長屋紳士録 [DVD] COS-019

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監督 : 小津安二郎 
出演 : 飯田蝶子  青木富夫  河村黎吉  笠智衆  坂本武 
  • Cosmo Contents (2007年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582297250390

長屋紳士録 [DVD] COS-019の感想・レビュー・書評

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  • 「お早う」のように、子役が可愛ければもっと微笑ましかったはず…
    ※まぁあの当時はあういう可愛さを持つ子供はいなかったのかもしれないが…

  • 「風の中の牝鶏」ほどメッセージ性はなく、落語の長屋ものをそのまま映画にしたような人情噺である。とはいえ、飯田蝶子をはじめとする長屋の連中の演技は達者だし、途中で笠智衆が「からくり屋」の口上をするあたりは愉快でならない。そして子役にはほとんど台詞を言わせない脚本もたいへんいい。ダメな監督は子役に内面を吐露させようとするのだが、子どもには内面なんかないのであるからこっちのほうがずっとリアルなのだ。

  •  
    ── 小津 安二郎・監督《長屋紳士録 19470520 松竹大船》20070820 [DVD] COS-019
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000VRRD0M
     
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/19470520
     一貧一富 ~ 紳士録の人々 ~
     
    (20150106)
     

  • 小津の戦後第一作目。池田忠雄脚本。
    口を開けて笑うのではなく、ほくそ笑むように、人々のやり取りに満たされた気持ちでニヤリとしてしまう。そんな映画。

    誰が「餓鬼」をゴムホース以下に例え、そして、嫌な気持ちを与えることなく笑わせられるか。
    やはり映画は、人を描いてなんぼです。そこで、どれだけ人を深く描けるかは、イコール作り手の人に対する眼差しの深さ。そういう意味で、こういう素敵な作り手を尊敬してしまう。

    物語の舞台は戦後。物資過小の時代。東京下町のとある長屋。厄介な餓鬼を巡るやりとりから、自分のことで精一杯になる自らの姿に気づいていく長屋の住人達。
    仏頂面の小さな厄介者を、これでもかと邪険に扱う様は、今の時代だったらば冷たさでしかないのに、長屋の住人の邪険さには安心感を感じてしまう。それは、誰もが好まざることでも、決して無関心の内に納めてしまわないからなんだろう。

    孤独死、なんて薄ら寒い話題が注目される昨今。小津が今の時代を見たらなんて言うのだろう。
    話題になる時分は、まだ救いがあるのかもしれないが。

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