レミーのおいしいレストラン [DVD]

監督 : ブラッド・バード 
出演 : ルー・ロマーノ  ブラッド・バード  パットン・オズワルト  イアン・ホルム  ブライアン・デネヒー  ピーター・ソーン 
  • ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
3.76
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本棚登録 : 1469
感想 : 270
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241952943

感想・レビュー・書評

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  • 天才的な料理の才能を持ち、一流レストランのシェフになる夢を抱くネズミのレミーはある日、尊敬する料理人グストーのレストランに辿り着く。
    一方その厨房内では、見習いシェフのリングィニがスープを台無しにしてしまった。
    しかし、レミーがそのスープをおいしく作り直したところを目撃したリングィニは、コンビを組もうと提案。
    こうして彼らは、パリ一番のシェフを目指すことになるのだが…。
    グルメの都パリを舞台に、シェフを夢見るネズミと料理の苦手な見習いシェフが巻き起こす奇跡をハートウォーミングに描くアニメ映画。
    口下手で料理も得意じゃないリングィニが料理の得意なレミーと組んで難題を解決する中で、自信をつけて成長していく過程をユーモラスに表現していて、誰かのために料理を作りたくなるアニメです。

  • のっけから心拍数バクバクと上がりまくります!!


    神が授けし料理の才能。幸か不幸か、頂いたのは人間ではなく、『ネズミ』の方でした。

    さて、料理のセンス全くゼロの少年と、

    天才とはいえ、人間の敵である不潔なネズミが、どう関わって、どうレストランを盛り上げていくのでしょうかね~♪


    私は天才シェフネズミ君の考え方が好きです。

    「味というのは何種類もある。

     この味とあの味を組み合わせれば、どんな味になるだ

     ろうか?その可能性は無限大だ。

     それは、なんと素晴しい事なのだろう!

     そして、なんて楽しい事でなのだろう!」


    言葉もそうですよね。

    いろんな言葉の組み合わせ次第で、創造される産物も無限大!!

    思わず、(わかるなぁ~♪)と、共感しながらうなずいてしまいました!


    要所に深い言葉がちりばめられたすごい作品だと思います!(めちゃめちゃ面白かった♪)

  • 退屈した。主人公に魅力がない。でも一番大きな理由は、ネズミがリアルすぎて、気持ち悪いことだろう。どうしても不潔なイメージが付きまとうから、厨房に入るなんて受け入れがたい。いくら料理の天才でも、嫌悪感が勝ってしまう。

  • この作品で、質感のクオリティがグッと上がって柔らかい印象になっている。ストーリーもコミカルで面白い。

  • ディズニーらしく夢と魔法に溢れてる

  • 人間とネズミ。
    レミーが料理するところがかわいくてすき。
    リトルシェフに感心!
    食材やスパイスをぱらぱら~ってふりまくところね。

    やはりディズニー映画は善と悪がはっきりしていてわかりやすい。のめりこめやすい、って改めて思う。
    キッチンにネズミ大量発生のとこはげ!って思うけど。
    最後のシーンは何回見てもほっこりして見終われる!
    誰にでも料理は作れる。ラタトゥイユがほんとにおいしそう笑

    地味にネズミたちが手を洗うっていうシーンが好きだったり。笑

  • ブラッド・バード作品にハズレ無し!!
    いまんとこね!
    なので『M:Iゴーストプロトコル』を観るのがが怖い!

    いやもうほんとに面白かった!!
    これは子ども向け作品じゃないね。ピクサーがなんで面白いか?っていうと、子どもをナメてないから。手を抜いてない。
    良い映画ってのは大人も子どもも楽しめるし、逆に子どもは勘が鋭いので手を抜いたらバレるんです。

    ディズニー出戻り組のティム・バートンとブラッド・バードって歳がひとつ違いなんだけど、このふたりはやっぱり近いものがある。
    (もちろんティムさんの方が原作までやるので独自の世界観は持ってるけど)
    ディズニー配給やピクサー作品のオブラートに包んで、毒をのせてくるところがめちゃくちゃ好き。ブラックユーモア。

    この『レミーのおいしいレストラン』、かなりバイオレンス的でした。
    冒頭からおばあちゃん(戦時中はレジスタンスw)がショットガンぶっぱなすし、恋人がケンカして銃が暴発するし、包丁が・・・死体が・・・等々。
    でも当たるとバイオレンス描写になっちゃうので当たらない、寸止めのスリル。
    ぐるぐる巻きにして監禁するしw

    味覚の表現も素晴らしい。
    1時間ちょいで一山終わるので、もっと観せろ~!!となる。
    オチも予想とは全然違ったのでよかったです。
    (リングイニ本人も料理が上手くなるベタなオチかと思った)
    あと、特訓シーンとロッキーオマージュの肉パンチ!!w
    またもや出てくるシトロエンDS!!
    最高!!

