としてもかなり楽しかった。
    SFの説明はアニメ画面や小芝居がパッパッパと現れては進めていくというスピード感が良く、原作読むより画像でみたほうが納得する内容もあったり。

    映画の最初と、主題歌は、イルカたちの「さようなら、いままで魚をありがとう」だった。わざわざ作ったのか、あの歌(笑)
    https://www.youtube.com/watch?v=9TQ4nKWi0lQ
     警告したのにこんなことになるなんて♪
     地球は破壊される、みんなで遺伝子プールに飛び込もう♪
     いままでさかなをありがとう♪
     マグロ漁船は嫌いだけど、きみたちはぼくたちに親切だった、特に子供と妊婦はね♪
    …みたいな感じ。

    セットや着ぐるみもなかなか面白かった。
    宇宙人とかはCGではなく着ぐるみ。それぞれの宇宙人の造詣も考えられていてかなり楽しい。
    アーサーたちが乗る<黄金の心>号は小さくて丸っこく素早いかんじ、
    宇宙と生命に対する答えを聞くために作られたスーパー・コンピューターの”ディープ・ソート”も四角いんだけど丸っこい、
    鬱型ロボットのマーヴィンは頭が大きく白くて可愛らしいんだが低音の声だと思ったらアラン・リックマンだったらしい(笑)、
    惑星マグネシアでオーダーメイドの惑星を見に行く場面のトロッコみたいなのに乗っていく場面はなかなか夢があった。

    原作の皮肉さやシュールさも表現されてはいますが、
    やはりアメリカで制作されたためか、これ1本のみで続編などないからなのか、ラブストーリー部分に力が入り、ラストはハッピーエンド。

  • 映画館でなんとなく観たあの時に受けた、ドルフィンミュージカル?の衝撃を未だに覚えています。あれから、何回観たことでしょう。
    最高傑作というか、私が今まで観て来た映画の中でベストを争う一作だと思うのですが、どうも万人受けする作品ではないようです。それでも、オススメしますが。
    大好きなイギリス人のイギリス人らしさがぎゅぎゅっと詰まった作品です。足をばたばたさせて、「もー!何なのその演出!」と叫びたくなることこの上なし。
    Marvinの声がAlan Rickmanだということだけでも、この映画の価値というか製作陣の洒落た感性がうかがえるものですが、その上、Bill Nighyがあの役で!あのタイミングで!とか、ガイドブックの声がStephen Fryだったり、ちょっと偉そうなコンピュータの声がHelen Mirrenだったり。そして、ちょっとだらしない役が異常に似合うMartin Freemanが可愛くて仕方がない。
    観終わった頃には、「So long so long so long, and thanks for all the fish」と歌いたくなること間違いなし。です。

  • 【見どころ】
    随所に見られる無意味そうな重要な小ネタ(主題歌含)

    【あらすじ】
    バイパス建設のためにアーサーの家が取り壊されることに。時同じくして宇宙バイパス建設のために地球が取り壊されることに。親友で実は宇宙人だったフォードと共にアーサーは宇宙船にヒッチハイク→その瞬間に地球消滅。一方、頭が2つある銀河系大統領ゼイフォードは自らを誘拐、地球でナンパしたトリシア・鬱病のロボット・マービンと共に、宇宙の答え『42』の謎を解くために、その解を導いたコンピュータがあるマグラシア星を探していた。

    【以下ネタばれあらすじ】
    ゼイフォードと合流するアーサー達。トリシアが誘拐の容疑で捕まる →救出するもアーサーは皆とはぐれ、惑星建設のマグラシア人に救助され、地球Mark IIに到着→皆と再会。

    実は『42』の謎を解くコンピュータが地球で、消滅した今、地球人生き残りのアーサーの脳に謎を解く鍵があるのだ!

    そんな中、大統領探しの一行に狙い撃ちにされる。マービンが相手と共感する銃でヴォゴン人を撃ち、全員が鬱病に。アーサー達は次の宇宙旅行に出かける。

    【感想】
    『宇宙船レッド・ドワーフ号』が好きな人(私ですが)にはたまらない作品。

    なかなか物事が思うようにいかない日々、物事がよく分からないまま巻き込まれつつも楽しんでいる主人公は良いです。やはり人生はこうでなければ!

