東海道四谷怪談 [DVD]

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監督 : 中川信夫 
出演 : 天知茂  若杉嘉津子  江見俊太郎  中村竜三郎  北沢典子 
  • ジェネオン エンタテインメント (2008年1月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102459437

東海道四谷怪談 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • やっぱりこれは傑作としか言いようがない。これだけホラーを見てきて、たいていのものには驚かない私だがこれは怖かった。それはなぜかというと、やはりこの物語が本当に幽霊がいるのか、それとも伊右衛門たちが見ている幻なのかを定かにしていない描写が実に的確だからである。それにしても、伊右衛門を演じた天知茂の素晴らしいこと。ことにエンディング近くの天知の凄惨としか言いようのない表情には戦慄したものである。

  • 四谷怪談のお化け屋敷で延々流れてた映像はこれだったろうか…。

  • 最低な自己中心的ダメ男・伊右衛門に毒殺された妻のお岩さんが、恨みはらさでおくべきかと呪い祟る映画。原作は超有名。

    ホラー映画というより怪談映画。ホラー映画として意気込んで観ると、年代の古臭さもあって、なかなか恐怖を堪能できません。が、怪談として観ると、恨み辛みの幽霊話としてとても楽しめます。

    とにかく主人公が最低ダメ男なので、「幽霊には「恨めしや」がつきもの」、というだけではコミカルにしか見えないワンパターンさが、怨念とともにとても恐ろしく映えました。怪談映画の名作ですね、時代劇好きならぜひご鑑賞を。

    ※沖縄2日目。見終わったので投稿。

  • <私的ホラー映画祭㉓>お岩さんとマッサージ師の亡霊が出過ぎww 終盤はもはや至るところに2人が出てきて、もう少しでコメディになりかけた向きもあったが、そこはホラー側に踏みとどまり、胸をなで下ろした。

    とにかくカメラワークが秀逸。冒頭の横移動、舞台であれば下手から動き始める(左から右に)のだが、逆だった。確かに、数人の侍が屋敷の塀沿いをあるいているだけである。若干、訝しんでいると、膝を打つことになる。そこに、イエモンが現れたのだ。彼は侍どもに恨みがある。そして殺陣が始まる。その瞬間、カメラが下手から上手に動きだす。この動きこそが冒頭の中心なのだ、と言わんばかりである。うまい。素晴らしい。しかも、これがすべて長回しなのがすごい。

    戸板にマッサージ師を釘で打ち付け、ひっくり返してお岩さんを打ち付ける。そのリバーシブルが怖い。相当重くて、戸板も折れてしまうと思うのだが…そんなことはどうでもよろしい。そこからは、戸板とお岩、男の乱れ打ちである。ジリジリと、しかし、ドシドシと出てくる。それが怖い。が、もう出過ぎて笑ってしまった。


    【ストーリー】
    備前岡山の屋敷町で浪人民谷伊右衛門は、お岩との仲をひきさかれたのを恨みに思い、その父四谷左門と、彼の友人佐藤彦兵衛を手にかけた。これを目撃した仲間直助は、弱味につけこんで伊右衛門を脅迫するようになった。伊右衛門と直助は左門・彦兵衛殺しを他人の仕業とみせかけ、お岩と妹のお袖、お袖の許婚者で彦兵衛の息子与茂七の三人をつれて仇討と称し、江戸に向けて発った。道すがら、お袖に想いをよせる直助は、伊右衛門をそそのかして与茂七を白糸の滝につき落させた。江戸に出た伊右衛門は、ある日無頼の徒から伊藤喜兵衛親娘を救った。喜兵衛の娘お梅は、それが縁で伊右衛門に心をよせるようになった。その誘惑と、喜兵衛の家に入りこめるという金と立身出世への夢が、伊右衛門を動かした。直助にそそのかされて、彼はお岩殺害を決意した。あんま宅悦を使ってお岩にいいよらせ、不義の現場で斬りすてようという寸法である。だが伊右衛門の決意をうたがった直助は、伊右衛門を通じて毒薬をお岩にのませるよう計った。無残に顔の腫れあがったお岩は、驚く宅悦の口から事の真相を聞くと、自殺した。宅悦を斬った伊右衛門は、その屍体とお岩の屍体を戸板に釘づけにし、隠亡堀に投げ入れた。伊右衛門はお梅と祝言をあげた。だがお岩の亡霊にとりつかれた彼の目には、お梅やその一族がお岩や宅悦の顔に見えた。彼は一家の者を次々と斬殺した。一方、直助はお袖を女房にしたものの、その顔がお岩にみえて近づけなかった。直助が隠亡堀からひろってきた櫛と着物が姉お岩のものに似ているのを見て、驚くお袖の前に、お岩の亡霊が現れ、彼女を生きていた与茂七に引きあわせた。その時財宝分配の争いから、伊右衛門は直助を殺した。一切を知ったお袖は、与茂七とともに伊右衛門を討ち、姉の恨みをはらした。

    鶴屋南北の原作を、「南部騒動 姐妃のお百」の大貫正義と「影法師捕物帖」の石川義貫が共同で脚色した、おなじみの怪談もの。「女吸血鬼」の中川信夫が監督し、「影法師捕物帖」の西本正が撮影した。

  • 10月17日鑑賞。有名怪談を映像化した、日本ホラー映画の古典。伊右衛門とそのパートナー直助はそれぞれの利害のために役人与茂七の殺害と伊右衛門の妻・岩の毒殺を図るが、やがて岩は亡霊となって二人の周囲に現れ・・・。手を変え品を変え、シチュエーションを変えで現れる岩のおどろおどろしいメイクとタイミングにはなかなか驚かされる。昔の映画だからか、音楽は少々鳴り過ぎ・派手すぎな感があるのは残念だが。美男子なのだが影があり、確かに悪事を企んでいそうな伊右衛門・天知茂の存在感もよい。

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