    悪かったとこはキャラクターが気持ち悪いとこ。
    ネズミ、ちょっとしたら慣れたけど、エンディングの絵の方がかわいかった。
    2Dの質感でやってもよかったんじゃないのかな?
    女性シェフも・・・許容範囲内だけどかわいくない。
    アメリカ人の感覚はよくわからん・・・。
    恋愛モードに入るのも急すぎ。そこはベタかい!
    ネズミの死体のとこはいいけど、その後のセリフがとってつけた感がある。

    あと、なんで髪引っ張ったらマリオネットになるんだよ!?w
    (ファンタジーの前提ぶちこわし)

    まあでも、今回ブラッド・バードさんは途中参加なのでそれでここまでとは。
    (ピクサーはチームでやってるので、厳密に評価しづらい)

    そしてやはり、最後の料理評論家のセリフは最高でした。
    これは色んな人に観て欲しい。


    余談だけど、ルーカスフィルムがディズニー傘下に入ったことだし、スターウォーズの監督をブラッド・バードさんやってくれないかなあ・・・。
    新作のEP7はいつの間にかJJに内定してるけど(断ってなかったっけ?)
    JJはスピルバーグの遺伝子を受け継ぐ監督だし良いけど、
    ブラッド・バードさんの方がより適任で面白いもの作れると思うんだけどなあ。
    EP8でやってくれんもんだろうか・・・。
    ピクサーは元々ルーカスフィルムとも絡みあるし・・・

    ディズニー、嫌いなところも多々あって、
    買収された時はスターウォーズファンも賛否両論だったけど
    ブラッド・バードさんを監督にしてくれたら全肯定します。
    粋なところを見せてくれ!!

  • リアリティ


    良作が多いピクサー映画の中でも間違いなくベスト1

    5年ぶりに観たけど、全く錆びない!

    この作品が優れているのは、
    「ネズミ」が“最もやりそうにないこと”(=「料理」)をし、人間の心を動かすからだ。



    ●ネズミ⇔料理



    当然ながら、
    人間である私たち観客は、ネズミを不衛生な生き物と考える。
    そんな「不潔な生き物」が料理をするという時点で観客は驚くだろう!この時点で十分魅力的な設定だと思う。


    しかし、「ネズミによるネズミだけの世界」では従来の作品(虫なら虫だけの、魚なら魚だけの、車なら車だけの世界があり、そこで起こる“ならでは”の要素で笑わせたり、感動させたりする)とほとんど変わらない。


    ではこの作品はどこが他の作品と一線を画しているのだろうか、
    それは“内輪の殻”を破るという点である。


    ●人間との交流
    ピクサーのフィルモグラフィにおいて、

    「リアリティという枠のなかで非人間と人間が心を通わせた」のはこの作品だけだろう。

    だからこそこの作品はベストだと言える!!


    そりゃ髪の毛を引っ張っただけで人間を自在に操れるわけないけども、この作品には“無理が少ない”。


    【例】レミーとリングイニは決して話さない。
    (実際に主観が人間の時、レミーの(鳴き)声は「チュウ チュウ」となっている。)


    人間との交流というと、

    「あれ?んじゃ『トイストーリー』は?」
    となる方もいるだろう。
    しかし、ウッディたちは決してアンディに正体を明かさない(シドは置いといてw)。

    「んじゃ『モンスターズ・インク』のブーは?」
    →そもそもモンスターが存在しない。



    いままでのピクサー作品にはなかった人間との“ポジティブな”交流が描かれているところがいい。

    しかも犬とかありきたりな動物じゃなく、「ネズミ」ってとこがさらにいいよなぁ^^♪


    ●「リアルなネズミ」レミー

    レミーはミッキーではない。

    なぜなら、人間に何度も退治されそうになるからだ。

    冒頭で老婆にショットガンを発砲され、レストランのシェフたちに何度も殺されかけ、街の人にはビンを投げられる。

    そう、劇中の人間(リングイニを除く)からしたらレミーはただの「薄汚いネズミ」なのであり、決して特別扱いされないのである。

    この“退治されそうになる”という描写が重要で、
    これがあるからこそ観客―とりわけ僕みたいなリアリストでも―は最後まで気持ちが離れずに観ることができるのだと思う。






    ●仕草や言葉

    登場するキャラクターの細やかな仕草に感動する。

    印象的なのはビンに入れられたレミーとリングイニが初めてコミュニケーションをとる場面で、この時のレミーの表情とジェスチャーがまさに絶妙!!!

    あとは、イーゴの嫌味たっぷりな話し方と表情!
    もーたまらない!!

    フランス語なまりが存分に利いた英語を聞いてるのも楽しかった♪w


    ■まとめ

    「ネズミ」が最もやらなそうな「料理」をし、

    批評家に最も出しそうにない「ラタトゥーユ」で舌を唸らせる。

    この“想定外”な要素がこの作品の醍醐味!

    それに加えて、
    思わず「ククッ」と笑えるようなシーンがあり、
    (いかにもディズニーな感じはするけど)感動できるシーンがある。

    この映画は間違いない!

  • へなちょこの青年リングイニがネズミのレミーの力を借りてささやかな幸せをつかむお話で、まあまあ楽しめるものとなっている
    ただ、主人公レミーは、擬人化されたミッキーマウスとは違い、紛れもなくネズミである。それも野ネズミなどではなく明らかに「ドブネズミ」と感じさせるエピソードからお話が始まる。ただのアニメの設定だ、とわかりつつも「ドブネズミ」が料理をつくる、という設定には多少の嫌悪感を感じた。

  • ピア・サポーターズRさんのおすすめです。
    「料理人に憧れる、ネズミのレミー、料理の才能ゼロな、気弱な青年リングイニ。2人は協力し合い、フランスの三ツ星レストランで働こうとしますが、そこには様々な困難が…!?子どもから大人まで、誰もが心温まる作品です。観た後はラタトゥイユが食べたくなります。」

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