アポカリプト [DVD]

出演 : ルディ・ヤングブラッド 
  • ポニーキャニオン
3.56
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  • (25)
  • (5)
本棚登録 : 477
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013394841

感想・レビュー・書評

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  • マヤ文明ってこんなかんじだったのかなと垣間見れる。生贄のため、襲われた周辺部落側から見たマヤの都市。こわい。

  • ストーリー

    中央アメリカの密林地帯の奥深く、集落を作り集団生活を営む狩猟部族がいた。「豹の拳」の名を持つ青年、ジャガー・パウは誇り高き“狩人”の血筋を継ぐ優秀なハンター。彼は仲間とともに巧妙な罠と強靭な肉体で獲物を捕らえ、部族の生活を日々養っていた。

    ある日、ジャガーは自分たちの平和な暮らしを脅かすような不穏な夢を見る。そしてその夢は図らずも現実のものとなった。まだ村人たちが寝静まる早朝、強力な武器を装備した他部族の傭兵たちが突如として村を襲撃し、破壊と虐殺を繰り広げたのだ。突然の奇襲に必死の抵抗も虚しく村は占領され、ジャガーたちは捕虜として連行されることになる。

    体の自由を奪われたままジャングルを横切り、激流を渡り、険しい峠を越える。行き先を知らされないまま赴いた厳しい道のりの果ては、未だかつて見たことのないような先進的な文明に彩られたマヤの都だった!
    そして一行は、自分たちが何故ここまで連れてこられたのか、衝撃の真実を目の当たりにすることになる・・・!

  • 面白かった。

    でも縦穴に何故逃がすのか?
    ちょっと意味不明

    ラストの砂浜は意外。
    邦題で損をしている映画。

    映画秘宝のオススメ。

  •  スペイン人侵略直前のユカタン半島で大きな部族に襲われ生贄とされた男の逃走劇を描く。

     映像としては決して悪くはないのだが、この映画は何をしたかったのかというテーマがよく見えなかった。
     最後にスペイン人達が表れるんだけど、そこで終わっちゃうのね。その後は描かないのか。。。

  • マヤ文明における、民族間抗争。
    原始的で開放的な生活、マヤ文明の宗教、死生観などみどころはたくさんある。
    ピラミッドでの儀式で生贄の心臓を生きながらにえぐり神に捧げていたと本で読んだことはあったが、映像化されると衝撃的だった。

    ラストのスペイン人が近代兵器を手に上陸してくるシーンの絶望感は圧巻。その後の運命を匂わせて終わる、良い終わり方だった。

  • アクション系原住民映画とでもいえばいいんでしょうか。
    かなり面白い。迫力もすごい。

    不気味な場面を描こうとするときの描き方には、「地獄の黙示録」と「狂い咲きサンダーロード」の影響があると思います。
    泥で真っ黒になって、目のところだけ白く残った主人公が立ち上がるシーンなんかは、「地獄の黙示録」でウィラード大尉が川から現れる場面にそっくり。

    3時間の間まったく退屈しませんでした。
    けれども後味が悪い。
    この監督のサディスチックな趣味には、やはりついていけないところがあります。

    主人公の妻の出産シーンは、とても感動的なはずなんだけど、どうも、意図的に苦しめるだけ苦しめておいて、最期にかろうじて救われたのを見て、よかったよかったと笑いながら、裏では、もっと苦しめても死ななかったかな、などと考えていそうで薄気味が悪いです。

    象徴的なのが最期の場面。
    あの船を見て、野蛮な原住民の文化に、ようやく文明の光がもたらされたと受け取って、監督の西欧優位の思想を批判する意見もあるけれども、実はそうではないと思う。コルテス、ピサロのことを思えば、これから中南米の徹底的な破壊、原住民に対するジェノサイドがはじまるわけで、監督があそこで言いたかったのは、ほんとうの地獄はこれからだということでしょう。
    なんという救いのなさ。
    しかしそれでこそパッションの監督の面目躍如です。

    ただし、こういう物語を2時間も続けておいて、最期の最期であのようなメッセージを出せる人間というのは、まともではないと思う。主人公の絶体絶命の危機を予想外のやり方で切り抜けて見せて、見事な手際だと思いませんかと、監督は両手を広げてニヤニヤ笑っているような気がするんだけれども(たしかによくできたエンディングだと思います)、でも私は真面目に、この監督は狂人だと思います。でなければ、あんなことはできない。

