本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142592521
感想・レビュー・書評
-
ブロンテの小説を読んでから観ると、
甘いかなあと不満に感じるかもしれません。
私も学生時代、はじめて観たときはそうでした(笑)。
が、繰り返し観ているうちに、
あれだけの長編をよくここまでコンパクトに
しかも本質を外さずに映画化したよなあと
感動するようになりました。
本質とはまあ、
愛は不可能だということでしょうか。
だから復讐は限りなくつづくし、
ヒースクリーフもキャサリンも
永遠に嵐が丘をさまようしかないというのか…。
若き日のローレンス・オリヴィエ、
デヴィッド・ニーヴンも観れて嬉しいです。
キャサリンをやっているマール・オベロンに
不満を抱くひともいるようですが、
戦前の女優のイメージを見せてくれるので
私は大好きです(笑)。
そしてウィリアム・ワイラー。
よくぞ「嵐が丘」を映画化しようと思ったものだと
なによりその志の高さに感動しますよね。
もちろん構成も映像もいかにもワイラーらしくて
名作といえどもやはり一度は観ておくべき作品だと
思います(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示