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- / ISBN・EAN: 4988142580825
感想・レビュー・書評
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●~*タチの悪いブラック根性にア然!!●~*
15歳の教え子と関係を持ってしまった女教師シーバと、
その秘密を知った孤独な初老女教師バーバラとのバトル。
異常な執着を示す心の闇が滑稽だが不気味なバーバラ。
いるんだよねぇ~こういう女。
昔、異常な布団叩きおばさんがニュースになったのを
思い出した。
触らぬ神に祟りなしだね。
映画だから笑っていられるが、怖い怖い。
でも、面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実際にあった女性教師と男子生徒のスキャンダル事件を元にした話。だがこの映画の焦点はそんな所になくこの魅力的な若い女教師とその同僚の老女教師との友情と愛情と共依存の入り交じった奇妙な歪んだ関係にある。予想外にめちゃくちゃ面白かった。名女優二人の競演。
同僚からも嫌われ、人生で一度も異性に求められたこともなく、姉妹とも年に1度家に呼ばれるか呼ばれないか程度の孤独な人生を送ってきた老女はその孤独と愛情を性的魅力に満ち愚かで無防備な女教師を精神的に支配しコントロールする事で満たそうとする。喪女である私にはなんだか身につまされる。
私はかつてやはりこの女教師のような性的に奔放な友人と友情以上愛情未満のような共依存に近い関係に陥り、そして私にその意図があるなしに関わらず彼女が私の一言一句を無視し聞き逃すことができないほどに支配されてしまい、結果うまくいかなくなった事がある。私にはこの老教師を一蹴する資格は無い
それにしてもケイト・ブランシェットは本当に綺麗だった…。こんなシーンまでいいの?ってぐらいエロイシーンなのにあくまでも上品で綺麗なのがさすが。しかし私は年老いてバーバラにならないように自戒せねばならない。
心の動きが透けて見えるような容易い相手を自分のコントロール下に置き、その相手に必要とされ、頼られ、「あなたがいないとどうしていいかわからない」と依存させる事のたまらない甘さが私には理解できる。私にとってバーバラは「ストーカーされて怖い相手」ではなく他人の目を通して見た醜悪な自分だ -
なんとも後味の悪い終り方・・・・。
だれか終止符を打ってほしかったというのが本音。
しかし構成的に言うとよくまとまっていて
あれでいいんだと思う。
が、やっぱり後味が悪い・・・・
これは観れば誰もが納得いく・・・・。
落ち込んでいる人は見ないこと。
しかし新任教師のシーバ役は本当にきれい。
そりゃ同姓からみてもうっとりして
自分のものにしたいなんて思うのも分かる。
がしかし、バーバラはそんなに単純な気持ちで彼女のことを
観ていたんじゃないと思う。
レズだとかいう言葉はこの物語にはふさわしくなく、
バーバラは物語のモノローグでもあったように
男性に体は反応することはする。
しかし長年男性との接点もなくすごしてきた自分はレズなんだと
思い込むことによって傷を和らげてきた時期もあったんだとおもう。
もてない女子男子は一度はこのようなことを考えるだろう
そういう誰もが思う一般的な心理を
持ち合わせていたバーバラだと思うが
それが歳を重ねることによって
ゆがんでいってしまい執拗に友達にこだわり
間違った方向へ行ってしまったのだろう。
どういうわけか私にはバーバラの気持ちが痛いほど分かったから
あ、これまずいなって思った。
生涯独身で唯一の心の友は猫・・・・
そういう老後を私も想像していたから。
でもね光はどこかにあったんだと思う。
バーバラはそれに気づかなかっただけか
頑固に突っぱねたてしまったんだと思う。
光はあったとおもう・・・・。 -
観終わった後、こわ~~っ とつぶやきました。
アメリカで実際に起こった事件を元にされている とのことですが
怖いのは、事件そのものではないのです。 -
Chilling........
I felt a bit lucky to be born as a man........ -
ギュッとしてて大変分かりやすく面白かった。
「リトル・フィッシュ」の後だったから余計に…。
ケイト・ブランシェットだったら誰でもお近づきになりたいと思うわなー。老若男女問わず。 -
二度目の鑑賞。主演の2人の演技が恐ろしく素晴らしい。見応え十分!
