bossa nova 1991 shibuya scene retrospective

アーティスト : オムニバス  カヒミ・カリィ  Oh!Penelope  オリジナル・ラヴ  FLIPPER’S GUITAR  渡辺満里奈  ピチカート・ファイヴ  LOVE TAMBOURINES  les 5-4-3-2-1  前園直樹 
  • 日本コロムビア
3.77
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988001909996

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり好きだなぁ、この感じ。

    最近、ずーーーーーーーっと聴いてマス。

    そしてこれからも、ずっと聴いていくでしょう。

    第二弾もあるといいなぁ~☆☆☆

  • 小西康陽が監修したいわゆる”渋谷系”と呼ばれたアーティスト達。
    またそのムーブメントが起こった時代に楽曲を発表したアーティスト達のコンピレーション。

    ”渋谷系”とはいったい何だったのか?

    ……ということを当時、その中心に存在していた小西康陽自身が考える一文からはじまり、収録楽曲に対して1曲ごとにコメントしているライナーノーツが非常に魅力的かつ参考になります。
    これだけにでも金を払う価値は十分にありますね。
    そして。
    ディスク1において。
    1曲目にオリジナルラヴ。
    2曲目にフリッパーズギター。
    3曲目に渡辺満里奈を配置しているという小西康陽の底意地の悪さにニヤニヤしてしまいます。
    (「フリッパーズのやったことは既に自分達がやっていたこと」と主張したオリジナルラヴの後にフリッパーズ。
    そしてそのフリッパーズの後に”フリッパーズを解散に追いやった女”として知られる満里奈がフリッパーズプロデュースの楽曲で登場ですよ。
    悪意以外の何物でもないです。
    満里奈が芸人さんと結婚した際に「渋谷系は終わった」と大手音楽情報サイトの管理人さんがおっしゃってましたが大笑いしましたねぇ。ホントにそうだなぁと)

    ただこの手のコンピの宿命として「レーベル間の協定・不文律のような力はどうすることも出来なかった」とライナーノーツの最後にコメントが添えられています。
    どうしても楽曲に偏りが出来てしまい”決定盤”と呼べるようなものには出来なかったと。
    ただ(底意地の悪さうんぬんみたいな話はともかくとして)ここに収録されている楽曲はどれもこれも素晴らしいですし、結構なレア音源も掘り出してきています。
    非常に魅力的なコンピレーションなのは確か。
    ”かたちなんてあってないようなもの””ただそこに存在していたのはたしか”というこの渋谷系と呼ばれた音楽がどのようなものだったのか。
    それを確認してみるためのコンピレーションとしてオススメ。
    あとまぁ。
    見る人が見ればどこからどう見てもフリッパーズのパロだとわかるジャケ写も見事。


    ディスク1

    1.Body Fresher/オリジナル・ラブ
    2.恋とマシンガン/フリッパーズ・ギター
    3.大好きなシャツ(1990旅行大作戦)/渡辺満里奈
    4.トゥイギー・トゥイギー/ピチカート・ファイヴ
    5.Mike Always's Diary/カヒミ・カリィ
    6.Love Is Here~Just Between You And I~/ラヴ・タンバリンズ
    7.ジャズる心//les 5-4-3-2-1
    8.我が名はグルーヴィー/ピチカート・ファイヴ
    9.Bond Street/les 5-4-3-2-1
    10.Good Morning World/カヒミ・カリィ
    11.メロディについて/カヒミ・カリィ
    12.Let's Fly The Ad-Baloon/Oh! Penelope
    13.Bossa Nova No.9/トーキョーズ・クーレスト・コンボ

    ディスク2

    1.Baby Blue/サニーディ・サービス
    2.L'aventure Fantastique/Fantastic Plastic Machine
    3. ノー・ラヴ・サング/猫沢エミ
    4.25140/ニール&イライザ
    5.Love So Fine/マンスフィールド
    6.ジェニーはご機嫌ななめ/ハイポジ
    7.Mississippi One/Cubismo Grafico
    8.An Apple A Day/Bice
    9. いいじゃないの幸せならば/夏木マリ
    10.フローラル・エクスプレス/前園直樹
    11.Groove Tune/Meg
    12.大人になれば/小沢健二
    13.これから逢いに行くよ/スムースエース
    14. ささやかだけど役にたつこと/カジヒデキ

  • これはかなりすてき まだ生きてるぞ90s

  • 小西康陽が選曲を担当した、渋谷系シーンを総括する2枚組コンピレーションアルバム

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著者プロフィール

中山昌亮(なかやま・まさあき)★漫画家。1966年生。北海道出身。1988年、アフタヌーン四季賞冬のコンテストに入賞後、90年にコミックモーニングルーキーリーグ1号の『いい人なんだけど……』にてデビュー。93年、週刊モーニングにてスタートした『オフィス北極星』(原作/真刈信二)がヒット。その後、月刊チャンピオンREDと週刊少年チャンピオンで連載した『不安の種』シリーズでホラー表現の新境地を切り開いた。他の代表作に『PS羅生門』(原作/矢島正雄)、『泣く侍』、『フラグマン』『書かずの753』(原作/相場英雄)、『ブラック・ジャック ~青き未来~』(原作/手塚治虫、脚本/山石日月)など。    友山ハルカ(ともやま・はるか)★漫画家。2015年、第30回シリウス新人賞で大賞受賞。2016年月刊少年シリウス「アンデッドガール・マーダーファルス」(原作/青崎有吾)で初連載。    青崎有吾(あおさき・ゆうご)★小説家/推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース! 代表作に『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』など。

「2017年 『ネメシス #34』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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