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- / ISBN・EAN: 4988102453336
感想・レビュー・書評
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高橋伴明監督の『DOOR』。サイコサスペンス、サイコホラー映画です。主演は高橋恵子さん。高橋監督と結婚される前の名前は関根恵子さん。CMなどでお顔は知っていましたが、元々大映の女優さんで、ちょっとエッチな…セクシー系の、大映のエロ路線の作品に出ていた方。
高橋監督作は、先日『狼 RUNNING SEX』を観たばかり。ディレカンの1作目、主演は戸井十月さん…『止められるか、俺たちを』ですね。
『狼』はオムニバスの『ピンク、朱に染まれ!』の1本で、ピンクというのはピンク映画の意味かと。高橋監督は若松プロで、元々ピンク映画の人。
『DOOR』は、訪問販売やセールスの電話などなどに対する主婦の恐怖を描いていて、『狼』ですでに同じモチーフを扱っていました。
それとストーカーもの。私が観た一番古いものは1971年のイーストウッドの『恐怖のメロディ』。この映画は1988年だけど、まだストーカーって言葉は広まってなかったと思う。近い時期の作品だと、87年のマイケルダグラス主演の『危険な情事』とかか。これはけっこう怖くて好きな映画です。
元々は『団地妻』で、マンションに置き換わっている。前半、関根恵子さんが精神的に追い詰められていく描写はすごく良かったです。
後半は描写がサイコホラーで具体的になっていくので、そこはちょっとがっかりでした。しかし、ディレカンの人達はだいたい『シャイニング』をやってるような……石井聰亙の『逆噴射家族』や、相米慎二の『台風クラブ』とか。当時の『シャイニング』の影響力の強さたるや。
ポルノ映画やピンク映画からの流れがあるのに、関根恵子さんは脱ぎません。高橋監督、やっぱり奥さんのヌードは撮らないのか。エロなし、グロありの大変健全な映画でした。『DOOR 3』は監督が黒沢清なので楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ピンポ~ン♪
すぐにドア開けたらあかんでぇーというお話。
高橋恵子がセ-ルスマン(堤大二郎)に
ストーカ-されるホラーです。
正気じゃない感がとてもいい堤大二郎、
イッちゃってる目つきがエキセントリック!
一方、
襲われ主婦役の高橋恵子はセールスマンに恐怖するが、
いざ対決となると滅法強くて楽しい作品です。
昔、パンツのゴムの押し売りというのがあったらしいが、
最近は新手の押し買いというのがあるらしい。
突然のピンポ~ンには気をつけよう◎ -
ストーカーを扱ったサスペンス作品ということもあるけど、都会の孤独みたい部分も感じさせる作品だった。全体的に出来がいい作品だとは思わないけど、演出にだいぶ変わった部分があるので、そんな部分を突っ込みを入れて見るのが楽しい。しかし高橋恵子さんエロかったなぁ。
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終始一貫した緊張感がありました。高橋恵子は美しいが、それ以上に演技が上手いと思う。その演技が緊張感をよく表していました。よかったです。
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日本映画専門ch。ハイビジョン。
精神的な嫌さは巧いけど(さすが伴明監督)アクションになるとややグダグダ。
なにより音楽が完全ミスマッチ。 -
こんなん観たら、健全な女子でもひきこもりたくなります。
ストーカーおそろしす!!