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ジュディ・デンチ恐い。タイトルにある「あるスキャンダル」女教師ケイト・ブランシェットと15歳の生徒の関係がメインテーマなのかと思いきや、実はその後の「覚え書き」J・デンチの独白の方が主題だった。その独白がものすごーく陰湿で、吐き気を催させるほどの嫌悪を抱かせる。優秀な教師であるほど陥りやすい共依存の問題や、学校という狭い人間関係の問題を見事に浮き彫りにしている。男と関係することもなく独り身のまま老いて行くJ・デンチの孤独と、若く美しく人気もあるK・ブランシェットの秘密を握り、自分の意のままにコントロールする愉悦が、これまでのエリザベス女王やM以上におそろしい怪演によって、身がつまされる程に伝わってくる。☆3.5
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ジュディ・デンチが怖っ!!!
見終わってそんなことを思ってしまいました・・・つくづく。
個人的にはケイト・ブランシェットの美しさにクラクラしちゃいましたが・・・
そりゃ〜誰でも彼女の美しさにのめり込んでしまいますよ。ホントに。 -
きっと誰にでもある、自分でも目を背けたくなるような感情を、
ごまかしてんじゃねぇよ、と叩きけられるようなストーリー。
自由と孤独、
愛情と支配。 -
昼ドラちっく。女は怖いねっていう。どろどろ。
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「彼女は妖精」。まさに。
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ジュディ・デンチの底意地の悪さにびっくりする。こんなオールド・ミスにスストーキングされたら人生終わりだわ。たまにレズビアン的な描写が出るところは、吐き気を催す程にたまらなく気持ちが悪い。
ただ、孤独のあまり絶対的な友情を求めてしまう気持ちがほんの少しだけ共感できるかもしれない。結婚も出産もせず、信頼できる友達も作れず、仕事に明け暮れて年を重ねると、こういう淋しい人生を送ることになるのかなあ。
最後に出てきたアナベルは、ジェニファー、シーバに続く次なるターゲットとなっていく・・という救いのないエンディング。この後味の悪い終わり方はイギリス映画らしい。 -
これは何?サスペンス?ホラー?
いや、スキャンダルか。
人間的な怖さにゾワゾワする。事故現場を覗きたくなるような、そんな感覚で観てしまう。 -
強烈。
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こっわー。こういう人いるよね
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15歳の少年とヤッちゃう女教師と、彼女に好意を寄せるバイセクシャル老教師の愛憎劇。本当に愛憎っていう言葉がぴったりな映画で、テーマがテーマだけにあんまり見たくないんだけど、期待を裏切ってめちゃくちゃ面白かった。学校で見せれるか?見せれるわけありまん(笑)
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女教師の友情のはなしと思いきやこわいこわいこわい。演技がすごく上手いふたりだから余計に。おもしろかった
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めちゃめちゃ面白かった。
変質的な愛情が結果として相手を貶めることになってしまう。
ケイトブランシェット扮する若くて美しい先生の、純粋さと絶妙な脆さ。
ジュディ・リンチの水面下での激しい感情がめっちゃ恐くて興奮します。 -
女教師と少年のセックススキャンダルを描くのかと思いきや、狂言回しである孤独なオールドミスの醜さと狂気を描くホラー映画だったという、製作者の企みに満ちた作品と言えると思います。
ケイト・ブランシェットは実に魅力的でしたが、彼女に嫉妬し狂乱するジュディ・デンチの醜さばかりが印象に残り(彼女の入浴シーンのおぞましさといったら!)、かなり後味悪いです。 -
2大影后飆戲真是過癮!故事好聳動,女老師與15歲少年師生戀,長久單身的女老師的同性情愫,婚姻狀況外加唐氏症病兒,讓女主角想逃離現實,獲得短暫的喘息,而發生偏差的不倫戀。
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2006年の公開時に観ようと思ってたら、先に観たブログ友達が「駄作」と言ってたんでレンタル落ちを待って…見忘れてた。
結局は地上波で放送を見たんだけど、深夜枠を録画で見て、ふ〜んって感じだった。
面白くないわけじゃないんだけど、92分と短めなのに中盤長く感じた中弛み感有り。
実際にあった事件を元にしたわりに、ドラマチックにしようとし過ぎてる部分と、あなたの身近にもありますよ的な部分がかみ合ってない。
そして何より親として母として見るに耐えかねる描写で後味悪し。
近年歳の差婚が流行ってるけど、未成年はイカンよ↓↓
〈ストーリー〉はR-15指定
「彼女の恋人は15歳だった」と帯にはあるが、その危ない関係より、それをずっと近くで見ていたオールドミスの歪んだ愛の形のストーリー。
だいたい、息子が自閉症である設定にする意味が分からない。実際にあった何度も教え子と禁断の愛に走った教師メアリー・ケイ・ルトーの事件がモデルだから?だとしても無闇に病気や障害をこういう作品に使ってほしくない。