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- / ISBN・EAN: 4907953025011
感想・レビュー・書評
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重い。最後には誰が内通者かわかるがモヤモヤする。
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・最後まで裏切り者がだれかわからなかった
・よくもぐりこめたな
・ムンツェは、髪の色を見抜いた時すでに気がついていたと思う
・名前忘れたけど、あの将校の醜さの演技すごかった
・おそろしい歴史
・検問のシーンが印象的
・彼女は運いいと思う -
第二次大戦末期のオランダを舞台に、数奇な運命を辿ったユダヤ人女性の物語。ナチスとレジスタンス、スパイ、裏切り、ロマンス、迫害と、様々な要素を盛り込んだサスペンス映画で、内容的にはヘヴィなのだが、あまりシリアスな作風ではないので、後味は悪くない。
悲劇的なシーンはあるものの、感傷に浸るまもなく、どんどん話が進んでいくので、良い意味で不快な思いをすることもなく、約2時間半を観終えることができる。
何度も観ようという気にはならないが、良い映画だったと思う。 -
全然知らずに観ましたが、観終わった後の満足度は非常に高かったです。
第二次世界大戦のヨーロッパとなればナチスドイツがどうしても中心にはなりますが、よくあるナチスものとは異なる舞台設定の物語なので、二転三転するストーリーと相まって最初から最後まで面白く観ることができました。
THE・映画、という撮り方、見せ方のこだわりも感じられて、世界観に厚みが出ているのも面白いと思いました。 -
とてもいい映画だった
歌い手として、将校の女としてナチスのスパイになるユダヤ人女性の話
あの時代の異常さはとてつもない
あの戦争の異常さはとてつもない
あんなに身近な人がどんどん殺されていくのがび日常なんて、それが現実にあったなんて
しかも、戦争が終わると今までの立場が一瞬にして逆転して、ナチス軍がひどい目にあわされるのだが、
その人間の変わり身の早さってなんだろう
あの頃のああいう人たちは何を行動の指針にしていたんだろう
生命を大切にするっていう力を何かの集合意識が失わせてたのかな。
前の私はあの大戦のことも全部が歴史の中の話で、ぜんぜんつかめてなかったけど、
自分が、異常な長い戦いをしているのとエリスがどんどん重なってきて
最後の「いつまでこの苦しみは続くの」
って泣くとこ
そして、その後それでも生命力で立ち上がるとこ
は
涙が出た
私も永遠に続くかのように思えた、あり得ない地獄の苦しみを越えながら、こんな気持ちになった
こんなに苦しみを越えたのに、まだあるの?って
それでも、彼女は死を選ぼうとはしなかった
私もエリスのように強く生き抜こう -
バーホーベン御大は全然ブレてない!!
心情的には★5個!!
バーホーベンが母国オランダに戻って、自分の幼少期・・・7歳の頃の第二次大戦について撮った映画。空虚な内容だった『インビジブル』の反省からVFXを使ってないそう。また予算面でも非ハリウッド作品だからか画ヅラは「ちとお金がかかったテレビ映画」風。ジャケットデザインも低予算映画っぽくダサいのが非常に残念!!
戦争サスペンス映画だからか、他の作品と比べるとかなりマジメに作られてる印象。だけどブレてない!エロ!おっぱい!グロ!残虐!善も悪もあるものか!!
ただ、いろいろと惜しい点も多いです。
映画の中盤で若干中だるみしちゃう。
あと、戦争映画もかなり多いのでなんとなくベタな展開。アルドリッチの『特攻大作戦』とか思い出しちゃう。
純粋なエンターテイメント作品としては、この映画の3年後にタランティーノが『イングロリアス・バスターズ』を作ってるのでやはりそっちの方が面白いし、ドラマ性・メッセージ性の部分では手塚先生の『アドルフに告ぐ』に軍配があがる。
『イングロリアス・バスターズ』と『アドルフに告ぐ』を、足して3で割ったような・・・なんとなく、帯に短し襷に長しといった感じ。
やっぱり重要なのは、冒頭とラストに出てくる「1956年のキブツ」なんですよ(キブツがわかんない人は調べてね)。たまたま今日、バラエティ番組でイスラエルに行ってキブツに住んでる日本人の方を観たんですが、興味深かったです。
そして、母国のことをバーホーベンがこうして描いたってことに感動して、それだけで泣けてしまう。
御大はいま75歳。いつ亡くなってもおかしくない年齢。『コナン・ザ・グレート』のリブート作『ザ・レジェンド・オブ・コナン』をやる話はどうなったのか・・・観たいなあ、超観たいなあ・・・。 -
映画館
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誰を、何を信じれば良いのか・・・今まで見た戦争関連の映画の中では、かなりリアルなストーリーだと思いました。