    そういう意味では、逆にこれからの彼の映画は目が離せません。
    でも、ほんとうは、はやく病院にいった方がいいと思います。かなりヤバイのではないかと思います。

  •  『アポカリプト』と『ハイ・フィデリティ』を、DVDで観た。まだ風邪が抜けないので、この3日間、家で映画ばかり観ている。
     『ハイ・フィデリティ』は再見。洋楽好きにはマストな「音楽オタク映画」の快作である。

     『アポカリプト』は、2006年のメル・ギブソン監督作品。
     いまごろになって観たのは、少し前に読んだ『ライムスター宇多丸の映画カウンセリング』の中で絶賛されていたから。

     マヤ文明時代のユカタン半島を舞台にしたアクション映画である。

     作り手(具体的にはメル・ギブソン)のオリエンタリズムによってマヤ文明の歴史が歪められている、との批判を呼んだ作品だという。

     しかし、そもそも「マヤ文明を正しく描くこと」が本作の主眼ではないと感じた。
     むしろこれは、単純明快な娯楽映画――具体的にはホラー風味のサバイバル・アクションである。エンタメとして斬新なものにするために、ハリウッド映画ではほとんど扱われてこなかったマヤ文明が素材として選ばれたにすぎないのではないか。

     兵隊アリに噛ませて“傷口を縫う”場面など、狩猟民族の生活のディテールが面白い。
     また、生贄にされそうになった主人公が追っ手から逃がれる緊迫のシークェンスには、“密林の逃走劇”ならではの仕掛けがちりばめられ、とても新鮮だ。たとえば、毒ガエルの毒と木のトゲを用いた即席の吹き矢で敵を倒したり……。

     オリエンタリズムは、狩猟民族の戦士たちが捕虜としてマヤ帝国に連れて行かれ、そこで太陽神に捧げる生贄として殺される場面に、とくに感じた。
     マヤ文明で生贄の儀式が行われていたこと自体は史実だが、その描き方が過度に侮蔑的だと思う。

     そのような歪みはあるにせよ、単純にエンタメとして観れば上出来だろう。
     後半はサバイバル・アクションとして一級。また、平和に暮らしていた部族がマヤ帝国の部隊に襲われ惨殺されていく前半は、身の毛もよだつ一級のホラーだ。
     それはあたかも、私たちの遺伝子に刻み込まれた、“原始時代に蛮族の襲撃を受けたときの恐怖”を思い出させるかのよう。原初的恐怖を感じさせる。
      

  • How interesting!!

    抗争ものは多いけど、よりによって原住民バージョン。メイク一つとってもどうやって撮るんだろう、とにかくタイヘンだと思う。何百人もいる集団シーンもCGには見えないのだが。

    残酷なシーンが結構多くて、太陽の神殿の生贄シーンもすごい。無抵抗なまま腹を刺し、クビを落とし、長い階段から転がす。その後首なし死体を転がす。下にはクビや、首なし死体がゴロゴロ。その後、離れた場所で、その首なし死体ばかり集めた場所が出てきてかなりグロテスク。口当たりのいい映画なんてちっとも目指さないメル・ギブソンの肝は座ってる。そして後半はひたすら逃げる話になる。森の中の疾走感が素晴らしい。豹と敵に追っかけられクロスするなど森ならではのアクションが面白い。滝や崖が出てきて、飛び降りて終わりというのはよくあるが、ここでは滝の下まで追っかけてくる。逃げながら少しずつ反撃していく。なんて面白いんだと思う。最後は西洋人が船でやってきて戦いどころではなくなるというフシギな終わり方で、キリスト賛美があるということで、それまでの残酷はマヤ文明の否定という意味合いがあったらしい。しかしどうせ史実とは無関係。そんなメッセージは受け取らないままフシギな終わり方でした。

  • 他に類を見ないマヤ文明設定。
    それが全てかな?

    人としてどうなの?ってことは、
    この時代には無い。
    なので、かなり残酷。

    女子供には、刺激が強い。
    全体としては、しっかりしてるし、
    もう少し世間の評価があっても良いと思うが。。。

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