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- / ISBN・EAN: 4959241935014
感想・レビュー・書評
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バスケが白人のものだった時代、初めて黒人を
積極的に起用して・・・という監督のおはなし。
実話だそうですが、良い映画でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
偉業を成し遂げるには何かを壊す必要がある。
アメリカ大学バスケ史上、もっとも重要な試合までを描く、実話を基にしたお話。
白人至上主義社会で、無論バスケも白人がスターだった時代に
黒人のチームを作った、大学のお話。
まさに、この挑戦がなければ、今のバスケ界は違ったものだっただろう。
NBAで活躍する選手の多くは黒人の人々だ。
たしか、科学的にも黒人のほうが筋肉的に優れていると証明されていたはず。
興味深かったのは、コレだけの活躍をしたのに、NBA入りしたのが1人だったということ。
いかに狭き門なのかが良くわかる。
伝記ものなので、結末は予想通りです。 -
『1960年代に白人至上主義の米大学バスケ界で初めて黒人主体のチームを作り上げ、様々な障害を乗り越えて栄光を勝ち取るコーチの実話を映画化したスポーツ・ドラマ』
YAHOO映画で高得点のものを見てるのだが、実話ものが多い。三作続けての実話もの。エンドロールで本物の人のコメントが入るのもパターンである。フィクションより現実のほうが強いということなんでしょうか。
1960年代のバスケ部の話。無名貧乏チームが優勝を勝ち取るというありがちな話なんだが、現実に起きたと聞くと確かにリスペクトしてしまうところがある。やっばり現実強しかも。
単なるスポ根ものではなくて黒人差別の問題が色濃く影を落とすのが特徴。今ではバスケというと黒人のものというイメージがあるが当時は暗に白人のスポーツというイメージがあったんですね。それに黒人チームが切り込んでいくという痛快さと軋轢がありドラマチックな仕上がりになっている。
ただ、途中コーチの基本中心のやり方ではダメで選手の思うとおりにするとうまくいくという場面があるが、そのあたりはもっと突っ込むべきでは。差別話が中心でテクニカルな面が出てこない。黒人中心のチーム編成によりバスケのスタイルがかわったというようなことがあるんだと思うのだが。ベースがドラマチックなので面白くはなってるのだがまだ十二分に生かしきれてないのではないかと思ったのでした。