東京物語 [DVD] COS-024

監督 : 小津安二郎 
出演 : 笠智衆  東山千栄子  原節子  杉村春子  山村聡  三宅邦子  香川京子  東野英治郎  中村伸郎  大坂志郎 
  • Cosmo Contents
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感想 : 96
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582297250444

感想・レビュー・書評

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  • 製作年:1953年 製作国:日本 時間:136分
    原題:東京物語
    監督:小津安二郎

    原節子の美しさについてあれこれ書きたい欲求に掻き立てられるけれど、それ以上に杉村春子の役柄が面白い。彼女のような強欲ババアになる資質は誰もが持っていると思う。一番好きな日本映画です。(5.0点)

  • 映画って、いいなあと改めて思いました。

    語りつくせぬ思いを喚起させてくれる映画。


    紀子さん、どうしてそこまでするの?
    団扇をゆっくり大きく奏でる
    ブリジストン
    「幸せなほう」

    本当にありきたりすぎて言うこともはばかられる感想だけど、
    幸せってなんなんだろう。。って
    本当に思わせてくれる

    そう思ったとき、涙がこぼれる。

    何度も観たい。
    これを観ると、自分の幸せの価値観を更新できる期がするから。

    小津安二郎でおすすめされ。

  • ☆五個に近い四個。

  • 原節子の外面と内面の美しさがなんともたまらない。

  • 不朽の名作を再見。心身穏やかな状態で観るべし。イライラしたり、心がささくれだったときにみると、画面にリモコンを投げつけたくなる。

    家族の行き違いを淡々と描いた。終盤の「私は偽善者です」の告白をも受け入れるお父さんの器の大きさに脱帽。「年をとると、それぞれの生活が中心となる」。親子の宿命が、同時に悲哀でもある。観る者にそう投げかける小津は、傲慢というより、家族の本質に対して限りなく真摯的だ。

    きゃぴきゃぴしてるだけの女優に、原節子の微妙&絶妙な表情と演技をみて、勉強しろ、と言いたい。

    ローアングルでのラストカット。これほど「映画が生きている。呼吸している」と思わせるシーンは稀有。スルメのように、よくかんで味わいたい。

  • 外国人が”オヅ、オヅ”と五月蝿いので日本人として見なくちゃならんのだろう、という気持ちで見た1本。
    良かった。
    日本物をほとんど見ないので、私の感想は”古いヨーロッパ映画の家族物語みたい”という感じ。逆輸入感覚だーと自分を笑った。

  • いや、哀しい。
    私も今は京子に賛成だよ。
    哀しいよね、これを哀しいとも思わなくなるということが。
    紀子の本当の父母はどうしてるんだろう、
    私はそのことをずっと考えさせられた。

  • 時代が変わっても変わらないだろう、
    大人同士の家族関係。
    面白くはないね。

  • 2時間半足らずの尺である家族の人間関係も死も、そこにある交錯した思いも描ききるあたりがそもそも近年の映画に見られない。微妙な感情を、少ないセリフと細やかな表情、そして団扇という小道具で端的に表現する巧みさに驚いた。

  • 優しさとは何かという、人間の単純で根本的な在り方を知る映画です。人は皆人で、みにくくもうつくしくも無いんですけれど、原節子だけはやはり美しいのでした。何度も観ています。

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著者プロフィール

1903年東京深川に生まれる。1923年、松竹キネマ蒲田撮影所に撮影部助手として入社。大久保忠素組の助監督を経て1927年、時代劇『懺悔の刃』で監督デビュー。以来1962年公開の『秋刀魚の味』まで、全54作品でメガホンをとり、サイレント、トーキー、モノクロ、カラーそれぞれのフィルムに匠の技を焼き付けた。1963年腮源性癌腫により死去。1958年紫綬褒章受章、1959年芸術院賞受賞、1962年芸術院会員。作品『生れてはみたけれど』(1931)、『出来ごころ』(1933。以上、松竹蒲田)、『戸田家の兄妹』(1941)、『晩春』(1949、芸術祭文部大臣賞)、『麦秋』(1951、芸術祭文部大臣賞)、『東京物語』(1953、芸術祭文部大臣賞、ロンドン映画祭サザランド賞、アドルフ・ズーカー賞)、『早春』(1956)、『東京暮色』(1957)、『彼岸花』(1958、芸術祭文部大臣賞)、『秋日和』(1960、芸術選奨文部大臣賞。以上、松竹大船)、『宗方姉妹』(新東宝、1950)、『浮草』(大映、1959)、『小早川家の秋』(宝塚作品、1961)ほか。

「2020年 『小津安二郎「東京物語」ほか【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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