麦秋 [DVD] COS-022

監督 : 小津安二郎 
出演 : 原節子  笠智衆  淡島千景  三宅邦子  菅井一郎  東山千栄子  杉村春子  二本柳寛  井川邦子  高橋豊子 
  • Cosmo Contents
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582297250420

感想・レビュー・書評

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  • 主役家族の俳優が「東京物語」と多少カブっており、同じ家庭の話なのかと思ったら配役や家族構成が幾らか異なり、特に繋がりがあるわけではないらしい。
    小津作品ビギナーにとってはややこしく感じられる作品。

    アマプラにて同じ商品と思われる映像がサブスク配信されているが、そちらでは字幕ありの選択ができないので、廉価版でも字幕のあるこのDVDは良心的。
    同じ自国の言語でも70年以上前の作品となると音質的にも言葉遣いの違いにおいても字幕がないと聞き取りづらいもの。



    2023 年、十年ぶり視聴三回目にして気づいた。
    終盤で原節子と三宅邦子の二人が海岸で会話するシーン。その始まりに海辺の小高い丘のカットがあるじゃないですか。その丘の傾斜と芝の生え方の具合が、大和のおじいさま(高堂国典)の頭にそっくり。

  • 原節子と淡島千景のやりとりがおもしろ。笠智衆がおじいちゃんじゃなかった。

  • 晩春と同じ展開なのに飽きない。

  • 戦後まもない時期の映画です、授業で見ました(^O^)
    七人の侍を見たあとだから、なんとなく物足りないように感じます。紀子がきれいです。
    昭和の暮らしがわかります、たぶん。一番衝撃的だったのは、今とまったく「お嫁に行くこと」が違うことです。もうほんとびっくり。あっさりしてる。
    小津安二郎は若いうちに見ておいたほうがいいそうです。いま見て退屈だと思っても、いつかわかるときがくるそうな。ほんまかいなー

著者プロフィール

1903年東京深川に生まれる。1923年、松竹キネマ蒲田撮影所に撮影部助手として入社。大久保忠素組の助監督を経て1927年、時代劇『懺悔の刃』で監督デビュー。以来1962年公開の『秋刀魚の味』まで、全54作品でメガホンをとり、サイレント、トーキー、モノクロ、カラーそれぞれのフィルムに匠の技を焼き付けた。1963年腮源性癌腫により死去。1958年紫綬褒章受章、1959年芸術院賞受賞、1962年芸術院会員。作品『生れてはみたけれど』(1931)、『出来ごころ』(1933。以上、松竹蒲田)、『戸田家の兄妹』(1941)、『晩春』(1949、芸術祭文部大臣賞)、『麦秋』(1951、芸術祭文部大臣賞)、『東京物語』(1953、芸術祭文部大臣賞、ロンドン映画祭サザランド賞、アドルフ・ズーカー賞)、『早春』(1956)、『東京暮色』(1957)、『彼岸花』(1958、芸術祭文部大臣賞)、『秋日和』(1960、芸術選奨文部大臣賞。以上、松竹大船)、『宗方姉妹』(新東宝、1950)、『浮草』(大映、1959)、『小早川家の秋』(宝塚作品、1961)ほか。

「2020年 『小津安二郎「東京物語」ほか【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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