渋い!ニューシネマの中でも随一に渋みの効いてる作品ですね。
高校の時に最後の授業で担任の先生が何故か上映した作品でした。
当時、映画初心者過ぎた私には理解出来ず退屈であったものの全編に行き渡るサックスのテーマソングがとても印象的な作品でした。
午前十時の映画祭で再鑑賞しました。この作品の良さを今なら判る気がする。。
70年代のアメリカの街とネオンの光・・・こんなに綺麗に見せてるなぁ。本来はネオンの光が意味するのは主人公が洗い流してもらいたいと願っているものだというのに皮肉にも画面では美しい光景を作り上げている・・・。カメラワークがいちいち良いですね。
ロバート・デニーロの良さは言うまでもなく、本作は殺伐とした雰囲気に華を添える女優の存在感が輝く作品ですね。デニーロ演じる主人公が思いを寄せる女性ベツィー、そして少女娼婦のアイリス。
2人とも対象のキャラでありながら2人ともに魅力的なキャラクターですね。
それにしてもベツィーとのデートにポルノ映画に行くトラヴィスの神経が不明過ぎるwwwwwwどうしてそうなるwwwww理解できない。いきなりモヒカン頭になるし。笑
これらのシーン含めトラヴィスの唐突な行動は微妙に笑える。。
真面目な内容の映画なのでこれらに意味が有るのか無いのか判らないがギャグっぽい要素アリとみる。
他の方が言ってるようにミラー越しに映るデニーロの瞳はたしかにドキドキするかも。イケメンだしね。本作では変質モヒカンキャラ演じてるけど。
スルメ作品ですね。