祇園囃子 [DVD]

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監督 : 溝口健二 
出演 : 木暮実千代.若尾文子.河津清三郎.進藤英太郎.菅井一郎.田中春男.小柴幹治.浪花千栄子.石原須磨男.志賀廼家弁慶 
  • Cosmo Contents (2007年8月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582297250475

祇園囃子 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 2011.2 観賞

  • 角川の DVDをレンタルしたのですが、検索してもみつからないのでこちらへ。

    芸妓・舞妓の師弟関係を軸に、彼女らの暮らす環境を描いた映画。
    無垢で主張する舞妓の女の子は当時の女性像が反映されているのか。
    自分としては完全に彼女目線で、こういう世界が信じられないのですが。

    短く余分のない描写のつながりがとても快適。
    芸妓さんの映画かあ、と躊躇していたのですが、気持ちよく鑑賞できました。
    画づくりも西洋絵画のような奥行きのある景色、構図が示す人物の心情など、すごくかちっとつくられている。
    当時の人の暮らす空間の狭さを感じました。

    事件後のセリフがすべての肝で、最後の場面はそこで生きていく決意を示していると思うのですが。
    それにしても芸妓・舞妓さんのことでねちねちと仕事を左右させる男ってなんなんだろう。
    女性を商品扱いしたり幼稚な欲を丸出ししたり、男の目線がろくでもなさすぎるんだけどこれって誇張なんだろうか。
    下衆な男社会があって、「おかあさん」はそれに完全に迎合し、この芸妓・舞妓さん達もこうなっていくのか、と気になった。

  • 日本映画専門ch。
    若尾さん(20歳)はこの頃、性典女優(蔑称)と呼ばれていたらしい。
    「最近の若いものは」と言うセリフも、こういうバックボーンを知ってると意味が違ってきます。
    映画では耐え忍ぶしかない女性の悲哀(強さを兼ね備えた)で終わるんですが、若尾さん自身はこの映画で大映の看板女優になったというのは面白い構図だ。

  • こういう女性目線の作品を観ると、
    溝口監督って女性についてどう思っていたんだろうって凄く気になる。

    気高く逞しく美しくそして哀しい女性。

    逆に男性達の身勝手さが目立つように映る。

  • 0251

  • 『祇園の姉妹』に続いて観た。1953年の作品。木暮実千代さんの和服姿と所作が美しい。若尾文子さんはデビュー当時の堀ちえみに似てる。モノクロ映像と構図の巧みさが京都の路地の趣を美しく描写している。

  • 花街に身をおく女性達の性。
    しかしこの悲哀の劇性は紛れもなく、男性が書き、男性が撮ったものと感じさせる。艶かしくて美しくて悲哀だらけ。

  • ヒーロー不在、助け舟がないゆえ袋小路にいるような祇園の世界。様々な事情の交錯から、二人のすれ違う感情というのが段々と分かってくるのですが、最後にそれが吐き出されることで得られる互いの理解、新しい一歩といったのが鮮やかに描かれていていいですね。男の肉欲に抵抗する場面、乱れた髪や血、舌を噛まれた男の悶絶が一体となる映像の戦慄は、その描写の衝撃だけでなく、それまで新人舞妓が生意気且つ無邪気だったという流れもあって一段と強くなる、という感じが。いやはや素晴らし。

  • <あらすじ>
    祇園の芸妓・美代春[1]の屋形[2]に、上七軒で芸妓をしていた母を亡くしたばかりの少女・栄子が舞妓志願に訪れる。栄子の父は美代春の昔からの馴染み客だったが、メリヤス問屋の商売が零落し、体調もすぐれずに細々とした日々を過ごしている。美代春の使いとして訪れた男衆[3]に向かって、栄子の保証人にはならないと言う。しかし、栄子の熱意に負けた美代春は彼女を仕込む決心をした。
    一年間の舞妓修行を経た栄子は美代栄として見世出しし、お茶屋の座敷で車両会社の専務・楠田に見初められる。美代春も楠田の取引先である役所の課長・神崎に好意を抱かれる。
    美代春と美代栄を連れて上京した楠田は、美代春たちには内緒で神崎も呼び寄せていた。宿泊先の旅館で神崎の相手をするように頼まれた美代春は困惑しながらも神崎と対面する。いっぽう、美代栄は強引に迫る楠田を拒みながら大怪我を負わせてしまう。 この事件で美代春と美代栄はお茶屋への出入りを止められ、屋形で侘びしい日々を送ることになる。
    しばらくして、お君から神崎の座敷に来るようにとの連絡が届く。従えば、美代栄の事件のことは許すという。 戸惑いながらも行く決心をする美代春。一夜明けて屋形に戻った美代春をなじる美代栄。世代も考え方も違うふたりの心がぶつかり合ったのち、いっそう堅い絆で結ばれていく。

  • 映画としてどうこうを通り過ぎて、「史料」だと思うのです。

    「アプレガール」という語感さえ。

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