エディット・ピアフ~愛の讃歌~ (2枚組)

監督 : オリヴィエ・ダアン 
出演 : マリオン・コティヤール  シルヴィー・テスチュ  パスカル・グレゴリー  エマニュエル・セニエ  ジェラール・ドパルデュー  クロティルド・クロー  ジャン=ポール・ルーヴ  カトリーヌ・アレグレ  マルク・バルベ  カロリーヌ・シオル  ジャン=ピエール・マルタンス  エリザベット・コムラン  マリオ・アッカール  ロラン・シリング 
  • 東宝
3.60
  • (48)
  • (72)
  • (91)
  • (18)
  • (5)
本棚登録 : 435
感想 : 100
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104046444

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 愛に生きた、シャンソン歌手。エディット・ピアフ

    壮絶な別れを繰り返した、彼女の波乱万丈な人生を描いた作品。
    もう演技とは思えないほどの、マリオン・コティヤールの演技が素晴らしい。十代から死ぬまでを一人で演じています。

    “愛の讃歌”よりも“Non, je ne regrette rien (=いえ、私は何一つ後悔していない。「水に流して」)”の方が彼女の人生を表していると思う。

    “La vie en rose(「バラ色の人生」)”や“Milord(「ミロール」)”を歌うシーンがあるのですが、本当に素晴らしい。心に響く。

    でも、見ていて切なくなりました。
    彼女は、本当に幸せだったのでしょうか。
    全てに一生懸命、自分の心のままに生きたから 、生きづらい事が多かったと思う。
    私には出来ない生き方だと思った。

    でも、あんな風に自分の全てを投げ出してもいいほど愛しい人と出会えたら女として幸せなのかもしれない。

  • 話が行ったり来たりでピアフの知識が事前にないときついかも。。

  • 伝説のシャンソン歌手、エディット・ピアフの人生を描いた作品。
    マリオン・コティヤールの演技が凄い。19歳から47歳までのピアフを全て彼女が演じてます。流石、オスカー女優賞を受賞しただけある。化粧も凄いな!
    ただ、途中で時代が突然変わったりして時間軸の移動が激しかったので、もう少し時系列に準じた場面展開をして欲しかった・・
    『愛の讃歌』『薔薇色の人生』『水に流して』『ミロール』は名曲です。ピアフが歌ったのをそのまま映像につけて編集しているっていうのが、「永遠のマリア・カラス」っぽい。

  • 結構似てる! メイクのお陰かしら

  • ぶっちゃけ作品自体はあまり好きじゃない・・・。
    舞台がたびたび変わってこんがらがってしまったのが事実だ。
    もうちょっとスムーズに進めてくれたらもっと判りやすかったのに・・・。
    じゃあ何で星4つなのかって?そりゃ、マリオン・コティヤールの演技のうまさに感動したからさ!
    うちの母もびっくりな演技力。メイクもすげぇ!

    彼女の演技だけで見る価値あり!さすが女優賞取っただけある。

  • マルセルとの愛の物語が物語りの中核となって盛り上がりを見せるのかと思いきや、そんなことはなく、物語は時間軸を三つに分けたせいかたんたんと進む。。

    愛を求め、愛に傷つき、愛を歌い続けた47年の人生。

    日本の予告編の編集はうまいと思った。

    しかし、彼女の歌に対する執念というか渇望は素晴らしい。

  • 第80回のオスカー主演女優賞を獲得したマリオン・コティヤールが出演する作品。ピアフの生涯を描く。彼女が恋人を失った後に歌う、愛の讃歌がいい。

  • 泣きました。素晴らしい。

    愛の讃歌に、このような真実が隠されていたとは。もう軽々しく口ずさむことなんてできはしない。ピアフの人生は、彼女の歌そのものであり、激しく苦しすぎる愛に満ちていた。けれど、空を飛ぶように歌うピアフ(スズメ)は、なんて自由で美しいのだろう。

    ・・・憧れます。不自由を嘆く前に、こころを自由にして生きるということに。

    ともあれ、こうやってぐだぐたと書くのが愚かしく思える。ただひたすら、ピアフの声に再び酔いしれるのがいい。

  • アカデミー主演女優賞。うーん、そうかもしれない。演技はよかった。映画的には、時間移動が多すぎ、ちょっと散漫な感じもした。アル中、ヤク中の彼女の描き方は、もう少し内面を取り出してもよかったかも。ただ歌うシーンでの歌声は、ピアフ自身の音源を編集したらしく、かなりいい。惜しむらくは、私の好きな『愛の讃歌』がフルで聴けなかったことか。

  • 原題"La Vie En Rose"

    ピアフ役のマリオン・コティヤールがまるで本人の生き写し!
    ご本人をリアルタイムで拝見してませんがきっとそうなはず。
    マルセルも結構似てたな。

    二人の手紙のやりとりのシーンが盛り込まれていて、以前に読んだ手紙をまとめた本を思い出しました。現代ならメール(もちろん電話も)、会えない時間を文字で以って愛を確かめ合うのはいつの時代の恋人たちも同じなのね、と親近感が沸きました。

    壮絶な人生とは聞いてましたがそれはそれは。最期まで全身全霊で愛を生き抜いたお方です。初めて知ることが多かったので勉強になりました。アルコールとクスリ漬けで確かに人としては・・・との意見もありますが、あの歌声の前には魅了されずにはいられませんね。
    間違いなくフランスに、そして世界に愛された人です。
    これからも、いつまでも。

全100件中 81 - 90件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×