不安の種+全4巻 完結セット (少年チャンピオン・コミックス)

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  • 身近に起こりうる恐怖。オチョナンさん怖すぎる!

    L版サイズの『不安の種』の続編。
    内容は短編集でそれぞれの話に直接関係はない。

    異形のものを描くこの画力。鳥肌もの。
    ふとした時に考える日常に紛れた恐怖を見事に漫画にしてあります。誰もが想像した事があるようなリアリティーのある話。
    ホラー映画、漫画は結構観て、読んできましたが、この作品は素直に怖い。そう思える作品。
    あまりメジャーではないのが不思議な程。
    実写映画化などしたら問答無用で観に行きます。映画化期待!

    たかだか漫画が怖いはずがないとおっしゃいますか?夜中、一人で読まない事をオススメします。

    それほどイチオシの漫画です。
    L版サイズ『不安の種』もぜひご一読下さい!

    ちなみにオチョナンさんは記憶に刻み込まれるかのように何度も登場します。忘れかけ頃に出現するので記憶が強化されより印象に残ります。

    オチョナンさんとは何なのか?お楽しみに!


    ________________________________________
    2013年7月21日追記

    上記、希望が叶いました。
    何と実写化されてしまいました。

    現在、レイトショーのみしかも東京、大阪のみです。

    それでも驚き。
    おちょなんさんも実写化成功。おぞましさはそのままにより鮮明に恐怖を植え付けてくれる事でしょう。

    これはメジャーになってきたのか。不安の種シリーズもぜひ続けて欲しい。そう願うばかりです。

    本作を気に入ったなら『後遺症ラジオ』もおすすめ。

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著者プロフィール

中山昌亮(なかやま・まさあき)★漫画家。1966年生。北海道出身。1988年、アフタヌーン四季賞冬のコンテストに入賞後、90年にコミックモーニングルーキーリーグ1号の『いい人なんだけど……』にてデビュー。同年、アフタヌーンに『ランチタイム(後に『フレックスタイム』に改題)』を連載開始。93年、週刊モーニングにてスタートした『オフィス北極星』(原作/真刈信二)がヒット。その後、月刊チャンピオンREDと週刊少年チャンピオンで連載した『不安の種』シリーズでホラー表現の新境地を切り開いた。他の代表作に『PS羅生門』(原作/矢島正雄)、『泣く侍』、『フラグマン』(原作/相場英雄)、『ブラック・ジャック ~青き未来~』(原作/手塚治虫、脚本/山石日月)など。現在はネメシスにて『後遺症ラジオ』と、ビッグコミックオリジナル増刊にて『書かずの753』(原作/相場英雄)を連載中。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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