日本列島 [DVD]

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監督 : 熊井啓 
出演 : 宇野重吉  芦川いづみ  二谷英明  鈴木瑞穂  武藤章生 
  • NIKKATSU CORPORATION(NK)(D) (2007年12月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988103601705

日本列島 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  •  1965年、日活。熊井啓監督、宇野重吉主演。
     熊井の第二作で、社会派監督としての評価を確立した作品。埼玉の「キャンプ・スコット」で通訳として勤めていた人物が、上司からの依頼で「迷宮入り」したとされた米軍曹長殺しの真相を探っていくと、敗戦直後の「キャメル機関」から続く謀略組織の影が、少しずつ姿を現しはじめていく……、というストーリー。朝鮮戦争、1960年安保、キューバ危機、中野学校の生き残り、米軍と日本警察との関係性など、まだ「戦後」が生々しい時期の空気感がしっかりと伝わってくる。最後のシーンで、二谷英明の沖縄転勤が決まった際、「これで日本の夜景も見納めですね」という同僚に、「何を言っているんだ、沖縄だって立派な日本列島の一部じゃないか」と二谷が返すくだりなど、なかなかハッとさせてくれる細部もある。

     それにしても、と思う。21世紀も10年が過ぎて、この国がまぎれもなく敗戦国であり、従属国家でしかないことを日々痛感させられる中で、この映画のタッチがあらためて奇妙なリアリティを持ち始めてしまっているような気がする。刑事役の鈴木瑞穂と宇野重吉の死について語り合う芦川いずみが、国会議事堂をバックに、「あきらめたらそこで終わりじゃないか」「わたくし毎日生徒たちと考えていますの、ほんとうにわたくしたちが仕合わせになるためにはどうすればよいかと」とつぶやくように語るシーンは、そのまま2015年の国会前に接続してしまう。熊井啓、正直敬遠していたけれど、この映画の緊迫感はなかなかよかった。

  • 羅臼などを舞台とした作品です。

  • [○10/02/21鑑賞]当時の事件を幾つか知っておかないと理解できないかも知れない。Webでそれら事件や時代背景などをすこし調べながら見た。事件の捜査側からの観点からしか描かれていない(犯行サイドからの描写は一切ない)ので、さらに謎めいた、黒いものの感じがでている(反面、分かりづらいのかも)。私は松下事件は映画で見ていたくらい。宇野重吉は「金環食」にも出ていて渋い俳優さんだ。

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