ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]

  • 229人登録
  • 3.91評価
    • (46)
    • (49)
    • (45)
    • (7)
    • (0)
  • 54レビュー
監督 : 安藤真裕 
出演 : 山寺宏一  長瀬智也  坂本真綾  石塚運昇  竹中直人 
  • バンダイビジュアル (2008年4月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569630476

ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 晩秋の雨の中、峠を越えようとする異装の集団。彼等に射掛けられるあまたの矢。鯨声を揚げて襲いかかる野伏の一群。その野伏たちを集団の中から飛び出したひとりの男が次々と斬り伏せてゆく。
    ──圧倒的な剣技。一方的な虐殺の様相さえみせる場面で、物語は幕を開ける。

    明国の武装集団から追われる仔太郎は、身を寄せた寺さえ焼かれ、愛犬・飛丸とともに白戸にあるという禅寺を目指す旅の途中、何処の国に仕える訳でもなく、名を捨て、腰に佩く刀さえ封印して戦乱の世を漂泊する浪人“名無し”と出会い、彼を用心棒に雇った。
    十にも満たない子供ながら、大人を信用できず、身を寄せるあても無い仔太郎と、自ら名乗る事も無く誰の名も呼ぼうとしない、世俗と隔絶して死んだように生きる名無し。
    ふたりは反発しあいながらも、少しずつ打ち解けてゆく。

    しかし、仔太郎の持つ“秘密”は、出世欲、生への妄念、それらの欲望を刺激し、明国皇帝の密命を受けて動く武装集団、それを擁する小国、仔太郎を守ろうとする名無し、三つ巴の壮絶な戦いを呼ぶ。


    昔の日本映画、時代劇が元気だった頃を彷彿とさせるごくシンプルなストーリーに骨太な殺陣。最近のアニメのような派手さはないけれど何度も観たくなる作品です。
    終盤、自ら封印を破り抜刀し、仔太郎の名を叫ぶ時というのは、まさに名無しが世俗に戻り、生き始めた瞬間でもあったのでしょう。
    名無しの好敵手として登場する異装の集団・正体は明国からの刺客である羅狼もまた、皇帝の勅命に従い任務についてはいるものの、その意義を見出せないまま力を持て余し、常に鬱屈した表情を見せている男。
    その羅狼も名無しとの決闘ではギラギラした笑みを浮かべています。全身全霊全力で殺し合える相手を見つけた男の歓喜であり狂気だったのかも知れません。
    最後は名無しの生死を曖昧に終わりますが、人を斬った過去に心折れ、けれど終には助けた分だけ救われた彼の物語ですから、生きていても死んでいても最良の終幕なのではないかと思います。

  • とりあえず、犬が無事でよかった。

  • 圧倒的な作画の安定感とアクション。
    とにかく迫力があって息を呑んで鑑賞しました。
    こんなに骨のある戦闘描写は、近年の動画の中でも珍しいと感じます。

  • アクションすんごい。動く動く……映像もきれい。
    そしてなにより飛丸のかわいさがとんでもない。
    ストーリーとしてはいまいち弱かったような気もするけど、
    たぶんそれよりも映像(アクション、動き)を魅せたい為の作品だろうなって印象。
    そしてそれがちゃんと成り立ってる。
    ラストの名無しと羅狼の戦いは何度も見たくなるすごさ。
    あと細かい描写に現実味があったのも没頭しやすくてよかった。
    馬の鞍ってああいう風に準備するんだー。

  • 再鑑賞。容赦なく人が死んでいく展開に虚しくなるかと思えばそうでもない。痛みを感じながら名無しは仔太郎と、痛みを逃れた羅狼は名無しと出会って、どちらも熱く激しく生き方が変わった。己の大切なものと生き方を懸けた二人の激突に只々圧倒される。
    さりげなく心を通わせた相手の危機に必死に助けに向かう…王道な筋書きだけど、いいんだなぁ~これが。犬の飛丸に隠れ演技賞をあげたい。

  • 悪くないです。
    キャラがいい。でも敵が好きじゃないなー
    時代設定とかも悪くない。
    アクションよりも先のことを考えてどきどき。
    ストーリーでちょっとん?ってとこはあったけど主人公の二人がいい。
    最後めっちゃ泣きました。

  • 作画すっげええぇぇ!!!!

    強いて言えば名無しと子供の声が気になってしまった…

  • 戦闘シーンには鳥肌が立つ。
    よくあるストーリーだけど、羅狼がいい味していた。
    腕や首が吹っ飛ぶシーンは丁度いい感じにグロかった。
    名無しの過去が詳しく気になった。
    声に違和感あったけど、ストーリーもなかなか、
    戦闘シーンはとてもよかった。音楽もいい。

  • 「鋼の錬金術師」「交響詩篇 エウレカセブン」のBONESがおくるオ
    リジナル新作の時代劇アニメーション。
    配給元の松竹がプロモーションに消極的だったために
    一部のファンを除くき知名度は低いのだが
    個人的には2007年で最も楽しめた劇場アニメ作品だ。

    萌え、エロ、美少女要素が皆無に等しい為か
    ネット上でもほとんど話題にあがることが無かったが
    反抗的な主人公少年は子供らしくて魅力があるし
    名無しの用心棒とほほえましいやり取りをしていくうちに
    徐々に心を開く展開も、"ありきたり"といえばそうだが
    マニア以外の一般人が観ても素直に楽しめる間口の広さと感じた。

    主人公達を付け狙う「闇の軍団」のキャラクター達も魅力的で
    特に敵軍最強の剣士、羅浪は軍団としての論理より
    だだ「強さ」を求めて剣士としての信念を貫く
    ハードボイルドを地でゆく豪面剣士で
    ラストのバトルがいやがおうにも盛り上がる。

    塔での舞台をした2人の一騎打ちはCGをうまく生かした
    舞台設定で上下左右に立体的なバトルが見ごたえ十分。
    同時期に観た実写作品「スキヤキウェスタン・ジャンゴ」や
    「どろろ」、織田裕二主演の「椿三十郎」より数段迫力があり楽しめた。

    ボンズと言えばスタイリッシュでかっこいいが
    独りよがりな「オシャレアニメ」の制作プロダクションと言う印象だったが
    『ストレンヂア -無皇刃譚-』は変に風呂敷を広げすぎず
    コンパクトにまとめた中にも新しい映像表現も盛り込んだ
    堅実な佳作として広くお勧めしたい。

  • 高校生のときに見たときは名無しは助からない派だったけど今見るとハッピーエンドでも良い気がする。

    人によって結末は違うと思うけど、良い映画何度か見たくなる映画だと思う。

    明夫さん良い演技だわ。最期が切なかった。

    アクションにセンスを感じる。魅せるカットだ。

全54件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]に関連する談話室の質問

外部サイトの商品情報・レビュー

ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]を本棚に「観たい」で登録しているひと

ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ツイートする