    なぜタオルが大事なのか?イルカの曲芸にはどんな意味が?ペチュニアが最期に残した言葉の意味は?(これは続編で明らかになるであろう)

    小ネタに継ぐ小ネタが全て微妙に意味があり、独特な世界観を作り上げてます。悪気のある登場人物がいないので暖かな気持ちになれる作品。

    ※2006年3月-2011年1月までやってたブログより転載

  •  知人に勧められて見る

     イギリスのラジオドラマが始めてであまりに人気だったので、小説、テレビ、ゲーム、コミックと色々なメディアミックスがなされている
     その中の映画版

     煽り文句がなんてったって「B級映画の金字塔」というから色んな意味での期待が止まらない
     そんな微妙な期待を心に秘めて観てみると、予想を裏切ってクオリティーが高いのにびっくりした
     
     そりゃノリは完全にB級映画だけどセンスが抜群に良い

     一応、あらすじを

     銀河系の高速バイパスを作るために強制的に地球が破壊されてしまう所から物語は始まる。実は宇宙人であった友人(「銀河ヒッチハイク」という宇宙版「地球の歩き方」みたい雑誌の著者でもある)に助けられて、なぜか銀河ヒッチハイクをすることになる。それで色々あって、宇宙大統領と「生命、宇宙、そして万物についての究極の答え」を探しに行く。果たして、答えは見つかるのか?そして、地球の運命は?

    と、いった内容

     まず、開始15分も経たないうちに地球が爆発する時点で意味分からない
    「生命、宇宙、そして万物についての究極の答え」についても、大昔の最も知性があった生物が最も知性のあるスーパーコンピューターを作って聞いているんだけど、全く意味が分からない「42」という答えだけ分かっていて、答えは出たけど問いが良くないから自分より頭の良い存在に解いてもらっている、それでその問いを知っているものを探しに行くという・・・なんだよ、「42」って・・・

    登場人物も面白い
    馬鹿すぎる宇宙大統領も良かったけど、僕が好きだったのは、宇宙船にいるロボット「マーヴィン」。とにかくネガティブで、全然役に立たない。口を開けば「落ち込みすぎて死にたい」とかそんなんばっか。それが、かなり良い味出しているんだよなあ。



    なんだかぶっとんだ映画を見たいなら是非!!

  • アホーっ!! 英国ナイス。

    イギリス的ユーモア溢れるおバカ作品。何度もレンタルで見ていて、とうとう買ったもの。銀河大統領の対抗馬だった牧師、飛び抜けて説得力がある演技は誰だろうと思ったらマルコビッチだった。

    メイキングで「彼はどんな役にでもなりきれるんだ」って評されてた通り。誰が演じてるのかすぐには分からないなんて。他の俳優・女優陣もハマり役多し。主役はいかにもぱっとしなくて、ヒロインは奇麗で、大統領はいかにも軽薄。いい感じ。

    宇宙人もたくさん出てくる。リアルなCGだなあと思ったら着ぐるみ。参りました。『アンダーワールド』と同じ思想だな。こういうの好きです。時々出てくるアニメも素晴らしく可愛い。

  • Q.「人生、宇宙、すべての答え」とは?
    A.「42」です。

  • 天地創造ビジネス

  • 面白い。面白すぎる。ナンセンスブリタニッシュジョーク炸裂。主演といいその他当日人物といいラブ・アクチュアリーを思い出します(あくまでもキャストのみ)

    私は素晴らしい映画を見たがその感想をここに書くには狭すぎる。よって、簡潔に申し立てるとこの物語を語るに"42さえ知っていればどうにでもなるとのみ記しておく

  • よくわからなかったがでも楽しかった。英国調なパロディは好き嫌いの分かれるところだと思うが、偉くスケールの大きい内容だった。様々な問いを放置したままだったような感じがするがその辺も含めてスケールが大きい。

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