甘い生活 デジタルリマスター版 [DVD]

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監督 : フェデリコ・フェリーニ 
出演 : マルチェロ・マストロヤンニ  アニタ・エクバーグ  アヌーク・エーメ  イヴォンヌ・フュルー 
  • アイ・ヴィ・シー (2008年1月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672235752

甘い生活 デジタルリマスター版 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • よく行くTSUTAYAさん、フェリーニ作品は『道』『甘い生活』『8 1/2』しか置いてません。
    なので『8 1/2』から遡って観てます。

    DVDにちょっとだけ解説がついてて、それによると
    この『甘い生活』以降はフェリーニの作風が変わったと。
    『8 1/2』は長編としては『甘い生活』の次の作品なんで、
    このふたつは姉妹編的な印象がありました。

    『8 1/2』がわかりにくい、難解ってレビューが多いけど、
    この『甘い生活』の方が個人的にはわかりにくかった。
    というのも『8 1/2』は私小説なんだけども、
    『甘い生活』は素描、スケッチとか叙景詩なんですよね。
    だから一本筋の通ったストーリー性は少ない。
    各エピソードで情景を描いてるのみ。
    エピソードそのものは面白かったです。

    ばらばらなエピソードを描く手法は『8 1/2』とも共通するんだけど、
    この作品では延々とデカダン、退廃的。虚飾や虚無感が描かれてる。
    マルチェロさんはこの映画では最後の方かなり非道いです(笑)。
    『NINE』で「モテてない!」って書いたけども、
    「モテてる」って感じた人はこれ観ればいいんじゃないかと。
    そういう人の感想にはこっちの映画の方が沿ってます。
    パパラッチも出るし。

    フェリーニ本人としてはアニタ・エクバーグ、
    巨乳のスウェーデン→アメリカの女優ですけど
    この人が重要だったらしいですが、ひとっつも魅力を感じません!!

    で、『8 1/2』もそうだったけど、ストーリーがどうのこうのよりも
    感覚で「この人かわいい!!」ってのが重要だと感じたので、
    その面から書いた方がある意味正しい観方、感じ方ができるのではないかと。

    途中、インターミッションがあるんです。
    (これもエピソードなんだけど)
    他のエピソードは全部退廃的なんですけど、
    ここが唯一ホッとするところなんです!!!!
    まさにインターミッション。

    ここに出てくる少女、ヴァレリア・チャンゴッティーニさんという人らしいんですが、
    超かわいいの。
    そう思いながらラストまで観ると「ああっ!!」ってなりました。
    彼女がこの映画の真のヒロインですね。
    彼女が象徴してるものが救いであって、
    退廃や虚飾にまみれたこの映画の唯一の希望の光。


    トータルで見ると『8 1/2』の方が好きなので、最初は★3にしたけど
    ニコ!!!!!!本人!!!!!が出てるので★1つプラスしました(笑)。

  • 古い作品だった…ので見るの辞めようかと一瞬思ったけど、録画したんだしと見たけど見なきゃよかったな…。
    何を描いているのが全然掴めなくて楽しめなかった。

    記者を仕事にしている男性が女優たちと関係を持ちつつ、交際相手と痴話喧嘩する話。
    体の関係を持ってみたり、女優とドライブしたりと確かに「甘い」生活をしているようだけど、交際相手とこのまま続けるか悩んでいるうちに家族を持っていた友人(だったのかな?)が子供ともども自殺してしまう。
    それをキッカケに仕事を変えたらしい?主人公は金持ちの家に同僚たちと乗り込んで無茶苦茶して終わり。甘い生活とは…?
    最初から浮気しまくったり好き勝手生きてる男だから、自棄になっているのだろうけど無茶苦茶する内容がまた腹が立つ。

    冒頭のマリア様を運ぶヘリの意味が分からなかったけど、後半にマリア様を見た!という子供が見たのはこれだったのかな?
    でも音が大きくて回りも気がつくよね…

  • 宙吊りにされたキリスト像がヘリコプターで飛んでいく。神聖なる普遍が喪われたこの映画に一貫したストーリーはない。悲劇でも喜劇でもない。この甘い生活は、砂糖菓子よりもずっと甘くて、退廃的で、饐えた匂いがする。崩落の一途を辿るだけの、身を滅ぼすだけの享楽。
    マルチェロは、少女の処へは行けない。

  • シーンシーンの映像とかは綺麗だなぁと思ったけど、映画全体として自分の力ではあまり力強いストーリーを読み取れなかったなぁ。
    長い割には雰囲気映画になってしまっていたように思う。

  • やっぱりこの映画好きだー!!マルチェロを中心にして、それぞれのキャラクターの関連性が薄いストーリーの積み重ねはリアルに感じたし、退廃美の描き方が直接的な言葉よりも、映像だったり衣装だったりの感覚的なところで表現してるところも好きだー!雰囲気もカッコイイ!

  • 表面的には明るいんだけど、どこまでいっても中身のない、退廃的で夢に似たイメージが頭に残る。

    人生自体からは誰も逃れられないし、そこがただの空虚と感じてしまえば、終わることのない悪夢なのかもしれない。

    天使のような美少女が、甘い生活の向こうから何かを語りかけ、こちらに微笑みかけるラストシーンは、メタフィクショナルで非常にスタイリッシュ。綺麗に締めたなって感じ。

  • タイトル通りの映画です。魅力的な女性と遊んだり、色んな場所に行ったりする主人公の生活を描写していて、ストーリー性は薄い。当時は革新的な映画だったのでしょうが、時代を越えて胸にくるという感じではない。
    名作と呼ばれる映画を観ると、映像は本当に素晴らしいんだけど、ストーリーがなぁ…っていう作品が多い気がする。

  • 『道』の次に観たフェリーニ監督作。映像と女優(特に、アヌーク・エーメ)が美しい。モノクロ写真の教材になりそう。ヴィスコンティ監督作の『山猫』等も観て比較したい。ラストシーンの浜辺の少女が印象的。

  • 製作年:1959年 製作国:イタリア=フランス 時間:185分
    原題:LA DOLCE VITA
    監督:フェデリコ・フェリーニ

    (4.5点)

  • 午前10時の映画祭にて1年越しの2度目鑑賞。
    最初見たときはとにかく頭の整理が追いつかないしフェリーに的映像魔術性がまだ未熟な作品なのかなぁと思いましたが2度目の鑑賞にてなんだちゃんとストーリーとして起承転結繋がってるじゃないかと思いました。
    それ以降の「ローマ」や「サテリコン」に比べればそれぞれのシーンはしっかり繋がってますよね。

    それでもやっぱりフェリーニの映画は考えるものじゃなくて感じるものだというのは確かのようです。
    ただ次作の「81/2」の方が個人的好みです。
    どちらもフェリーニの自伝性の濃い内容となっていますが本作はフェリーニ初期のリアニズモ性と映像魔術性とが半々に微妙にかみ合っている意味である意味バランスの良いフェリーに映像だと思います。

    なんだかんだ言いつつも実際のところ出番は短いのにポスターにもなるアニタ・エグバーグのドレスからはみ出そうな程デカイ胸のインパクトはすごいよね。

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